最高に美味しくて楽しかった夜@カジーナ・ヴァラディエ♪
2018年 10月 12日
日本から大切なお友だちご夫妻がいらっしゃったので、久しぶりに来てみました。
スペイン広場界隈にはたくさんのレストランがありますが、これ!という決定打が少ないので、どこに行くか悩みました。
とても舌の肥えた方たちなので、普通のレストランには行けません。
そこで思いついたのが、こちらでした~
本当は、私の夫も一緒にということだったのですが、この日は夫の仕事が終わるのが20時だったため、交通渋滞のひどいローマでは、下手をすると到着が21時になることも予想されたため、残念ながら夫は来ることを断念しました。
ランチタイムの雰囲気は、また違うので、過去記事は以下からどうぞ♪
ただし、この時は、テラス席がレストランだった時代で、お料理も美味しいけど普通のイタリアンだった頃です。
ちょっぴり優雅なランチ@カジーナ・ヴァラディエ♪
あ、でも、お庭にあるカフェは、リーズナブルなお値段設定ですよ。
夕方5時までの営業ですけど。
この建物は、17世紀からこの地に立っていたものを1816年から1837年にかけてローマの建築家ジュゼッペ・ヴァラディエの設計で改築されたものです。
壁は、フレスコ画で装飾されています。
以前は、この1階がレストランで、上階はレセプションやパーティに使う広間となっていたのですが、最近、方針を変えて、1階にバー、2階がレセプション・パーティ用の広間、3階をレストランにしたそうです。
とにかく、眺めが素晴らしい場所ですから。
写真だと、暗すぎてよく分からないかもしれませんが、ローマの街を見渡すことができて、サン・ピエトロ寺院も見えます。
このテラスではお食事も注文できるので、カジュアルにお夕飯を楽しむ人もいます。
夜遅くなればなるほど多くなるという感じ。
実際、私たちがレストランを出る23時頃、ここを通ったら、満席で賑わっていました。
私たちは、3階のレストランへ♪
もちろん、こちらも展望レストランとなっています。
とっても美味しかったです~
ワインは、ゲベルツトラミネール♪
私は、パルミジャーナのコロッケにブッラータを添えたもの。
パルミッジャーナは揚げたナスとトマトとチーズを幾層かにしてオーブンで焼いたもののことですが、このお皿はそれをコロッケにしています。
ブッラータは、モッツァレッラチーズのようなフレッシュチーズです。
すごく美味しい♪
お友だちは、生ウニとアボカドとパッションフルーツ(写真右端)♪
生ウニは周りに点々と飾ってある部分です。
お友だちのご主人は、ミックスサラダを前菜にしました。
バターとピノーリ(松の実)とサルビアであえたリコッタチーズのラヴィオリにトリュフを乗せたものです。
本日最高の一品でした♪
繊細なお味に香り高いトリュフが最高にマッチしていました。
1人前をお友だちとシェアーしたのですが、こんなに美味しいなら一皿ずつ頼めばよかったね、なぁんて言葉が出てきました♪
私は、カロリーの高い揚げ物好き。
どうしても誘惑に勝てずに、エビとイカと白身魚のフリットを頼みました。
しかし、これもまた、最高に美味しかったのです~
カラッと揚げてあるのはもちろんですが、本当に軽い!
しかも、エビが甘エビだったのです~
ああ、あまりにも美味しい♪
ちょっと他では食べれないフライでした~
子牛のフィレ、生ハム、ポテトのスライス、トリュフ添え♪
素晴らしいプレゼンテーションです。
ザバイオーネクリームの中にスライスされた桃がたっぷり入っていました。
桃は美味しかったけど、クリームはイタリア人好みという感じで、ちょっと甘過ぎかな~
19時半に予約して一番乗りだった私たち。
お喋りがはずんで、あまりにも楽しかったので、なんと23時までいました。
実に3時間半におよぶディナー♪
ワインもけっこう飲みましたが、まったく酔わず・・・
楽しくて美味しいとっても良い時間だったからでしょうね。
こ~んなに素敵なディナーをご馳走になってしまった私。
心からの感謝です~♪
それにしても、casina valadier 、昔は普通に美味しいごく普通のイタリアンだったのですが、かなり洗練されたお料理を提供するようになっていました。
デリケートなお味に見事なプレゼンテーション♪
平日なのに混んでいたので、この作戦は成功のようです。
Casina Valadier
Piazza Bucarest, Villa Borghese
Tel:06.6992.2090
(要予約)
2つのブログランキングに参加しています。クリックして応援してね♪
にほんブログ村
ヨーロッパランキング
私の翻訳三作目「ラファエッロの秘密」は、現在、刊行準備中です。
楽しみにしていてくださいね♪
昨秋刊行された私の翻訳本第二弾、「カラヴァッジョの秘密」(河出書房新社)、全国の書店で絶賛発売中で~す♪ アマゾンはこちら~ 紀伊国屋書店はこちら~
私の翻訳本第一弾、「レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密 天才の挫折と輝き」(河出書房新社)も、あわせてよろしく♪
これまでにないタイプの画期的な本で、レオナルドの人生とその作品のすべてが物語風に分かりやすく綴られています。
by mayumi-roma
| 2018-10-12 06:16
| ローマのグルメ