チヴィタ・ディ・バーニョレッジョへの行き方♪

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死にゆく町、チヴィタ・ディ・バーニョレッジョ♪
この写真は、ベルベデーレ(見晴台のある公園)から撮ったものです。
このベルベデーレから階段を下りると、チヴィタにかかる橋の近くまで行けます。




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チヴィタへの入村料は1.50ユーロです。
橋の入り口にあるインフォ・ポイントでチケットを買います。
しかし、この橋、行きは15分くらいかかるかなぁ・・
帰りは下り坂なのでラクですけど。



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町の中心、サン・ドナート広場♪
年に2回開催されるラ・トンナータと呼ばれるロバの競技を2日後(6月4日の日曜日)に控えて、お祭りムード満載でした~




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チヴィタはもの凄い数の観光客でいっぱいで、ちょっと興ざめしてしまうほどでした。
ほとんどがイタリア人!
人が入らない写真を撮るのはほぼ不可能でしたが、ここだけは撮れました~!
銀木犀の木がたくさんあって、良い香りが漂っていましたよ。




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ちょっと下まで降りてみる・・





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チヴィタ・ディ・バーニョレッジョへの行き方ですが、車で行くのが一番です。
いくら小さな小さな町とはいえ、駆け足で行くよりは、ゆっくり滞在して、ご飯を食べないまでもワインの一杯くらい、もしくはジェラートを楽しみたいではないですか~!

そういう点では、ローマからの日帰りツアーは便利ではあるけれど、滞在時間が1時間にも満たないので(橋の往復だけで30分はつぶれますし)、私はあまりお勧めしません。

なんといっても、一番いいのは車!
でも、日本からの旅行の方は、専用車を使うと高いし、レンタカーを借りて運転するのは怖いと思われるでしょうね。
4人くらいいれば専用車でもいいかもしれませんけど、

公共の交通機関を使う場合は、列車とバスを使うしかありませんが、日本のように、多くの本数が出ているわけではありませんから、時間のロスも大きいですし、バスはチヴィタまで行くわけではなく、一つ手前のバーニョレッジョの町までしか行かないので、そこから、徒歩か無料のミニバスに乗ってチヴィタのベルベデーレまで行くことになります。
無料のミニバスは結構出ています。
ただし、ベルベデーレから、さらに下に降りて、それから橋を渡るわけですから、かなり時間がかかることを見込んでおいた方がいいと思います。





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夜8時でも、こんなに明るい!
チヴィタをあとに・・

さて、ローマから公共の交通機関で行きたい方のために、今現在の時刻表を調べてみました。

テルミニ駅からオルビエートまで(日帰り前提でお昼までの列車のみ記載)
普通快速列車で1時間15分から1時間30分、片道7.80ユーロ
テルミニ オルビエート
6:03-7:20
7:28-8:43
10:30-11:43(これはインターシティなので片道17.50ユーロ)
13:00-14:20
13:28-15:35

オルビエートーテルミニ(日帰り前提で夕方からの列車のみ記載)片道7・80ユーロ
15:25-16:56
17:25-18:50
19:29-20:42(インターシティなので片道17.50ユーロ)
19:38-21:25
21:25-22:56

交渉次第では、オルビエートの駅前からタクシーに乗って、1時間待機してもらって、再びオルビエートに戻るという方法もあります。
100ユーロくらいみておけばいいと思います。

オルビエートからのバス
Cotralという青いバスがオルビエート駅前のケーブルカーの入り口そばから出ています。
日曜日は運航していません。
切符は駅のBARで売っていますが、いくらは知りません。多分片道3ユーロくらいなのではないかと思います。
往復を買っておいたほうがいいでしょう。
しかし、時刻表はかなり悲惨な状況・・・
電車と時間とうまく合わないのです。

Orvieto Scaloオルビエート・スカーロ・・・Bagnoregioバーニョレッジョ(チヴィタの手前の町まで。そこからミニバスか徒歩)平日と土曜日の時刻表、日曜日は運休。
6:30・・・・7:15
7:35・・・・8:10
8:00・・・・8:45
13:00・・・13:45
14:10・・・14:55
15:55・・・16:34
17:50・・・18:50
18:30・・・19:15

バーニョレッジョ・・・オルビエ―ト・スカーロ(早朝の便、遠回りの便は省略)
9:55・・・・10:35
9:56・・・・10:36
13:00・・・13:40
14:40・・・15:25(土曜日は、14:25→15:10と14:50→15:45)
17:25・・・18:05(最終便)

