なんて絵だ!
2018年 02月 21日
なんという絵でしょう!!
天使が宙を飛び回っているではありませんか!
一目ぼれ~~
メロッツォ・ダ・フォルリは短縮遠近法の実践に成功したルネッサンス時代の画家ですが、日本ではあまり知られていないかな?
イタリアでは超有名です。
ヴァチカン博物館の絵画館にある、こちらのダ・フォルリの絵には見覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
もともとは、ローマの12人の使徒教会に描かれていたものです。
これについて書いたブログ記事はこちらです。
12人の使徒教会で驚いたこと←ここをクリック♪
受胎告知です。
こちらも過去記事を書いていましたが、ちょっと探すのが面倒なのでリンクはせず・・(苦笑)
もちろん、ローマの他の場所にも彼の絵は残っていますが、これらの3つが一番行きやすいと思います。
それにしても、冒頭のメロッツォ・ダ・フォルリの絵には心底驚きました。
彼の柔らかな筆致は好みでしたが、短縮遠近法をここまで見事に実践した作品があったとは、まったく知りませんでした。
カラヴァッジョ絡みでロレートという地には興味がありましたが、わざわざ行く必要はないと思っていました。
でも、このフレスコ画は一度見てみたいな~
わたくしはもともとイタリア絵画は専門ではなかったので、レオナルドやラファエッロなどの好きな画家や、誰もが知ってる著名な画家、また、地元ローマの教会やバロック芸術についての知識は豊富だと自負しているのですが、まだまだ知らないことだらけ!
人生、毎日が勉強です。
私の翻訳本第一弾、「レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密 天才の挫折と輝き」(河出書房新社)も、あわせてよろしく♪
これまでにないタイプの画期的な本で、レオナルドの人生とその作品のすべてが物語風に分かりやすく綴られています。
by mayumi-roma
| 2018-02-21 06:26
| ローマの美術・歴史散歩