
でも、エアコンを入れるほどではありませんけどね・・
なるべく日陰を歩きながらクィリナーレへ・・

うしろに見えるのは、大統領官邸。

スペイン王立コレクションの展覧会をやっています。
カラヴァッジョの作品が1点あるので、行かなければ・・と思っていました。
サロメの主題はあまり好きではないけれど。

入っていきなり最初の作品がカラヴァッジョなの!?
なんと大胆な展示方式でしょう・・
でも、平日のせいか、がら~んとしてました。
そもそも、見ものが、カラヴァッジョとベラスケスとベルニーニ、それぞれ1点ずつですから、それほど注目度の高い展覧会ではないですね。
今年のローマの展覧会は不作~~
行きたいと思うようなものがありません。
この展覧会には、まだ見たことがなかったカラヴァッジョの絵画1点、それに、カラヴァッジョから影響を受けたロ・スパニョレット(ホセ・デ・リベーラ)の絵が数点あることを知っていたので、私には行く価値がありましたけど。


グエルチーノやグイド・レーニの作品も数点ありました。
一時期カラヴァッジョの影響を受けたグイド・レーニの「サンタ・カテリーナ」はなかなか興味深かったです。
暗闇の中から聖女が浮かび上がって神の声を聞いています・・

「左を向いた女の子」と「右を向いた女の子」の絵♪
とっても良く描けていると思います。
かなり気に入りました~
クラウディオ・バリオーネは、カラヴァッジョの熾烈なライバルで敵でしたが、カラヴァッジョ様式に影響を受けた画家です。
ヴァサーリの「芸術家列伝」の次に重要だと言われる(続く時代の)「芸術家列伝」も書きました。
ちなみに、カラヴァッジョとその仲間たちは、名誉棄損でバリオーネとその仲間たちに訴えられています。
私が翻訳中の本にはその詳細は出ていませんが、イタリア語の本で読みました。
まぁ、驚くばかりに低レベルでくだらなく下品なやりとりですが、笑えます。
メインのカラヴァッジョやベルニーニはまた明日~
今日はとっても疲れました・・・
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