2017年6月現在の時刻表を調べましたが、変更もあり得るので、必ずご自分で確認されるようにしてくださいね。
私が責任を持つことはできませんので、あしからず。

チヴィタについての過去記事はたくさんあります。
チヴィタのカテゴリーからどうぞ。
とりあえず、前回(2年ほど前)のチヴィタの記事は以下にリンクを貼っておきます。

チヴィタ・ディ・バーニョレッジョ
素朴で可愛いチヴィタ・ディ・バーニョレッジョ
お気に入りのレストラン@チヴィタ・ディ・バーニョレッジョ
チヴィタ・ブランドの香水と石けん♪


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# by mayumi-roma | 2017-06-05 05:56 | チヴィタ・ディ・バニョレッジョ
洞窟レストラン@ルブリアーノ♪
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チヴィタ・ディ・バーニョレッジョを真横から見たところ~
右側に橋が見えるのがお分かりでしょうか?
渓谷を挟んだ向こう側のルブリアーノの町からチヴィタを見るとこんな感じです。
緑に覆われているので、また雰囲気が変わります。




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ちなみに、この写真は、チヴィタ・ディ・バーニョレッジョ側からルブリアーノの町を見たところです。
渓谷で隔てられているのがよく分かるでしょう?





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ルブリアーノの町も、町の端っこは断崖絶壁的な様相を見せていますが、チヴィタとの違いは、こちらはあくまでも陸地側であることです。
チヴィタは陸の孤島ですね。





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ルブリアーノの町にとっても素敵な洞窟レストランを見つけました♪
大昔からオリーブオイルの搾油場だった洞窟をレストランにしています。
その名も、イル・フラントイオ(搾油場という意味)♪

このレストランが大ヒットだったんです~
洞窟の内部はいくつもの大きな部屋に分かれていて、炭火焼の大きな釜もあります。
お店のスタッフはとても優しいし、お食事も美味しく、お値段も信じられないほど安いのです。
田舎には、時々、驚くほど安くて美味しいレストランがありますね。
ここは、その典型でした。




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しかも、もともと洞窟だったので、すっごく涼しいのです~
冷房なくても、ひんやり~





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さすがの量ですね~
これ、日本だったら二人前以上の量です。
私が頼んだのは、フラントイオ風ウンブリケッリ♪
ウンブリケッリはこの地方独特の太い手打ちパスタで、頬肉のベーコンとパキーノ・トマトとルゲッタと塩味のリコッタチーズであえたもの。
すっごく美味しい!
家でも真似できそうです。
夫は、イノシシの肉のラグーソース(私はジビエは苦手)。






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セコンド~
炭火焼の牛肉とつけあわせのグリルのお野菜。
これで一人前ですが、さすがに絶対に無理なので、夫とシェアーして食べました♪
お肉自体が美味しいのと、炭火焼であることで、お肉は最高に美味しかったです~
パキーノ・トマトとルゲッタは、何にでも合いますね♪

地元のワインが美味しくて~
若いワインですが、酸味が少なく(私は酸味が嫌いなんです)、軽くて飲みやすいのです。
ワインも、高いものだけがいいのではなく、こういう素朴な地元のワインも日常的に飲むのにはいいですね。
とってもとっても気に入りました♪

オルビエートもチヴィタ・ディ・バーニョレッジョもそうですが、このあたりは、オリーブとブドウの畑がたくさんあって、オリーブオイル、ワインとも名産となっています。
しかし、これら2つは、都会以外は、イタリアのどこに行っても名産品のような気がしますが・・・(笑)





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最後にもう1枚、ルブリアーノから眺めるチヴィタ・ディ・バーニョレッジョの写真を♪

なかなか、こんなとこまで行かれる方はいないでしょうが、念のため。
レストランの名前は「Il frantoio」
住所は分かりませんが、Lubrianoの町の中心、ベルベデーレ(見晴公園)に行けば、看板が出ています。
絶壁沿いにあります~

ローマから高速道路でオルビエート下車、
LUBRIANO方面へ。
オルビエートから20分くらいです。

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# by mayumi-roma | 2017-06-04 02:48 | チヴィタ・ディ・バニョレッジョ
久しぶりにチヴィタ・ディ・バーニョレッジョへ♪ sanpo
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連休初日♪
久しぶりに夫とチヴィタ・ディ・バーニョレッジョに行ってきました~
2015年の8月、まだ大学生だった息子が夏休みで帰省した時に家族三人で行ったのが最後だから、ほぼ2年ぶりです。

