仲良し三人組の中華ランチ♪
2018年 05月 26日
2003年と2011年に「チャイナ・ゴールド・キッチン・アワード」を北京にて獲得したシェフのお店です(オーナーは別の中国の方)。
「伝統的な中華料理を上品に洗練させる」というのが、このお店のコンセプトです。
イタリアの中華料理は、あり得ないくらいに安過ぎるので、素材に信頼がおけないのですが、このお店ではそんな心配は必要なさそうです。
ものすごく高いわけではありませんが、安過ぎるお値段ではありません。
ただ、安過ぎるお値段の中華に慣れたイタリア人は果たしてここに来るのかなぁ・・という疑問はありますが、ローマでは珍しいタイプの中華料理のお店です。
それにしても、こんなに綺麗で広い中華料理のお店、ローマで初めて見ました。
5月も、もう末・・
6月に入ると、在ローマの日本人たちの一時帰国が徐々に始まります。
仲良しの一人が、6月上旬に日本に一時帰国をするので、その前にランチ会合です♪
すっかり夏のようなお天気になったので、プロセッコを1本頼みましたが、なんと、あっという間に終わってしまって、もう1本。
三人でしたからね~
どちらも美味しかったです♪
おつまみが美味しかったから、ついつい、ぐいぐいとプロセッコが進んでしまったのでしょうね・・
もちろん、お喋りという最高のおつまみも、その要因ですけど。
スパゲッティ・ディ・ソーヤというのは、要するに、春雨ということです。
ビーフンだとお米から作られた麺なので、スパゲッティ・ディ・リーゾになります。
大抵のイタリア人は、中華を食べる時、イタリアンと同じような感覚で、パスタ(もしくはご飯もの)もメインもそれぞれ1皿で注文しますが、日本人の私たちは、1人前を3人でシェアーするので十分です。
ローマの中華は、適当に作りました~という感じで出て来るところが多く、油がギトギトしているし、出来具合いもその時々で変わるのですが、このお店のものは、コンセプト通り、洗練された感じがあります。
もちろんお味も美味でございました♪
まず、海老と野菜の巣ごもり♪
カリカリのタロイモで作った「巣」も食べることができます~
見た目もとても可愛らしいし、食べても美味しい♪
お店のコンセプトを体現した洗練された一品と言えます。
こちらも、とても美味しかったです。
他の中華料理のお店では、帆立という名がついていても、帆立という素材自体が高価であるため、偽物の帆立という場合が多いのですが、このお店のものは、正真正銘の本物でした。
ちなみに、偽物の帆立というのは、カニかまのようなパターンで帆立の香りを付けて形を似せたかまぼこのようなもののことです。
お友だちは、もっとパンチが欲しいと言っていましたが、私は、そう悪くないと思いました。
ローマの中華でこれまで美味しい麻婆豆腐に出会ったことがなかったのです。
それに比べれば、かなり良いほうでした。
でも、麻婆豆腐は自分で作るもののほうが美味しいですね。
お腹いっぱいだけど、せっかくなので試してみたい。
最初は甘過ぎるかな?と思いましたが、中のほうはそうでもなく、ものすご~く美味しいというわけではありませんが、不思議と癖になるようなお味でした♪
ああ~、でも、さすがに飲みすぎちゃった~
いつも、臨機応変におもてなしをしてくれるお友だち。
ありがたいですね~
しかし、私は、さすがに昼間っから飲み過ぎたようで、帰宅すると眠くてたまらなくなってしまって、昨日と同様、携帯でニュースのチェックをしながらソファーに寝そべっている間にウトウト・・
気がついたら夜の7時になっていました。
3人で2本・・・
やはり飲みすぎかしら?
私たちは、決してお酒に強い方ではないのですけど。
それなのに、昼間っからこれだけ飲めるというのは、お互いに完全に気を許しているからでしょうね♪
お食事よりも、言いたい放題のお喋りのほうがとってもとっても楽しかったのでした♪
Dao Restaurant
Viale Jonio 328/330, Roma
(ローマ、チェントロではありません)
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by mayumi-roma
| 2018-05-26 05:11
| ローマのグルメ