検診に行ってきました♪
2010年 02月 05日
婦人科の検診に行ってきました~
例年、12月に、プレゼントを持ってクリスマスのご挨拶をするついでに検診もしてもらうのですが、去年はあまりにも慌しかったので、とりあえず電話でのご挨拶だけにして1月に伺うということだったのですが・・
1月に入ってからもガタガタしていたので、結局2月になってからの、こんなに遅い訪問になってしまいました。
季節外れのクリスマスプレゼント♪
12月に入ってすぐに、用意だけはしていたんですけど・・
先生にはフェラガモの新作の香水、奥様にはエルメスの香水「24 FAUBOURG」を♪
アポイントは夕方の18時半だったので真っ暗です♪
入ってすぐの受付。
秘書がお休みだったので、アパートの管理人が案内してくれました。
だから、写真を撮っちゃった♪
この写真を見ると、日本の方は不思議に思うかもしれませんね。
普通のアパートの中に婦人科の医者がいるの!?って・・
イタリアの医療システムは、日本とは全く違います。
健康保険は当然加入することが義務付けられていますし、それを使えば公立の病院はわずかな差額金を払うだけで、無料に近いサービスが受けられます。
いわゆるホームドクターは完全に無料です。
一瞬、天国のように思うかもしれません・・
でも、大きな都市であればあるほど、公立の病院は上手く機能していないのです。
コネがあれば別ですが、そうでなければ、検査一つをとっても数ヶ月待ちという状態になるし、設備の面でもプライベートにはかないません(あくまでもローマの場合)。
だから、プライベート診療にかかる人が多いのです。
いわゆる自由診療に当たるので、特に手術、入院となると莫大なお金がかかります。ただし、技術、サービスともに最高のものが受けられますが・・
そして、プライベート診療をしているお医者様は、普通のアパートにStudio(ストゥーディオ:診療所)を構えながら、プライベートの病院(自分のものではない)とタイアップするわけなのです。
もちろん、そういうお医者様もプライベート診療はあくまで空き時間に行い、大抵は公立の病院にも勤務しています。
私の先生もローマ大学医学部の大学病院(立派そうに聞えるでしょうが設備と環境はひどいものです)の教授なのですが、私はプライベート診療を使っています。
実は、私は、最初の子どもを生むことが出来ませんでした。
特殊な子宮外妊娠で、生命を落としかけたのです。
救急車で運ばれ、緊急輸血をしながらの緊急手術・・
誰もが助からないと思ったそうで、生きているのが不思議だと言われました。
しかしながら、これはプライベートでかかっていたからこそ助かったのです。
もし、普通の救急病院や公立の病院に運ばれていたら、確実に死んでいたでしょうね・・
救急車は、自宅に一番近い公立の救急病院に運ばなければいけないという規定があったのですが、夫が自分が責任を取るからと説き伏せ、プライベートの病院に運んでもらったのです。
既に先生に連絡を入れていたので、朝の6時にも関わらず、プライベートクリニックは万全の体制で輸血用の血液と最高の手術スタッフを揃えていたのです。
まぁ、そういう経緯もあって、先生と奥様にはクリスマスプレゼントを毎年贈っているわけです。
生まれてこなかった子の年を数えても仕方ないでしょうけど、やっぱり数えてしまいます・・
なんだか重い話になりましたね。
例年、12月に、プレゼントを持ってクリスマスのご挨拶をするついでに検診もしてもらうのですが、去年はあまりにも慌しかったので、とりあえず電話でのご挨拶だけにして1月に伺うということだったのですが・・
1月に入ってからもガタガタしていたので、結局2月になってからの、こんなに遅い訪問になってしまいました。
季節外れのクリスマスプレゼント♪
12月に入ってすぐに、用意だけはしていたんですけど・・
先生にはフェラガモの新作の香水、奥様にはエルメスの香水「24 FAUBOURG」を♪
アポイントは夕方の18時半だったので真っ暗です♪
入ってすぐの受付。
秘書がお休みだったので、アパートの管理人が案内してくれました。
だから、写真を撮っちゃった♪
この写真を見ると、日本の方は不思議に思うかもしれませんね。
普通のアパートの中に婦人科の医者がいるの!?って・・
イタリアの医療システムは、日本とは全く違います。
健康保険は当然加入することが義務付けられていますし、それを使えば公立の病院はわずかな差額金を払うだけで、無料に近いサービスが受けられます。
いわゆるホームドクターは完全に無料です。
一瞬、天国のように思うかもしれません・・
でも、大きな都市であればあるほど、公立の病院は上手く機能していないのです。
コネがあれば別ですが、そうでなければ、検査一つをとっても数ヶ月待ちという状態になるし、設備の面でもプライベートにはかないません(あくまでもローマの場合)。
だから、プライベート診療にかかる人が多いのです。
いわゆる自由診療に当たるので、特に手術、入院となると莫大なお金がかかります。ただし、技術、サービスともに最高のものが受けられますが・・
そして、プライベート診療をしているお医者様は、普通のアパートにStudio(ストゥーディオ:診療所)を構えながら、プライベートの病院(自分のものではない)とタイアップするわけなのです。
もちろん、そういうお医者様もプライベート診療はあくまで空き時間に行い、大抵は公立の病院にも勤務しています。
私の先生もローマ大学医学部の大学病院(立派そうに聞えるでしょうが設備と環境はひどいものです)の教授なのですが、私はプライベート診療を使っています。
実は、私は、最初の子どもを生むことが出来ませんでした。
特殊な子宮外妊娠で、生命を落としかけたのです。
救急車で運ばれ、緊急輸血をしながらの緊急手術・・
誰もが助からないと思ったそうで、生きているのが不思議だと言われました。
しかしながら、これはプライベートでかかっていたからこそ助かったのです。
もし、普通の救急病院や公立の病院に運ばれていたら、確実に死んでいたでしょうね・・
救急車は、自宅に一番近い公立の救急病院に運ばなければいけないという規定があったのですが、夫が自分が責任を取るからと説き伏せ、プライベートの病院に運んでもらったのです。
既に先生に連絡を入れていたので、朝の6時にも関わらず、プライベートクリニックは万全の体制で輸血用の血液と最高の手術スタッフを揃えていたのです。
まぁ、そういう経緯もあって、先生と奥様にはクリスマスプレゼントを毎年贈っているわけです。
生まれてこなかった子の年を数えても仕方ないでしょうけど、やっぱり数えてしまいます・・
なんだか重い話になりましたね。
by mayumi-roma
| 2010-02-05 06:33
| ローマの日常