チヴィタ・ディ・バーニョレッジョは、まだ訪れる人もいない頃(1985年)に友人たちと訪れて以来、私の大のお気に入りの場所なのです♪
写真は、ベルベデーレから撮ったもの。

今日は、昼食は別の場所でと考えていました。
チヴィタはシーズン中で混んでそうだし、お気に入りの同じところに行くという習性のある私は、いつも同じところにしかいかないので、たまには新規開拓しようと思って・・・
これが大ヒットだったんです♪
詳しくは、また後日・・
楽しかったけど、帰宅が夜の10時半となって、ものすご~く疲れましたので・・。





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何しろ、連休初日とあって、高速道路は大渋滞!
でも、ローマからそんなに遠くないので何とかランチタイムにはチヴィタの近くの町に着きましたけど~






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しかし、チヴィタの混雑ぶりには目を見張るばかりです。
中国人が多いと聞いていたのだけど、いわゆる団体客は午前中に1時間くらい来るようなので、私が行った午後には、中国人も日本人も団体客は皆無でした~
個人的に来ている日本人の方は少し見かけましたけど、訪問者はほぼ全員イタリア人!!
最近、イタリアの雑誌やテレビのコマーシャルにもよく登場するので、イタリア人の間でも、なんだかすごいブームになっているようです。

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# by mayumi-roma | 2017-06-03 06:31 | チヴィタ・ディ・バニョレッジョ
ズンバのあとは日本食ランチ♪


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スペイン階段♪
今日のローマも暑かった~





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木曜日はズンバ♪
写真で見て分かる通り、扇風機もついているし、一応エアコンも軽く入っていますが、激しく身体を動かすので、これから本格的な夏に入ると、いったいどうなるのだろう・・って感じです。






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レッスンが終わって、時間のある人たちだけで、ランチに行きました♪
今日の気分は、断然、日本食でした~
HAMASEIへ♪






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今日は6人でランチ♪
お刺身定食5人、焼き魚定食1人、アイス緑茶、アイスほうじ茶(有料です)を頼みました♪
ちなみに今日の焼き魚はサバでした。
HAMASEIのランチは4種類あって、15ユーロ均一です。
アイスの日本茶は2ユーロ。






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あ~、日本食って、なんておいしいのでしょう!
自宅でなんちゃって日本食は毎日食べていますが、やっぱり違いすぎます~(笑)
日本食の良いところは、量がほどよいところですね。
イタリアンみたいにド~ッと量がないので、お腹はいっぱいになるけど、パンパンにはならない。
お刺身、おいしかった~♪

ズンバのメンバーたち、前から何となく顔は知っていたけど・・という方たちなのですが、こうして時々ランチをすることで、お互いを知れて、お話することができて楽しいです♪

さて、イタリアは明日の金曜日から3連休で~す。

そうそう、それから、ローマの「ビストロ64」の能田耕太郎シェフが、今週土曜日、6月3日午後7時半から、NHK,BSプレミアムの「星付きシェフからの招待状」というドキュメンタリー番組(90分)に出演します。
案内人は岸恵子さん。
ヨーロッパでミシュランの星を取った5人の日本人シェフのドキュメンタリー&物語です。
日本にお住まいの方は是非見て下さいね♪

HAMASEI
VIa della Mercede 35/36
スペイン広場近く
月曜定休日

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# by mayumi-roma | 2017-06-02 05:44 | ローマのグルメ
「カラヴァッジョからベルニーニへ」展♪
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「カラヴァッジョからベルニーニへ スペイン王立コレクション」展の開催されているスクデリア・デル・クィリナーレの2階の窓から見えるクィリナーレ広場♪
上から見下ろすのもなかなかいいものですね。





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カラヴァッジョの「サロメと洗礼者聖ヨハネの首」♪

カラヴァッジョは素描しない画家です。
下絵すら描かずに、モデルを前に直接カンヴァスに描いていく作家でありました。
気に入った同じモデルを使うことがよくあったので、どこかで見たことのある顔。
老婆もサロメも、カラヴァッジョの他の絵で見たことのある顔ですね。
こういうのを探すのも楽しい♪
そして、旧約聖書の物語を、古代ではなく、カラヴァッジョの時代の当世風の人々として描いているところが、カラヴァッジョらしいですね~

私は斬首がテーマの絵は好きではありませんから、カラヴァッジョとはいえ、特に見たいと思っていた絵ではありませんが、せっかくローマに来たのだから見に行かないとね♪
きしくもカラヴァッジョの本の翻訳をしているところでありますし。
あ、でも、この絵については書かれていませんよ~

