私は忘れない!黙祷・・

c0206352_07432181.jpg
3月11日。
今年も、この日がやってきました。
世界中の日本人を深い悲しみと苦しみに突き落としたあの日です。
あの時の気持ちは、決して忘れることはありません。

妹からのメールで大地震と大津波を知って、TVをつけると信じられない映像が流れていました。
胸を締めつけられるような思い・・・
涙が止まらない・・

そして、追い打ちをかける原発事故、爆発、かたずを飲む注水作業・・
その後の錯綜する情報。
もう日本はダメかもしれない・・・
祈るような気持ちと暗い気持ち・・・
泣いてばかりいる私・・・
心配のあまりにヒステリーを起こす夫・・・
まさに悪夢のような出来事が起こったのでした。

息子は大学入学のため、すでに東京にいました。
私も入学式に出席するため1週間後に日本へ出発の予定でした(もちろん予定通りに出発しました)。
ただ、入学式は、あれだけのことが起こったあとで社会の混乱ぶりが激しく、状況を見極めてからということで(入学予定者の中には当然ながら東北出身の若者たちもいましたし、原発事故のこともありましたから)、延期になりました。
それでも、他の大学のように中止にすることなく、1か月後に延期して行なってくれたことに感謝しています。
私はその分、心配の尽きない長い滞在をすることになりましたけど。

あの頃の日本はとても暗くて、希望はないように思われました。
私は、何を見ても悲しくて切なくて、「みんな、何を考えて生きているのだろう?」と行き交う人を眺めていました。

あれから7年経ちました。
被災地の復興も、被災者の生活も、地域によって差はあるとは思いますが、完全に復興するまで、まだまだ応援を続けなければいけません。
原発事故はどうでしょう?
この件に触れることは、できれば避けたいと思っている人がほとんどではないでしょうか!?
忙しさに追われて考える暇がなかったり、底なし沼のような状況を敢えて考えたくなかったり・・
東京オリンピックが決まった時、安倍さんは福島原発事故のことを外国人記者団に聞かれて「under controll」と答えていました。
でも、違いますよね!?
今ではニュースにさえならないけど、まったく収束のめどは立っていませんよね。
それどころか・・・

あの時の教訓はあるのでしょうか!?
あれだけの事故を起こしながら、原発にこだわり続ける理由は?
経済、その一文字なのでしょうか!?
言いたいことは山ほどありますが、今日はやめておきましょう。

3月11日は、あの未曾有の災害に巻き込まれて亡くなった方々を偲び、被災された方々にエールを送り、彼の地のことを思う日ですから。
帰らぬ人となった方々の魂が、どうか安らかでありますように。
黙祷。

2012年12月下旬に息子と二人で被災地の南三陸町を訪れた時のレポートはこちら~
南三陸町へ
南三陸町、その2
仙台、光のページェント
南三陸町、その3
南三陸町、その4
南三陸町、その5
南三陸町、その6

2つのブログランキングに参加しています。
1日1回のクリックが反映されるようになっています。
クリックして応援してね♪

にほんブログ村


ヨーロッパランキング

「カラヴァッジョの秘密」(河出書房新社)、全国の書店で絶賛発売中♪
c0206352_02162930.jpg
アマゾンはこちら~
紀伊国屋書店はこちら~

c0206352_01321892.jpg


私の翻訳本第一弾、「レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密 天才の挫折と輝き」(河出書房新社)も、あわせてよろしく♪

これまでにないタイプの画期的な本で、レオナルドの人生とその作品のすべてが物語風に分かりやすく綴られています。

by mayumi-roma | 2018-03-11 03:46 | ひとりごと、考えること

ローマ在住33年♪永遠の都からお伝えする翻訳家、上野真弓の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・


by mayumi-roma