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慈悲の七つの行い@ナポリ・カラヴァッジョ巡礼♪

しばらくは、ナポリの記事が続きます~
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ドゥオーモ通り♪
その名のとおり、この通りにはナポリのドゥーモ(大聖堂)があります。
話が前後しますが、ナポリに着いて最初に見学したのがドゥオーモでした。
やっぱり最初に、ナポリの守護聖人、聖ジェンナーロ様にお参りしないと~♪
ドゥオーモについては、またいつかの機会に。






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ドゥーモ通りを横に入ったトリブナーリ通り♪
一瞬、「大丈夫か!」とドキッとしましたが、大丈夫に決まっています。
ローマの歴史的地区にも、こういう雰囲気のところはたくさんありますから。






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ありました!
目的地のピオ・モンテ・デッラ・ミゼルコルディア♪
ここに、カラヴァッジョの祭壇画「慈悲の七つの行い」があるのです。





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ピオ・モンテ・デッラ・ミゼルコルディアは、17世紀、ナポリがスペインの統治下で非常に厳しい時代、貧者を救うために7人の貴族の若者が設立した慈善団体で、この場所に本拠地を構えるにあたって、カラヴァッジョにそれを象徴する祭壇画を依頼したのでした。
ちなみに、この慈善団体は、現在も活動しています。





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礼拝堂は八角形をしています。
それぞれに祭壇画がありますが、カラヴァッジョは別格♪
カラヴァッジョの「慈悲の七つの行い」を自分の目で見ることができて感激でした♪
画集や本の図版では真っ黒で、ほとんど見えない部分が多いのです。
実際に絵を見ると、様々な点に気づきがあります。
より深く絵を理解することができました♪
1時間くらいはここにいました~
群像構成が天才的♪
本当に素晴らしい表現力です。

この絵をクローズアップすると、解説なしでは理解できないので、この遠景の写真だけでお許しくださいね。
普通の絵なら、これは何々で・・と簡単に触れることもできるのですが、この絵の場合は群像構成が複雑で一言で簡単には説明できず、これを一から説明するとなると、この慈善団体の設立にあたっての聖書の話から始めなければなりません。
また群像構成のそれぞれを解釈を交えて説明すると、それがたとえ私の解説であったとしても、現在私が翻訳中で今年の秋に刊行される本と内容的にかぶる可能性もあります。
さすがに、これから刊行される本の内容とかぶるようなことはブログ上でも公表できませんので。





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この慈善団体の2階は絵画館になっています。





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ここできっと慈善団体の運営に関する会議が行なわれていたのでしょう。





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そして、その2階部分には、礼拝堂のカラヴァッジョの絵を眺められる特別な場所が設けられていました。
美しいソファーつきでしたから、ゆっくり座って上から眺めていたのでしょう。
この絵を上から眺めるというのも、なかなかおつなもので、本当にここまで来た甲斐がありました♪


Pio Monte della Misericordia
Via dei Tribunale 253, Napoli
入場料:7ユーロ
9時から18時まで
日曜日は9時から14時半まで


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by mayumi-roma | 2017-03-21 06:56 | ナポリ、ナポリ♪
ナポリの地下鉄は、本当に世界一美しかった♪

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ナポリ中央駅♪

ローマのテルミニ駅よりはるかに近代的で綺麗~
しかも、ローマのテルミニ駅みたいに物乞いもジプシーもいなくて、怖い思いなんてゼロ~

なのに、どうして、ナポリ=怖い場所なのか!?
日本人だけでなく、イタリア人も、あまりにもステレオタイプに考え過ぎていると思います。
まぁ、イタリア人の場合は、南イタリアを差別する気持ちもあるのだと思いますが・・・
かくいう私も、実際にナポリに来るまではステレオタイプにナポリを捉えていましたけど。
ちょっと反省しました。
何事も自分の目で見ることが大切。
今では、ナポリ大好きです♪






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地下鉄M2の「ガリバルディ駅」と国鉄ナポリ中央駅を結ぶ通路です。
すぐそばではありますが。
ローマのテルミニ駅周辺の雰囲気とはまるで違います。
本当に綺麗で清潔です。