宗教的モチーフが芸術になったヨーロッパでは、洗礼者聖ヨハネという重要な聖人を扱う作品は多いですね。
サロメの物語が有名になり過ぎたってところもあるのでしょうけど。

夏に訪れるマルタ島も、カラヴァッジョの「聖ヨハネの斬首」を見るのが第一目的なのですが、何度も言うように、斬首のテーマは好きではないわたくし・・・
個人的嗜好で言えば、是非とも見たい作品ではないのです。
けれども、カラヴァッジョは好きな画家ですし、この作品が大傑作だという美術史家も多いので、やはり見ておかなければいけないな~と思って(笑)。

ちなみに、サロメとヨハネの首を描いたもので、私が唯一「美しい」と思えて好きだと言えるのは、ローマのドーリア・パンフィーリ美術館にあるティツィアーノのものです。
ドーリア・パンフィーリ美術館の記事は過去記事にたくさんあります。
一番最近のものはこちら~
カラヴァッジョ@ドーリア・パンフィーリ美術館
インノケンティウス10世@ドーリア・パンフィーリ美術館




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ベラスケスの「ヨセフのトゥニカ(衣服)」♪

これは、旧約聖書の創世記の中のお話です。
バロック時代の絵は、やっぱり聖書なしでは理解できないテーマが多いですね。
あ~、気が遠くなるほど長く複雑なお話なのですが、絵に関わる部分だけを端折って説明します。

ユダヤの祖、ヤコブの11番目の息子、ヨセフは父親に一番かわいがられていました。
後妻のラケルとの初めての子、年を取ってからできた子どもだったからです。
ヤコブはヨセフにだけ丈の長い極上のトゥニカ(衣服)を与え、兄弟たちは嫉妬に狂います。
そして、ヨセフが自分の見た夢(兄弟たちが自分にひれ伏すという夢)を話したため、ついに・・・
兄弟たちは、ある日、ヨセフを井戸に落とし(本当は殺そうとしたけど一人の兄弟に阻止される)、その後、奴隷商人に売り飛ばします。
兄弟たちは、ヨセフの長い丈の素晴らしいトゥニカ(衣服)を奪って、そこに羊の血を塗り、父親のヤコブに、「ヨセフは獣に襲われて死んだ」という話をします。

はい、この絵の場面が、まさに、その血に染まったヨセフのトゥニカ(衣服)を父のヤコブに見せているところなのです・・・
父ヤコブが驚きと悲しみのあまり、のけぞっています。

絵の中の犬が可愛い♪
これだけで、ぐっと親近感が増しますね。
遠近法は、市松模様のような床で表わしています。

ベラスケスといえば、「鏡のビーナス」や「ラス・メニーナス」や絶筆の「マルガリータ王女」などの作品を思い浮かべますが、私的には、ローマの、またしてもドーリア・パンフィーリ美術館にある「教皇インノケンティウス10世」が最高傑作だと思います。
肖像画でこれほど人間の中身を表現し得るのかと、感嘆に値する作品だと思います。


ちなみに奴隷として売られたヨセフはその後どうなるのかといえば、賢さもさることながら、予知夢を見たり、他の人の夢の解釈ができることから、どんどん出世していき、ついにはエジプトのファラオの右腕にまでなります。
そうして、ユダヤの地の大飢饉を救い、兄弟とも和解し、父親とも感動の再会を果たします・・

ああ、疲れた・・・




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ベルニーニの唯一のブロンズ作品です。
当時、スペイン王直々の依頼だったのにかかわらず、エスコリアル宮の礼拝堂に飾られたあと、すぐに別の作家のものと取り替えられました。
王様、気に入らなかったのかな?

十字架がないと、ちょっと間抜けな感じに見えなくもありません。
失礼な表現でごめんなさい。

確かに、ベルニーニは大理石のほうがずっといいように思えます。
胸部だけの肖像彫刻は別にして、静より動を表現する時にその能力が最大限に発揮されるような気がします。
その方が難しいのですけどね。




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このベルニーニの十字架上のキリストは、横から見たほうが断然良いことに気がつきました。
気がついてよかった~

本当は、とっても面白い絵があったので、そちらもご紹介しようと思いましたが、この時点ですごく疲れてしまいましたので、今日はこの辺で。

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# by mayumi-roma | 2017-06-01 05:14 | ローマの美術散歩
  

ローマ在住32年♪永遠の都からお伝えする私(上野真弓)の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・
by mayumi-roma
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