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3月11日、ミトライの彫刻とともに祈る・・・

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ローマ、サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会にある「洗礼者聖ヨハネ」By イゴール・ミトライ。

3月11日、今日は東日本大震災の追悼記念日です。
あれから6年・・・
東日本は、まだまだ完全に復興したとは言えない現状です。
ましてや、最近では話題にも出ませんが、福島原発の廃炉への道も困難を極めていますし。
言いたいことはたくさんありますが、我慢します。

ふと、この日には、ミトライの彫刻がピッタリだということに気が付きました。
イゴール・ミトライはポーランドの現代彫刻家で、私の大好きな芸術家です。
彼の彫刻の特徴は、いつも包帯が巻かれていることです。
彼にとって、包帯は生き延びることのシンボルであるそうです。
苦しみ、傷つき、閉じ込められた良心を表わしているのだそうです。

あの震災(津波)で生き延びることができなかった人々を追悼すると同時に、生き延びることのできた方々を応援する気持ちを、ミトライの彫刻とともに祈る私です。

追記です。
3月11日に、Yahoo! JAPANで「3.11」というキーワードで検索すると、検索された方一人につき10円が、東北復興にたずさわる団体に寄付されます。
皆さまも是非♪

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by mayumi-roma | 2017-03-11 06:53 | ひとりごと、考えること
フレッシュミントティー@ミニミニ福岡会♪
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三寒四温♪
昨日までローマは風が強くてとても寒かったのですが、今日は春の陽気でした。
こんな風にお天気がころころ変わると、気温差も激しくて、どうしても風邪を引きやすくなります。
体調管理に気をつけなきゃ~♪

さて、今日は、ご近所に引っ越してきた日本の方とお茶をしました。
しかも福岡から!
福岡は私の出身地で小学校2年生まで暮らしていました(現在の私の実家は温泉地の別府ですが)。

そもそも、1月にローマで偶然出会ったのがきっかけでした。
偶然の出会いは、偶然ではなく必然だったのでしょう。
でなければ、こういう展開にはなりませんよね。
写真は、近所のお気に入りカフェです♪




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可愛い雑貨も置いてあって、ウチの近所では一押しのカフェです。
今日は珍しく、人があまりいませんが、とても人気のあるお店なんです~




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こちらのソファ席には行かず、テーブル席にしました。





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私は、フレッシュ・ミントティーにしました♪
美味しい♪
最近は、ローマでもパリと同じようなフレッシュ・ミントティーを楽しめるところが増えています。
ミントの葉っぱがたくさんあれば、自宅でも簡単に出来そうですね。
でも、ここのは特に美味しいのです♪
しょうがも入っているのですよ~

ローマに九州出身の人ってどれくらいいるのでしょう!?
以前、ローマの日本人美容室ヤンクスのユキさんが、「九州会、作りたい!」って言っていたことがあるけど、本当に作りたい気分です。
私のご近所にも、福岡人が越してきましたし♪
というわけで、ミニミニ福岡会お茶編でした~
ローマに来たばかりで、期待と不安でいっぱいだと思いますが、ローマで怒りながらも(笑)、楽しい毎日を送ってほしいです♪


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by mayumi-roma | 2017-03-10 07:16 | ローマのカフェ&ティールーム
百均の優れもの♪
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日本の百均はますます進化していますね。
「これが100円!?」と驚くような商品が満ちあふれていて、何か一つ、例えば、息子のマンションの掃除用にぞうきんを買いに行ったつもりなのに、売り場が広いこともあって、色々なものが目について、ついつい必要でないものも買ってしまいます。
それでも、「こ~んなに買っても、この値段!?」なのですけどね。

写真は、お友だちに勧められて買った「かかと つるつる」♪
クリーム(安いものでよい)を塗ってこれを付けると、かかとがつるつるになるのだとか・・
ただし、何回か使ううちに当然破れてしまうので、何枚も買ったほうがいいと言われたのですが、とりあえず、お試しに少しだけ買ってみました。
とはいえ、まだトライしていないのですけどね。
夏には必須のアイテムですね♪

