10連休狂想曲・・

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夕焼けが、スペイン階段とトリニター・ディ・モンティ教会に反射して、ものすごく綺麗だったのですが、遠くから、しかも携帯からだと、その美しさが全然出ていません。
がっくり~~

さて、今年の日本のゴールデンウィークは、天皇陛下のお代替わりで、なんと10連休になります。
4月27日土曜日から5月6日月曜日まで。
この時期に、東京に暮らす息子がローマに帰省するとずいぶん前から言っていたのですが、チケットを取るわけでもなく、無駄に時間が過ぎるだけでした。
もちろん、高いということは知っていましたが、時間が経てば経つほど、ますます高くなります。

イタリア人気質でギリギリにならないと動かない息子。
私はちょくちょくチェックしていましたが、まったくチケットを取る気配がありません。
2週間前に私が再びチェックしたら、それまでは20万円以下で出ていた中国やアラブ系の航空会社も、50万から60万になっていました(大汗)。
ANAやJALは当然、最初から60万円くらいでしたけどね・・
もちろん、格安のエコノミーのお値段ですよ。
あり得ないでしょう!?
もはや正気の沙汰とは思えません。
いずれにしても、ウチの夫が中国系やアラブ系の航空会社は絶対にダメだという主義なので、これらのチケットを買うようなことはなかったのですけど・・
ちなみに、息子自身はそんなことは気にしませんけどね。
夫、いちいちウザいタイプなんです。

というわけで、もはや、この10日間で東京・ローマを往復するのは完全に無理です。
その前後に有給をとって、少しでも安いチケットを見つけなければなりません。
で、1週間前なら、2日ずらせば、ANAとエール・フランスが30万ちょいであったのです。
それを息子に知らせたのに、まったく動いておらず、昨日、私がサイトを再びチェックしたら、当然、ANAもエールフランスもそのチケットはなくなっていました。
で、もう一度日付を変えて検索したら、KLMオランダ航空と大韓航空がありました(夫は大韓航空もダメだと言いますが無視!彼は日本とヨーロッパの航空会社じゃないとダメだという主義なのです)。
それでも30万ですけどね・・
すぐに買うようにラインをしたのに、それすら見てない息子・・

もう知らないよ~

いくらなんでも、キャンセル不可の格安チケットに支払うお値段は、往復30万ちょいが限度でしょう!
それ以上になるんだったら、ムダ金!
わざわざ10連休にローマに帰らなくてもいい。
帰りたいんだったら、早く動けって話。

ちなみに、10連休中ではなく、日付をずらした検索でアリタリアも30万弱で出てきたのですが・・
これがとんでもない代物で、東京からの行きの便がミラノ経由ローマで、それだけなら別に問題はないのですが・・・
夜ミラノのマルペンサ空港に到着して(当然、飛行機も鉄道もない時間)、翌朝7時の飛行機、それもミラノの別の空港リナーテ空港発のローマ行きに乗り換えるというもの。
これじゃあ、1泊してフレッチャ・ロッサかイタロでローマに行ったほうがまし。
でも、そんなことしてたら、結局はホテル代と高速鉄道代を散財することになるので、多少高くても別の航空会社を使った方がいい・・
アリタリアのミラノ行きなら多少空席があったのでしょうね。
だから、苦し紛れのこんなフライトになったのでしょう。

しかし、この10連休狂想曲、普通じゃありませんね。
いくら需要と供給の法則とはいえ、ここまで値段を釣り上げていいものでしょうか!?
私、ものすご~く呆れたんですけど・・
これって、当たり前のことなのですか?
なんだかお盆の時期より高い気がするのですけど・・
それにしても、こんなに高いチケットを買って旅行をする人が、日本にはたくさんいることにも驚きました。

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by mayumi-roma | 2019-03-05 06:27 | ひとりごと、考えること

上野真弓、ローマ在住の翻訳家&文筆家&ツーリズム別府大使。日々の暮らしや芸術探訪、旅の記録。最新刊は訳書『ミケランジェロの焔』、著書に『教養としてのローマ史入門』、訳書『ラファエッロの秘密』など。お仕事のご依頼はoffice.uenomayumi@gmail.comへ。


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