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同じく地下鉄M2のガリバルディ駅、ホームから上がったりホームに降りるエスカレーター♪
かなり深い部分に地下鉄が走っているため、エスカレーターを3回くらい乗り継ぎますが、とっても綺麗ですし、怖い人も皆無なので大丈夫!
ちなみに夜に入る時間帯でした。
近代的でゴミ一つ落ちていないナポリの地下鉄です。
ローマで言えば、地下鉄A線とB線のテルミニ駅に当たるわけですが、この違いに愕然としました・・
ローマの環境は酷すぎます。







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こちらは、地下鉄M2の「トレド駅」です。
やっぱり美しい♪





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こちらは、地下鉄M2の「ウニヴェルシター」(大学)駅♪

いやぁ、ナポリの地下鉄が世界一美しいという噂、半信半疑でしたが、本当でした♪
本当に、とても近代的で綺麗で、ゴミ一つ落ちていなくて、しかも、ジプシーや物乞い、怖い系の乗客は皆無でした。

ちなみに、ナポリには、M1という地下鉄もありますが、それは地下鉄というよりは、国鉄の郊外線でした。





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ほらね~
こういう感じです。
私は1度だけ乗りましたが、郊外に向かうナポリの人たちで一杯。
まったく怖くありませんが、本数も少ないので、観光客にはM2の利用が良いと思います。

バスと地下鉄、フニコラーレ乗り放題の一日券は4.50ユーロです。
でも、ナポリはもっぱら歩くことが多いので、よっぽど利用しないと元は取れない印象かな。
私は、いちいち財布を出して切符を買うことを避けたかったので、一日券を買いましたけどね♪


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by mayumi-roma | 2017-03-20 06:05 | ナポリ、ナポリ♪
カポディモンテ美術館@ナポリ♪
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ナポリ、トリエステとトレント広場♪
サン・カルロ歌劇場とガッレリア・ウンベルト1世のそばです。

ここから、カポディモンテ美術館行きのシャトルバスが出ていて、それを利用すれば往復のシャトルバス料金と美術館の入場料あわせて12ユーロというお得なプライスなのですが、バスに乗り遅れました・・・
一ときも時間は無駄にできないので、タクシーに乗りました。
何故かというと、シャトルバスは1時間に1本しかないからです。

タクシーは、カポディモンテ美術館まで一律11ユーロという料金が設定されていますが、乗ってすぐに、「この定額料金で行って下さい」と言わなければなりません。
ですが、恐るべきナポリのタクシー!
外国人の私をぼるつもりだったのでしょう。
「できない」と言われました。
しかし、タクシーの車内にも一律料金の一覧表があったので、「ここにも書いてあるじゃない。何故できないの?」と言うと、「それは、ナポリ中央駅から乗る人だけの料金だからダメ。メーターがついている大丈夫だよ」と・・
しかし、私の「イタリア語は分かるのよアピール」が効いたのでしょうか!?
メーター11ユーロきっかりで到着しました(笑)。

帰りはシャトルバスに乗ったのですが、片道5ユーロ!
高過ぎます!
美術館の入場料が8ユーロですから、私の場合は、全部で24ユーロもかかってしまって、高くつきました。
往復シャトルバスとチケットのセットを買うと12ユーロですから、倍ですね。
カポディモンテ美術館に行かれる方には、このセットを使うことをお勧めします。






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カポディモンテ美術館♪
いやはや、とんでもないお宝の宝庫です。
素晴らしいです♪
できれば何日も通いたいところです。





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そう、この2点です。
カラヴァッジョの「キリストのむち打ち」とパルミジャニーノの「アンテア」、もう、これだけ見れればいいというつもりで来ました。

事前に、この2点が何かの展覧会に貸し出し中ではないかと調べましたが、ティチアーノが3点、東京のヴェネツィア絵画展に貸し出し中、そしてアルテミージア・ジェンティレスキが3点、ローマの展覧会に貸し出し中なだけで、私の目的の絵画はここでした!





