ヴァイオリンの買い付け♪
2014年 06月 21日
日本からヴァイオリンの買い付けでいらっしゃったバイヤーさんの通訳をしました。
イタリアのディーラーさんが持ってきたイタリア製オールドのヴァイオリン6点のうち、3点を撮影させて頂きました。
オールドとは言っても、億の値段がつくストラディヴァリほど古いものではなく、1900年代の品物なのですが~
作家の名前はそれぞれ違っておりまして、ヴァイオリンをやっている方ならご存知のお名前だと思いますが~
波紋を呼んでもいけないので、それをここに書くのは控えさせて頂きます。
はぁ・・・(ため息)
これらのヴァイオリンのイタリア国内での価格が100万円単位だということに、死ぬほど驚いてしまった私です~
日本だと、一体いくらのお値段がつくのかしら!?
こういうものは、お値段があってないようなものなのでしょうね・・
イタリア製のヴァイオリンの評価は、現代のものでも、非常に高いそうで・・
イタリアって不思議な国だわ~
建築も含めた全ての芸術分野において、あらゆる面で天才レベル!
個々においては名品と呼ばれるものを生み出す力を持っていて、ブランド力もあるのに・・
しかも、芸術の分野だけでなく、各方面に優秀な人材はたくさんいるのに・・
国となると、なんだか斜陽の一方で・・
ヴァイオリンの音色は美しいですね。
でも、その世界はとても深くて複雑そう・・
バイヤーさんご自身も趣味としてヴァイオリンを弾かれる方なのですが、
そうでなきゃ、こういうお仕事は出来ませんよね・・
ディーラーさんの持ってきたヴァイオリンを1つずつ、調弦しては、試し弾きをされていました。
もちろん、外観もあらゆる方面からチェック~
だから、お取引にすごく時間がかかるのです~
しかし、かなりやり手のバイヤーさん!
百戦錬磨のイタリア人ディーラーに負けていません!
最終的には、良いお取引が出来ました。
私も、知らない世界のお話を色々と伺うことができて、実に有意義なお仕事となりました。
by mayumi-roma
| 2014-06-21 05:16
| 翻訳本、その他のお仕事