死海文書とアイン・ガザルの双頭像@ヨルダン国立博物館♪
2026年 02月 18日
ヨルダンではどこに行ってもたくさんの国旗が飾られています。
これを見ると微笑ましくなります。
地元の女子高校生だと思うけどグループで見学に来ていました。
私はヨルダンでどういうわけか若い女の子たちに人気があるようです(笑)。
この時もそうでしたが、若い女の子たち(中学生とか高校生)は私を見ると、いつもニコニコ笑いかけて手を振って「ハーイ」と挨拶してくるのです。
他にも外国人観光客はいるし、今さら東洋人が珍しいわけでもないでしょうに、本当に不思議だわ。
謎です〜
これはシリアの豊穣の女神アタルガティスの女神です。
国立博物館とはいえ、それほど大きくありませんが、ここにはとんでもないお宝が展示されているのです。
死海文書とアイン・ガザルの双頭像です。
ヨルダンは小さな国なのに、本当に、唯一無二のお宝であふれています。
今日は、この2つのお宝を紹介しますね♪


期待が高まります〜
1980年代にアンマン近郊のアイン・ガザル遺跡から出土したもので、その数30体以上もありました。
なんと紀元前7500年頃、新石器時代のものです。
胴体に2つ頭を持つこの人型像が何のために作られたのかはいまだに謎だそうで、研究が続いていますが、埋められた状態で発見されたので、何かしらの儀式に使ったのではないかと推測されています。
死海文書は、1947年頃、死海近くのクムランで、ベドウィンの少年がヤギを追いかけて入った洞窟の中で偶然見つけました。
上記の写真のツボの中に羊皮紙やパピルスに描かれた文書が巻かれて入っていたのです。
その後もその周辺の他の洞窟から多くの文書が発見されています。
また、羊皮紙やパピルスだけでなく、薄い銅板に書かれた文書も見つかっています。
世界最古の旧約聖書やユダヤ教の写本とされ、そこには未知のテキストもあります。
紀元前3世紀から紀元1世紀の間に書かれたものだそうで、20世紀最大の発見と言われています。
当時の宗教的実態(当時の旧約聖書やユダヤ教の実態を知ることでキリスト教の誕生について新事実があるかもしれない)を知る上でも非常に貴重で、どこの国も欲しがり、そのせいで偽物も大量に出回っています。
ちなみにワシントンにある聖書博物館の死海文書は偽物だったことが分かっています。
博物館には、もちろん本物の死海文書が展示されていましたが、死海文書だけは写真撮影が禁止だったため、いくつかのパネルだけアップします。
ローマもそうですが、ヨルダンの遺跡にもネコがたくさんいます。
2025年6月4日、私の著書『ローマ3000年史』(日経ビジネス人文庫)が発売しました♪
この本は、2023年2月に出版した『教養としてのローマ史入門』(世界文化社)を全体的に修正して加筆、改題の上で日経BP社より文庫化されたものです。
先の新ローマ教皇選出についても書いております。
バージョンアップされ、手に取っていただきやすい文庫ですので、皆さま、ぜひお手にとってくださいね♪
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ローマ3000年の歴史を分かりやすく説明しています。イタリア好きには必読!

こちらです。アカウント:Mayumi Ueno(@mayumi_roma)
by mayumi-roma
| 2026-02-18 04:40
| ヨルダン















