コルプス・ドミヌスのお話・・

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霧の中に浮かび上がるオルヴィエートの町♪

これは、ずいぶん前の画像なのですが・・
ちょっと見つけてしまったので、昨日のオルヴィエートつながりで載せちゃいます。

何しろ、いつも必要以上に写真を撮りまくって、整理もせずにそのままなので、SDカードが膨大な数となっているのです~。
私は、データを消去しません。
訳が分からなくなる前に、キチンと整理しなければならないのですが、なかなか・・









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オルヴィエートのドゥオーモ(大聖堂)♪
この日は霧が立ち込めていた晩秋の頃だったと思います・・
無礼講!?
突然、大聖堂の扉が開け放たれたのです。
通常は3ユーロ支払って中を見学出来、しかも内部は写真撮影は不可です。
ところが、時間にして20分くらいでしょうか!?
自由に入場が出来、しかも写真を撮っても良かったのです。
ただし、さすがに、ルーカ・シニョレッリとフラ・アンジェリコの美しいフレスコ画のあるブリッツィ礼拝堂だけは、入れなくしてありました。









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中央祭壇の後陣部分。
聖母マリアの生涯がフレスコ画で描かれています。
ウゴリーノ・ディ・プレーテ・イラリオとピエトロ・ディ・プッツィオが手がけたものです。
その後、ピントゥリッキオらの手で手直しされました。









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コルポラーレ礼拝堂♪
この礼拝堂に、聖体布を納めた聖遺物箱があります。

聖体布とは!?

それでは、「ボルセーナの奇跡」をお話ししましょう。

それは、オルヴィエートの町からさほど遠くないボルセーナの町で起こりました。
1263年のことです。
あるボヘミアの神父が、ミサの時に行われる聖体拝領で、パンとブドウ酒がキリストの肉と血に変わるという「実体変化」の教義に疑いを抱いていました。
この聖体の神秘に疑問を持ちながら、この神父はボルセーナのサンタ・クリスティーナ教会でミサを執行していたのですが・・
なんと、その瞬間、聖体であるパン(実際にはオスティアと呼ばれるお煎餅状のパン)がみるみるうちに肉の塊に変化して血が流れ始めたのだそうです。
そして、その血は、パン(オスティア:聖体)を包んでいた聖体布を赤く染めました。

この話を知ったローマ教皇ウルバーノ4世は、これを公式に奇跡であると認め、1264年に聖体祭(コルプス・ドミヌス祭)を制定したのでした。
そして、この奇跡の聖体布を納めるためにオルヴィエート大聖堂が建てられたのでした。

あ!
もうすぐ、その、コルプス・ドミヌスのお祭りです!
どうしようかな~
行こうかな~









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イポリト・スカルツァの「ピエタ像」(1579年)♪
4つの人物像で成り立ち、それぞれの顔の表現に深いものがあります。

亡くなったキリストの遺骸を支える聖母マリア、
イエスの手に自らの顔をあてて泣くマグダラのマリア、
背後にはニコデモが立っています。


しかし、この日、どうして、突然、このようなこと,無礼講が起こったのか、今だに分かっていないわたくしです。


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ありがとうございました♪
by mayumi-roma | 2013-05-12 22:40 | オルヴィエート

ローマ在住33年♪永遠の都からお伝えする翻訳家、上野真弓の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・


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