一口に百均と言っても、様々な系列のお店があります。

これを買ったのは、左側が「SERIA」、右側は「DAISO」だったか「二束三文」だったか、よく覚えていません(笑)。
「CAN DO」は、近くになかった・・・





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もう一つ、とっても気に入ったのが、左側の「もちレンジ」♪
私はおもちが大好きなのですが、これを使うと1分半で、おもちが出来立てのほやほやになるんです。
実家に滞在していた時に活用していて、あまりに便利だったので、使っていたのは母のために置いてきて、ローマ用に新しいのを買ってきました。
おもちも1袋持ってきたのですが、いまだ使わず、いまだ食べず・・

日本に一時帰国すると、うきうきであれもこれもと買ってくるのですが、どうしてなのでしょう、ローマの空気のせい?
意外と食べたくならないのです~

百均では、シリコンのミニケーキ型がたくさん売っていて、そんなものは普段作らないのに、ついつい買い込んでしまったわたくし。
ご丁寧に、ホットケーキミックスやゼリエースなんかも買ってきてしまいました。
賞味期限までに使うことを祈るばかりです。


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by mayumi-roma | 2017-03-09 08:19 | ローマの日常
至福のお呼ばれランチ会♪
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今日は、大好きなお友だちがランチにお招きしてくれました♪
いつ来ても、ミニマルで洗練された素敵なお宅ですが、今日はいつもとちょっと違う雰囲気?






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そう、いつもは、スーパーアッティッコ(最上階のテラスという意味です)に飾られている盆栽という名の芸術品の数々が実内に飾られてあったのです~

ローマは昨日(火曜日)の夜から嵐のような強風と雨に見舞われていました。
今日も風が強くてとても寒かったのです。

ですので、大切なこの子たちが危険にさらされないように室内に移していたのでした。
植物だって生きているのです。
人間に対するのと同じ愛情をこめて育てているからこその美しさです。
写真は、樹齢100年以上の松の木です♪
いつもながらに美しい♪






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綺麗にセッティングされたテーブル♪
白は美しく洗練された色ですが、汚れやすいのも事実。
それなのに、テーブルクロスに白を使うところが彼女らしくて、潔い♪





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お料理はプロ級の腕前のお友だち♪
そんじょそこらのレストランよりもはるかに美味しいのです。
いつも、驚くような素晴らしいお料理でおもてなししてくれます。
ちょっとしたお祝い事があったので、シャンパーニュ(ヴーヴ・クリコー)で乾杯です♪



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北海道直送のイクラを使ったファンタジーあふれるお寿司♪
右側に添えたスプーマもお手製♪
スプーマを少しずつ使って頂くお寿司は、まさに和食とイタリアンの融合♪
絶妙なハーモニーの上品な美味しさです。
そもそも、素材がすべて一流ですからね~

N.B. 写真を真上から撮るべきだったと反省しました。
アボカドが隠れてしまって、美しい色合いがよく分かりません(泣)。





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メインも春らしい一品♪
旬のタケノコも日本より直送です。
新鮮な素材を最大限に生かしたお料理で、頂く前にかけてくれる白だしが優しいお味を演出してくれます。
これもまた、彼女のお得意の和とイタリアンの融合です。
オリジナルのフュージョン料理♪
信じられないことですが、お料理は一度も習ったことはない彼女です。




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デザート♪

お料理が美味しかったのはもちろんですが、何よりもお喋りが楽しい私たちでした♪
なぜって、本日のメンバーは、私が心から信頼して大切に思っているお友だちでしたから。
私たちは、隠し事もないし、思ったことを何でも言えるし、「隣の芝生は青く見える」的な思考が一切ないから。
あ~楽しかった~♪
話し足りない・・と、後ろ髪引かれる思いのところでお開きにするところが、またいいのでした~


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by mayumi-roma | 2017-03-08 07:18 | お呼ばれ&自宅でお食事
東日本大震災復興支援イベント@ローマのお知らせ♪

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今年も、もうすぐ3月11日がやってきます。
世界のどこにいても、日本人として決して忘れてはならない日。

