マルタ騎士団、騎士団長の宮殿♪
2017年 08月 27日
もちろん、ヴァレッタのメインストリート、レプブリック通りにあります。
本で見ていたのと同じ光景が目の前に!
感無量です。
しかし、残念ながら、この宮殿の一番の見所、見事なタペストリーで覆われた会議室は撮影禁止。
ゆえに、皆さまにその素晴らしさをご覧いただくことができません。
歴代のイギリス王室の君主の肖像画がかかっています。
写真奥の玉座は、騎士団長が公式行事に使用したもので、その後、164年間のイギリス統治時代には、イギリス総督が使用し、現在では、マルタ共和国の大統領が使用しています。
騎士団長の側近、近習のことで、騎士団長には16人もの騎士見習いに付き添われていました。
サンテルモ要塞の国立戦争博物館よりずっと良い。
マルタ騎士団の騎士たちの過酷な戦いを想像することができました。
しかし・・・
戦国の世は辛いですね・・・
独特の模様が入っているので一目見て分かりました。
感無量!
フランス出身。1601年から1622年まで騎士団長を務めました。
肖像画ではなく、パネルを撮影しました。
カラヴァッジョが描いたヴィニャクールの肖像画は、パリのルーヴル博物館にあります。
手前がサンテルモ要塞。
町を走る道は縦横直線の交差によって格子状になっています。
ヴァレッタの町全体が要塞化していることが分かりますね。
昔も今も変わらず・・・
神に仕えると同時にキリスト教世界を守るために戦った彼ら。
多くの人が死んでいきました・・・
貴族でもないカラヴァッジョが、その騎士団にどうやって入ることが出来たのでしょう!?
そして、どうして牢獄に入ることになったのでしょう!?
わたくしが翻訳を手がけている10月刊行予定の「カラヴァッジョの秘密」を読んで、その謎を解きましょう♪
楽しみにしていてくださいね♪
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by mayumi-roma
| 2017-08-27 06:56
| マルタ島