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残念ながら、4月から開催されるピカソ展のため、1階(日本式の2階)の半分は閉鎖されていました(これも事前チェック済み)。
しかし、それでも・・・
この部屋にある絵画は、ティチアーノとラファエッロ・・・
いやはや、あり得ないですね~
東京にティチアーノを3点くらい貸したところで、屁でもない感じ。
カポディモンテ美術館は、ファルネーゼ・コレクションが中心ですから、その膨大な美術品の数々はため息ものばかりです・・
ティチアーノなんて山ほどありました。

ちなみに、ファルネーゼ・コレクションとは、ファルネーゼ家出身のローマ教皇パウルス3世がその枢機卿時代(俗名アレッサンドロ・ファルネーゼ)から収集した美術品の数々です。
ローマにも、現在フランス大使館となっているファルネーゼ宮殿ファルネーゼ宮殿のカラッチの壁画はこちら)、また、カプラローラにも壮大なファルネーゼ宮殿がありますが(カプラローラのファルネーゼ宮殿の螺旋階段はこちら)、この人物は、カラカラの浴場跡から出土した美術品もすべて自分のコレクションにしています。
それが、子孫に受け継がれて、まわりまわって、ここへ。

この教皇の妹が、絶世の美女と言われたジュリア・ファルネーゼ。
ボルジア家出身のローマ教皇アレクサンデル6世(チェーザレ・ボルジアの父親)の愛人だった女性です(オルシ―ニ家に嫁いだ身でありながら)。
この関係性もあって、兄のアレッサンドロは枢機卿に抜擢され、出世したと言われています。






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アレッサンドロ・ファルネーゼ枢機卿 By ティチアーノ♪






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ローマ教皇になってからのパウルス3世の彫像と肖像画♪
絵は、同じくティチアーノです。






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最後の審判(ミケランジェロ)オリジナルの忠実な模写 by マルチェッロ・ヴェヌスティ♪

カポディモンテ美術館に収蔵されている有名な作品といえば、こちらも~

これは、シシティーナ礼拝堂にミケランジェロが描いた「最後の審判」のオリジナル作品を忠実に模写した唯一のものです。
ご存じだと思いますが、ミケランジェロはこの祭壇画の人物像を全裸で描いていました。
それが反宗教改革の時代のローマでは反道徳的だという理由で受け入れられず、教皇庁は、ダニエラ・ダ・ヴォルテッラという画家に腰布(やイチジクの葉)で局部を覆うように加筆させたのです。

私たちがシスティーナ礼拝堂で見ている最後の審判は、ミケランジェロの描いたオリジナルではありません。
ですので、ミケランジェロの描いた本当の「最後の審判」がどのようなものだったかを知るためには、これを見るしかないのです。
その意味で大変貴重な作品です。







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私の大好きなマニエリスムの巨匠パルミジャニーノが4点もあります!
こちらは、「聖母子」の顔の部分をズームにしたところです。
あまりにも近代的な表情なので驚いてしまいました。

申し訳ありませんが~
ラファエッロやカラッチ、ティチアーノなど(その他たくさんの)巨匠たちの絵のほとんどを省略させて頂きます。
別の機会にご紹介できるとは思いますが、このままでは、いつまでたっても本題に到達できず、また、ブログ記事を書くためだけに何日かかるか分かりません。
正直、現在、私にはブログを書いている時間がないというのが実情なのですが、ついつい自分の首を絞めてしまう状況になってしまいます・・





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こちらが、今回絶対に観たかったものの一つ、パルミジャニーノの「アンテア」です。

これは、誰を描いたのか・・
記録がないのではっきりしないのですが、一般的には、16世紀初頭、ローマで有名だった高級娼婦アンテアを描いたものだと言われています。
当時のローマでは、ラファエッロとフォルナリーナの関係、パルミジャニーノとアンテアの関係が、大変有名だったのだそうです(悲しいことに画家は二人とも夭逝しています)。
しかしながら、ここに描かれた女性の服装が完全にフランス宮廷風の衣装で、髪型といい、宝石といい、肩からかけている貂の毛皮といい、完全に貴族階級の女性とも思えるため、真相は謎のままです。