というわけで、今年も、「ローマから東北を応援する会」主催の東日本大震災復興イベントがローマで開催されます。
日本食や雑貨などの販売、武道デモンストレーションや写真展など、さまざまな催しがあります。
ロッテリア(様々な商品が当たる宝くじのようなもの)もあります。
私、去年、お酒が当たったんですけど、交換しないままに終わりました・・
その場では気がつかず、家に帰ってチェックしてたら当たっていたのですが、受け取りに行かなかったんです(汗)。

復興支援イベントは、3月12日、日曜日、午前11時開場。
場所は、Via Bixio 85 にあるイタリアの小学校です。
地下鉄A線「MANZONI」(マンツォーニ)駅の近くになります。
去年は出店したわたくしですが、今年はお客さんとして顔を出そうと思っています。
少しでも売り上げに協力して東北を応援しなきゃ♪

ローマ在住の方は、是非いらしてくださいね。


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by mayumi-roma | 2017-03-07 07:07 | ローマの日常
タイムワープしています♪
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ただ今、私は16世紀の末期から17世紀に移り変わる頃のローマに生きています。
ローマのカンポ・マルツィオ地区です。
治安が悪すぎて、毎日怖いです。
黄色いマントをかぶった娼婦がとても多いの・・・






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真面目な話、私自身がこの時代の中にいないと、カラヴァッジョの本を翻訳することはできません。





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想像するのではなく、カラヴァッジョと同じ場所で同じ時代を共有しなければ書けません。
もちろん、気持ちの上での問題なのですが、想像ではダメなのです。
機械的に翻訳するわけではありませんから。

机に2,3日ほど向かえば、タイムワープしてしまいます。
でも、その中に入るまでの2,3日が大変なんです。

私が生きるのは400年前のローマ♪
目の前にはいつもミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ、その人がいます。

ローマにいて良かった~♪
これは、もう、絶対に私にしかできないお仕事♪
カラヴァッジョの本、楽しみにしていてくださいね~


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by mayumi-roma | 2017-03-06 07:11 | 翻訳本のお仕事
ローマの日本レストラン「どうぞ」♪

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先日のミモザ会(ローマ日本人会婦人部)で、オペラ座見学のあとでランチを頂いた日本レストラン「Doozo」♪
いつも話に聞いていて、けれども一度も行ったことがなかったので、とっても楽しみにしていました。

「Doozo(どうぞ)Art Books &Sushi」という名前が正式名称だったんですね。
ほんと、その通りに、日本に関する書籍を販売する本屋さんでもあるようです。
知的で洗練されたムード♪




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わ~、可愛くて綺麗なお料理♪
なんでも、私たちの会費では、不可能に近いのに特別にお料理して下さったのだとか・・

テーブルの座席は、会員間の親睦をはかるために、くじ引きのような形になります。
いつも、これが心配なんです。
ローマ日本人会とはいえ、知らない方がほとんどですから。
今回のテーブルは、顔見知りの方もいらしたし、初めましての方も気さくな方で、よかったです~

お疲れ様の乾杯をして、お料理を楽しみながらお喋りをして親睦を深めます(笑)。




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可愛いちらし寿司♪
こういうお酒の升をちらし寿司の容器に使うのって可愛いですね♪
これは自宅でも真似できそう・・
あ、でも、升は1つしかないなぁ・・




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デザート♪

昼間っからちょっと白ワインを飲み過ぎたかも・・
楽しい一日でした♪

Doozo Art Books & Sushi
Via Palermo 51-53
ナツィオナーレ通りに平行している道です。
地下鉄A線「共和国広場」が一番近いかな。
日曜日のランチタイムと月曜日がお休みです。

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by mayumi-roma | 2017-03-05 06:54 | ローマのグルメ
地味~なお雛祭り♪
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3月3日、お雛祭り♪
我が家は男の子しかいなかったので、お雛様はありません。
なので、母が趣味で作った木目込み人形をお雛様の代わりにしています~

関東と関西では、お内裏様とお雛様の位置が違うということですが、この並び方は関西風です。




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グッドタイミングに、私の憧れのお姉さまである友人のミッチさんから雛菓子が届いていました♪
こんな可愛らしい気遣いができるミッチさんて、やっぱり素敵な方だなぁ・・






