トホホなイタリアと心電図の顛末。


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ズンバをしているダンススタジオに提出する健康診断書。
必要な心電図をとるのにBIOSという検査専門機関に行ってきました。
車だったら5分の距離なのに・・
公共のバスで行ったら、待ち時間を合わせて50分もかかりました。
いくらなんでも1時間前に家を出るのは早過ぎるだろうと思っていたけど、まぁ万が一ってこともあるからと、早めに出て正解でした・・・
15分間隔で来るべきバスなのに、40分も待ちました。
もともと機能していなかったローマの公共サービス、最近はますますひどい状況になっています。
バスだけでなく、ゴミの収集も滞り、街の汚さはかつてないほどのレベルにまで落ちぶれています。

早めに出たせいもあって、なんとか予約時間の10分前には着いて、手続きと支払い(前払い)に10分かかって、ぴったり予約時間になりました。
が・・・
私の順番になったのは、それから40分後でした・・(やれやれ)

そして、帰りのバスも25分待ちました。
25分ならまだいいほうか・・
と、イタリアに暮らすと、こんな風に感覚が麻痺してきます。

車を使えばいいのかもしれませんが、これがまた別の問題に直面することになるので、結局は同じことなのです。
駐車場がない!
イタリアは路上駐車の国(日中は1時間1ユーロ前後の使用料金)ですが、運よく止められるスペースを見つけるのは大変!
ぐるぐるぐるぐる何度も同じ場所を回りながら、あたりをずう~っと運転。
30分くらいぐるぐる回っても駐車できないこともあります。

それでも、車がないと何もできないイタリア社会ですから、子どもがいた頃は常に車人生でしたし、少々高めのプライベートの有料駐車場にぶち込むことも多々ありましたが、それ自体も非常に少ないのがイタリアです。
本当に大変なのですよ~
車を使うのも、ドライバーのマナーが悪いし、車と車の間をぬうように走るバイクが危険すぎるので、それはそれで大変なストレスなのです。
ちなみに、タクシーは日本と違って流していませんし、呼んでも時間帯によってはなかなか見つからないことが多いのです。
というわけで、今は、子ども関係の雑用もなくなりましたし、我が家は便利な中心部に位置するので、車を使うことは滅多になくなりました。
ただ、時々こうやってバスでしか行けない場所に行かなければならない時が大変で、近場なのにもかかわらず、時間のロスが膨大という結果になってしまいます。

さてさて、心電図ですが・・・
なんと!
異常が見られました。
まぁ、心電図で異常を指摘されるのはよくあることなので、私はまったく気にしていませんが、これでは健康診断書は書いてもらえないので、心臓のエコーをすることになりました。
帰る前に早速予約しましたが、プライベートなので115ユーロなり~

以前は夫のコネがあったので、公立病院で彼の同僚たちが予約なしですぐにやってくれていましたから、少なくとも医療に関しては恵まれた環境にあって、自分だけでなく、お友だちにも頼まれて色々と便宜をはかってあげてもいましたが(残念ながら、人の良さにつけこんで、ただ利用するだけの人が非常に多かったのですけどね)、人間誰でも年をとりますから、今は状況が少し変わってきました。
夫もそうですが、同僚たちも次々に公立病院を引退して、プライベート診療のみの活動にシフトしつつあります。

この国はコネが絶対的にものをいう国なので、その点ではこれから先ちょっと不安です。
やっぱりね、まだ今のうちはいいけど、もっと年取ったら、マジでイタリアでは暮らしていけないと思います(あくまでも私の場合)。
交通といい、医療といい、よぼよぼになってから、こんなことやってられませんもの。

さて、夫が帰宅して心電図を見たら、ものすご~く心配して、まだ病院に勤務している元同僚の心臓の専門医に診てもらうと言い出しました。
そんなに心配するようなことではないと、私は思うのですけど。
心電図をとった医者は、「この異常は、男性なら重大なことだけど、女性の場合は大したことない」などいう思わせぶりなことを言ったので(その時にどういう意味?と聞いたけど教えてくれなかった)、その真意を夫に尋ねたら、「まったく意味が分からない。しかし、そんなことを患者にいうべきではない」と怒っていました。
心臓のエコー、どうなることでしょう!?

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by mayumi-roma | 2018-10-10 05:15 | ローマの日常

ローマ在住33年♪永遠の都からお伝えする翻訳家、上野真弓の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・


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