この絵のどこがマニエリスムなのかと思われる方もいるかもしれませんが、よく見て下さい。
彼女の正面を見据えた目・・
怖いほどに絵を見る私たちをまっすぐ見つめる目は、ただならぬ雰囲気で、心をかき乱し、不安を誘うのです。
全身像であるべきなのに、膝の辺りまでしか描いていない点もマニエリスム的です。
そして何よりも、異常なまでに大きく描いた右腕(向かって左側)、かなりデフォルメされています。

けれども、この絵には、このマニエリスム的特徴よりも、彼女の持つ洗練と優美さが強く全面に出ていて、理想的な女性の美しさを称えるような作品ではなかったのかと思います。
それを思うと、パルミジャニーノが愛した高級娼婦だったという可能性も大ありですね。






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ああ・・・
カラヴァッジョが・・・
今回のナポリで、最も見たかった絵が、ついに迫りつつあります・・





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キリストのむち打ち by カラヴァッジョ♪

非常に精神性の高い作品です。
私が心を揺さぶられた数少ない作品の一つです。
こんなに悲しい顔をしているキリストを見たのは初めてです。

ただし、ここで紹介した他の作品もそうですが、写真と実物はまったく違います。
カラヴァッジョの描いた絵は、実際には、もっと暗くて、何を描いてあるのか分からない部分があります。
だから、絵は実物を見ないとダメなんです。

さて、この絵を一人静かに鑑賞していたら、あり得ない奇跡が起こりました♪
何気なく横を見たら、どうも見覚えのある顔が・・
あり得ない!
・・・でも現実・・・
本当にどうしてこんなことが起こり得るのかと不思議ですが、なんと、最も仲良くしているお友だちの一人がご主人とお義母さまと、そこにいたのでした・・・
よりによって、その日にナポリ?
よりによって、その時間にカポディモンテ美術館?
あまりのことに、お互いに笑ってしましたが、どう考えても笑い事ではない不思議なご縁を感じました・・・





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この日の美術館には、たくさんの社会見学が入っていました。
いくつものグループに分かれたナポリの小学生たち。
先生の解説を聞いていましたが、果たしてどれだけ分かっていたのか!?(笑)
子ども相手の先生の説明、なかなか面白かったです。
核心はしっかり伝えていましたし、カラヴァッジョの生涯にも触れていました。


カポディモンテ美術館
Museo di Capodimonte
Via Miano 2, Napoli

地下鉄1線「Piazza Cavour」(ピアッツァ・カブール駅)
地下鉄2線「Museo」(ムゼオ駅:国立考古学博物館のそば)
両駅とも同じ場所にありますが、ここからバスに乗ります。
国立考古学博物館のそばを通るバス、168,178、C63でカポディモンテ美術館に行けます。
地下鉄とバス、フニコラーレに乗り放題の1日券(4.5ユーロ)を買うと、いいかもしれません。


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by mayumi-roma | 2017-03-19 06:02 | ナポリ、ナポリ♪
イタロ初体験!情熱が恐怖に勝った!
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イタロ初体験です♪
ローマ・テルミニ駅に発着するようになったので(以前はローマ郊外の駅にしか止まらず不便だった)、気楽に乗れるようになったので嬉しい♪
車両のデザインは、私的にはイタリア鉄道のフレッチャ・ロッサのほうがかっこいいような気もしますけど。





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春のお休みシーズン、パスクア(復活祭)もまだまだ先ですし、平日ということもあって、1等車のチケットが格安で買えました!
ネット経由でチケットを買うのが一番楽です。





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飛行機みたいに無料の車内サービスもありますし♪
本当に快適だわ~







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ヴェスビオ~♪

さて、私が決死の覚悟で来たのは、ナポリでした~
私があまりにも「怖い、怖い」とブログに書いたので、それを読んだお友だちから「どこに行くの?中近東?インド?」なんて聞かれてしまいました・・(汗)
まさかね~

でもでも、本当に本当に怖くて、最低ひったくりはされるだろうという覚悟はしましたし、もしカモーラ(ナポリのマフィアの名称)の抗争に巻き込まれて、流れ弾に当たって死んだらどうしようと、真剣に思い詰めていたのです(関係ない人に弾が当たって死んだという事件は頻繁に起きていますから)。

ちなみに、ポンペイやカプリ、ソレント半島、アマルフィ海岸は、過去に何度も旅行しましたが、ナポリ市内を歩いたのは1度だけです。
しかも、その時も一人で、イタリアに来たばかりで怖いもの知らずだった頃(汗)。
つまり30年以上も前です。
長く住めば住むほど、怖くなるなんて!