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午後のお茶の時間に、お雛様を関東風に並び替えて、お雛様と一緒にお菓子を頂きました♪
可愛い雛あられとひし餅風和菓子♪
美味しかった~♪

一応、お昼にはちらし寿司を作って食べました。
一人で過ごす地味~なお雛祭りでしたが、それでも、なんだか心がうきうきするんです。
女性はいくつになっても女の子の部分があるのです~

お雛様、可愛いな~
お雛様、欲しいな~
もし、私に女の子がいたら、蝶よ花よと育てたのになぁ・・・
女の子、欲しかったなぁ・・・


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by mayumi-roma | 2017-03-04 06:07 | ローマの日常
ローマ歌劇場,その2♪

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ローマ歌劇場〈オペラ座)見学の続きです♪
実は、この写真は舞台の上から撮ったものです。
オペラ座の好意で、特別に舞台の上、舞台裏も見学させてもらったのでした。
さすが本場の歌劇場は、一番上の天井桟敷も豪華な感じに見えますね♪
中央は、ロイヤルボックスです。

オペラ座が北イタリアの歌劇場に比べて若干格が落ちるというものの、
それでも一流と言えます。
ここでは、過去に多くの有名な作曲家や指揮者や歌手たちが登場しています。
日本人初の国際的オペラ歌手、三浦環(みうら・たまき)も、20世紀初頭に、
ここで18番の蝶々夫人を歌っています。
マリア・カラスも1948年にここでデビューしました。
もちろん、三大テノールのドミンゴ、カレラス、パバロッティも歌いました。
マスカーニ、ストラヴィンスキー、ストラウス、あの有名な指揮者カラヤンも
登場しました!





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ロイヤルボックスをズームで♪






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ロイヤルボックスの中にも入りました♪
1度でいいから、ここからオペラを見てみたいなぁ・・・

そうそう、1958年には前代未聞の大騒動が起こりました。
当時のイタリア共和国大統領、ジョヴァンニ・グロンキがこのロイヤルボックスに臨席していた時のことです。
ベッリーニの「ノルマ」が上演されていたのですが、主役ノルマ役のマリア・カラスが第1幕終了後に舞台を放棄してしまったのです。
そして、オペラ座は怒涛の飛び交う混乱と化したのでした。

カラスは体調が悪く発声がうまくできなくなっていたようです。
裁判沙汰にもなったそうですが、しかし、これは、万が一の場合を考えずに代役を立てていなかったオペラ座側の責任だったのです。
通常は、必ず代役を確保しておきますから。
マリア・カラスは1048年から58年までオペラ座でも歌いましたが、その絶頂期が過ぎたことを象徴する出来事となったのでした。






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この写真は舞台の上です。
現在、ヴェルディ作曲の全4幕からなる「イル・トロヴァトーレ」というオペラが上演されています。
原作はスペインのグティエレスの戯曲で、1853年、ローマのアポロ劇場で初演されました。
アポロ劇場、そうです、オペラ座ができる前に、もともとローマにあったテベレ川畔の劇場です。





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舞台装置にたくさんのワイヤーがかかっています。
現在、パリのオペラ座とコラボレーションをしているそうですが、あちらは、ボタン一つで何もかもが動くシステムなのだそうです。
しかし、ローマのオペラ座は、すべて手動式です。
しかも、モーターは音がするので使えず、特殊なパイプを使って水と油で動かすのだそうで、そのため、この下には24人の係が控え、ワイヤーの上には8人の係が控えているそうです。





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こちらは舞台の下~
舞台装置を動かす係が24人で作業する場所です。





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舞台装置を動かすワイヤーの上~



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でも、ローマのオペラ座にしかないものがあります。
それは、パイプオルガンです。
ヨーロッパの歌劇場で唯一パイプオルガンを備えているのがローマのオペラ座なんですって♪






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いや、もう、オペラ座の舞台裏を見てビックリというか、感動しました。
私たちが舞台を見る時、表の美しい部分だけを見ますが、その裏では・・
一つの舞台を作り上げるのに、それはオペラでもバレエでも演劇でも同じでしょうが、本当に多くの人の努力があって成り立つものなのだな・・と♪
素晴らしいですね♪

