私の三作目はラファエッロです♪

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ローマ、ボルゲーゼ美術館♪

この美術館は、本当に珠玉の宝石だらけです。
ベルニーニもカラヴァッジョも、もちろん心をときめかせながら見る私ですが・・
実は、私が最も心をはずませ、なおかつ一番緊張するのが、この部屋に入る時なのです。
それは、ラファエッロの絵があるからです。
特に、「一角獣を抱く貴婦人」の前に行く時は、まるで恋する人に逢いに行くかのような気分になってしまうのです。

この写真は、もう3年前のもの。
また、行かなければいけません!

私の翻訳本の第三弾は、ラファエッロの本です。
ローマには彼の傑作が多く残っているので、私にとっては彼もまた、思い入れのある芸術家です。

本当になんと幸運なことでしょう♪
1作目がレオナルド・ダ・ヴィンチ、2作目がカラヴァッジョ、そして三作目がラファエッロと、私の思い入れの強い芸術家ばかりです。
彼らの人生と作品についての本を、続けて出せるなんて夢のようです♪
たとえ翻訳であっても、日本語版は私の作品でもありますから。

今週は邪念が入って気持ち的に執筆に向かう気分になれないことが多かったのですが、それでも、今週自分に課したノルマ(というか目標)は達成しました♪
昨日今日で集中力を発揮して、書きましたとも~
なぁんて、実はすべて計算済みなのです。
うだうだしているようで、心のどこかでちゃんと仕事の段取りを計算しています。
執筆に気分が乗らない時は、資料を読んだり、古語の検索をしたり、決してボーッとしているわけではないのです。

今回もかなりの古語の文章が、そのままの形であります。
歴史的資料をそのまま載せているのです。
イタリア語版は、古語をそのまま載せるだけで現代イタリア語には訳されていないのですが、日本語版ではそういうわけにはいきませんからね。
これは、レオナルドでもカラヴァッジョでも同じでしたが、大変なことなんですよ~(ちなみに一番大変だったのはレオナルドでした)
イタリア人にも分からない文章であることが多いですから。
ラテン語のほうがまだ分かりやすいですね。

今日もラファエッロが書いた手紙の一文があったのですが、なんとなく分かるようで分からない!
夫に聞いたら、「まったく分からない。文法的にハチャメチャだし、ラファエッロはレオナルド以上に酷い文章を書く男だな。」と言っていました。
しかも、その文章にはアスパラガスが出て来るのです。
わたくし、思わずアスパラガスの歴史まで調べてしまいましたよ(笑)。
その検索も少しは役に立ったことを明記しておきましょう。

大変だけど、一冊の本になるという満足感は何にも代えがたいものです。
今は完全に、ルネッサンス期のイタリアにトリップして、ラファエッロと同じ時代を生きているような感覚になっています。
頑張りま~す♪

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私の翻訳本第一弾、「レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密 天才の挫折と輝き」(河出書房新社)も、あわせてよろしく♪

これまでにないタイプの画期的な本で、レオナルドの人生とその作品のすべてが物語風に分かりやすく綴られています。



by mayumi-roma | 2018-02-25 06:26 | 翻訳本のお仕事

ローマ在住33年♪永遠の都からお伝えする翻訳家、上野真弓の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・


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