でも、やっぱり、「ナポリ=怖い」という図式ができています。
イタリア人でも、ナポリというと、「生きて帰れないわよ」なんて言葉を発するし、ポンペイやカプリは別にしても、わざわざナポリ市内に行く人は少なく、しかも、テレビでは、いつだって怖いニュースを報道していて、ナポリに住んでいる人には申し訳ないけど、「ナポリに行ったら、絶対に事件に巻き込まれる」と思いこんでいました。

しかし、情熱が恐怖に勝ちました!
カラヴァッジョ巡礼です。
ナポリのカラヴァッジョ作品をどうしても見たくなったのです。
最初は、夫と復活祭の休みに行こうかと考えたのですが、今すぐに観たくなったのでした~

結果的には、ナポリが大好きになりました。
全然怖くないです。
もちろん、注意しなければならないのは当たり前ですが、それはローマも同じです。
要は、行ってはいけない場所に行かないことです。
カモーラの地区フォルチェッラと治安の悪いスペイン地区とサニタ地区には絶対に足を踏み入れてはいけないので、具体的にどこの部分なのかを事前にチェックしましたが、けっこう微妙な線なんですよね~
有名なピッツェリア・ダ・ミケーレは、なんとフォルチェッラ地区の入り口にあるし!
もちろん、絶対、行きません!
スペイン地区も繁華街のトレド通りの丘側いったいです。
あと、日が暮れたら、夜は一人で歩いて出かけないこと、これが大事ですね。

ナポリの街並みは、正直、かなり荒(すさ)んでいるという印象は受けましたが、人は基本的に優しいです。
ごくわずかな上流階級の人々がポジリポの丘やボメロの丘に暮らし、大勢の庶民が町中に暮らしている分断された社会という印象。
しかし、この庶民たちが厳しい生活にもかかわらず、優しいのです。
そして、世界一美しいというナポリの地下鉄は、本当に綺麗で清潔でした。

では、私のナポリ珍道中とカラヴァッジョ巡礼を、楽しみにしていてくださいね。


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by mayumi-roma | 2017-03-18 07:20 | ナポリ、ナポリ♪
ズンバを始めました♪
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ローマで最も有名なダンススタジオ「IALS」(ヤルス)♪
クラシックバレエからタンゴ・フラメンコも含めたありとあらゆるダンスができる場所です。
単なるフィットネスで通う人も多いのですが、ここは、プロを目指す若者が通うところとして有名です。
スタジオには、各種オーディション情報が張られてあり、明日のスターを夢見る若者がたくさん来ています。

ここで、私もズンバを始めました♪
スター、目指していません(笑)。
お友だちがズンバのインストラクターをしていて、こちらでスタジオを借りて1月中旬からレッスンを開始したのです。
開始の頃は、ちょうど私が日本へ一時帰国する時期と重なっていたので、他の方たちと一緒に始めることができませんでした。
ようやく、参加できました♪





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スタジオ~
ズンバ、とっても楽しかったです~
まだ手も足もついていけませんが、とりあえず、久しぶりに身体を動かして爽快な気分になりました♪
よほどのことがないかぎり、毎週、通います♪

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by mayumi-roma | 2017-03-17 06:38 | ローマの日常
ああ、大変!
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ローマ、ナヴォーナ広場の四大河の噴水(ベルニーニ作)とサンタニェーゼ(聖アグネス)教会(ボッロミーニ作)♪

四大河(ラ・プラタ河、ガンジス河、ナイル河、ドナウ河)のうち、「ボッロミーニの教会、倒れたら困るよ~」みたいに手を伸ばしているラ・プラタ河を擬人化した彫像・・・
これが、今の私の心境・・・
あくまでも、このしぐさだけですけど。

あまりの忙しさで目が回りそうです。
本当に色々なことが重なって、ああ、大変!
落ち着いて引きこもり仕事(翻訳執筆)に専念しなければならないのですが、とにかく落ち着いて何かをするという状況にないのです。