楽屋も見学したのですが写真は撮らず~
オペラ座の場合、有名無名を問わず、①の楽屋はオーケストラの指揮者、②の楽屋はソプラノ歌手、③の楽屋はテノール歌手、④の楽屋はメゾソプラノ、⑤の楽屋はバリトン、⑥がバッソと決まっていて、その他の出演者は大部屋になるそうです。





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こちらは、イタリアが王政だった頃、王族が幕間に休憩する場所として作られたサロン♪
天井は低いです。
イタリア人はそもそもそれほど背が高くありませんが、当時はもっと背が低かったそうで。





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ここは、玄関の上に当たるのですが、最後にここで私的には一番感動したものを発見しました♪
オペラ座での公演の際に、有名な芸術家が舞台衣装を作ることがあるのだそうで、ここに、イタリアが誇る超一流の芸術家たちが創り上げた衣装が展示されていたのです。
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、ヨーロッパ、いや、世界レベルでは超一流の芸術家たちで、私の敬愛する芸術家たち~♪






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イタリアの現代彫刻家、ジャコモ・マンズーが創った衣装♪
1963年に上演されたギリシャ悲劇の「オイディプス王」のためです。
現代彫刻はあまり好きではないわたくしですが、マンズーだけは別!
その彼の創った衣装だなんてテンション高くなりました~





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こちらは、現代彫刻家、アルナルド・ポモドーロの衣装♪
1982年のロッシーニの「セミラーミデ」のためです。

ちなみに、ポモドーロという名前に聞き覚えのある方も多いのではないかと思います。
トマトではないですよ~(笑)
イタリア外務省の前庭や、ヴァティカン博物館の「松ぼっくりの中庭」に球形のオブジェがあるのをご存じでしょうか?
それこそ、ポモドーロの作品なのです。





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こちらで~す♪





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そして、こちらの衣装は、20世紀の巨匠レナート・グットゥーソの創ったもの♪
1970年上演のビゼーの「カルメン」のためでした。

グットゥーソは、表現主義の影響を受けていますが、基本的に社会のリアリズムを描く画家でした。
まさにグットゥーソらしいカルメンの衣装です。
ちょっと感動♪

非常に興味深いオペラ座見学でした~
しかも、オペラ座から参加者全員にプレゼントがあったのでした♪
オペラの2枚組CD、セリフのブックレットつきです。
私はロッシーニの「セビリアの理髪師」のセットでした♪

ええ~~っ、本当にいいの~!?という感じ。

これは、もう近いうちにオペラ座に何か見に行かなきゃね~
天井桟敷だったら17ユーロくらいで見れるから、本当は気軽に行くべきなのでしょうけど、なかなか・・
どうせなら、良いお席から見たいですしね。

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by mayumi-roma | 2017-03-03 06:12 | ローマの美術散歩
ローマ歌劇場見学@ミモザ会
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ローマ・オペラ座♪
私の3月は、ローマ日本人会の婦人部門ミモザ会のオペラ座見学で幕を開けました~

オペラ座は、ローマ歌劇場が本来の名称です。
イタリア・オペラ界の最高峰ミラノのスカラ座や、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場に比べると歴史も浅く、格も少し落ちますが、それでもオペラ座はオペラ座です。

イタリアは中世以来ずっと分裂国家でしたが、そのイタリアが完全に統一されたのが1870年。
ローマを首都に定めたのが1871年です。
ローマには、テベレ川のそばにアポロ劇場がありましたが、当時のテベレ川には堤防がなく、度重なる川の氾濫で水害にあっていたこともあって、首都大改造計画とともに堤防を築く工事を行なうため、その劇場は取り壊されることになりました。

そこで、ローマの実業家、ドメニコ・コスタンツィ氏は、首都ローマに立派な歌劇場を建設したいと考え、私財をすべて投げ打ってミラノの建築家アキーレ・スフォンドリーニに設計を依頼します。
そうして、1880年に11月27日に依頼人の名をつけたコスタンツィ劇場がロッシーニの「セミラーミデ」の上演で開場します。

実は、コスタンツィ氏はローマ市がその劇場を買ってくれることを期待していたのですが、その願いは彼の生きている間にはかないませんでした。

結局、ドメニコ・コスタンツィ氏はこの歌劇場を自ら運営し、経済的困難はあったものの数多くの世界初演を行うことができました。
1890年5月17日のマスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」はその代表的な例です。

ちなみに、写真は現在のオペラ座のファサード(正面)ですが、ムッソリーニの時代に改修されたため、当時のものではありません。

この場所には、かつてローマ皇帝のヘリオガバルスの邸宅がありました。
邸宅のブドウ園があった場所です。
ちなみに、この遺跡からは、「眠れる両性具有者」という素晴らしい彫刻が発見され、現在、国立ローマ博物館マッシモ宮殿に展示されています。




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こちらが、その彫刻です。
ギリシャ神話のアフロディーテとエルメスの息子、女性でもあり男性でもある両性具有。
実に美しい作品です。
私のお気に入り♪




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オペラ座の玄関部分。
こちらも、ムッソリーニの時代、1920年代に改修された部分です。
建築家ピアチェンティーニの設計による新合理主義(新理性主義とも言う)のスタイルです。

1926年にローマ市が買収し、王立歌劇場という名称に変更され、1928年2月27日にボーイトの「ネローネ」(暴君ネロのイタリア語名)で再開場します。
この改修工事で、それまで入り口だった場所は、劇場の反対側に移されます。
かつての入り口は、現在ではホテル・クィリナーレの庭園となっています。






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こちらは、当時の王族専用の入り口です。
ここからすぐにロイヤルボックスに上がれるようになっています。





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中に入りましょう♪
特別に舞台の幕を開けてくれました♪




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説明してくれるのは、オペラ座の歴史的資料を管轄する部門の責任者です。
名前は忘れちゃった♪

最初の設計者スフォンドリーニは劇場の音響効果に留意して馬蹄形の内部構造にしました。




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ドーム(丸屋根)には、アンニバーレ・ブルニョーリによるフレスコ画が描かれていますが、寓意的なもので、オペラの1シーンなどを描いたものではありません。
わずか45日で描いたとか・・

さて、このドームの特徴は、写真からはよく分かりませんが(実物を見ても高い位置にあるので分かりません)、ドーム自体が丸く始まる位置にくっついていないということです。
約1メートルのスペースを開けて、浮いている状態なのです。
これは、もちろん、音を逃がして得ることのできる音響効果のためです。





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真ん中のシャンデリア♪
これは、ムッソリーニの時代につけられたものです。
直径が6メートル、27000個のボヘミア(チェコ)のクリスタルを散りばめられた豪華なものです。
シャンデリアまで28メートルもあるので、これを掃除するのが大変なのだとか・・
もちろん、人間が上にのぼるのではなく、シャンデリアをゆっくり下におろしてから掃除するのだそうですが、4年に1回の間隔で掃除を行ない、その作業には15日かかるそうです。





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ドームの下には、ファシズム政権下に再改修を行なった際に、当時の国王ヴィットリオ・エマヌエレ3世、ファシスト党の総帥ベニ―ト・ムッソリーニ、ローマ市長のルドヴィーコ・スパーダ・ポテンツィアーニの名前と再開場の年、1928年という年号が刻まれました。

ファシズムはドイツのナチズムと同じで、決して許されることのないイタリアの歴史的政治的汚点です。
しかし、イタリアでは、あえて、このようなものをすべて残しています。
理由は、忘れないためというものですが、このようなものに嫌悪感を覚える市民が多いのも事実です。

戦後、国民投票で王政が廃止され共和政に代わってから、王立歌劇場からローマ歌劇場(オペラ座)という名称に変更され、1958年に再びオペラ座の改修工事が行われました。
設計は、前回の改修工事と同じピアチェンティーニです。
この改修は1960年のローマ・オリンピック開催にあわせてのものでした。





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舞台と客席の間の一段低くなったオーケストラピット♪





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総座席数は、1600になります♪
長くなったので、続きます~

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by mayumi-roma | 2017-03-02 06:11 | ローマの美術散歩
  

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