しかも、近日中に(冒険の)旅に出かける予定・・・
大げさかもしれないけど、覚悟を決めての冒険のようなものです。
夜も眠れないくらいに悩みましたが・・・
すっごく怖い!
怖いって、いったい、どこ!?(笑)
でも、一人で行きます。
怖い~~~

でも、「怖い、怖い」と一人で言い続けていたら、なんだか開き直ってしまいました~
「怖い」って言葉がおまじないになっちゃったかな?
お友だちに話したら、「ええ~~っ!大丈夫なの?」と、すごく驚かれて、心配されましたけど・・・
まぁ、それが普通の反応ですね。

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by mayumi-roma | 2017-03-16 07:00 | ローマの日常
サン・ジュゼッペのシュークリーム@パネッラ♪
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「PANELLA」(パネッラ)♪

あまり、この地区に来ることはないのですが、サンタ・マリア・マッジョーレ教会やサンタ・プラッセデ教会の近くにあって、道を挟んで国立東洋博物館やブランカッチョ劇場もあるので、いずれかを見学したあとに、ホッと一息お茶を飲んだり、お食事をする時にはとても便利です。
このあたりでは、一番お薦めのお店なのです♪
パン屋さん兼ケーキ屋さん兼カフェ・レストラン♪






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お店の真ん前には、古代ローマ時代のメチェナーテの音楽堂が見えます(丸い建物)。
紀元前30年頃のものです。
このあたりは、帝政期の古代ローマの政治家、ガイウス・マエケナス(イタリア語ではガイオ・メチェナーテ)の広大な邸宅があった場所だったのです。
遺跡が表に出てきたのは、20世紀初頭です。
ご多分に漏れず、ローマではよくありがちな、工事をしている際に、何かの遺跡が・・・というパターンです(笑)。






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というわけで、イタリア式にカフェで休憩♪
もうすぐサン・ジュゼッペ(日本語では聖ヨゼフ)の日(3月19日)なので、サン・ジュゼッペのシュークリームを食べました♪
イタリアでは、この時期に食べる習慣のある「サン・ジュゼッペのシュークリーム」です。
通常のシュークリームと違うところは、シューが揚げてあるのです。
普通のお店で食べると、たとえ美味しくても、かなり重いです。
私は避けるかな~
でも、ここパネッラのものは、ふんわり軽くて、さすがの美味しさでした♪

「PANELLA」
Via Merulana54,
月~木:8:00~23:00
金・土:8:00~24:00
日曜日:8:30~16:00

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by mayumi-roma | 2017-03-15 07:53 | ローマのカフェ&ティールーム
お気に入りの通り道@石の広場♪
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Piazza della Pietra(石の広場)♪

私がトレヴィの泉からパンテオンへ向かう時のお気に入りの通り道です。
ローマの街を歩いていると、時々ハッとさせられることがあります。
ここもそんな場所の一つでした。
今では、ハッとはしません。
「好きだな~、この雰囲気!」と思うだけです。

これらの円柱は、古代ローマの神殿の一部だったのです。
古代ローマ帝国のハドリアヌス帝は死後、神格化されました。
そして、後継者だったアントニウス・ピウスによって、ハドリアヌス帝の神殿が紀元145年に建立されたのでした。

この神殿の遺跡を上手に取り入れて、17世紀、バロック時代の建築家カルロ・フォンターナが新たな建物を建設します。
当時のローマは教皇庁がおさめる国でしたから、ヴァティカンの税関事務所として使われていたそうです。
そして、1831年以降、現在に至るまで、この建物はローマの証券取引所となっています。
でも、ローマの金融街の中心?
って、感じはしないなぁ・・(笑)
経済の中心はミラノですからね~

今では、高さ15メートルのコリント式の円柱が11本残っているだけですが、ここを通るのが大好きなわたくしです。
あ、でも、ここの広場のカフェ(写真奥)ではお茶したくありません。
一度、お友だちとここのカフェの屋外でお茶をした時、ハトのフンが空から直撃!
ほとんど飲んでいなかったカップの中に入りました。

ローマにはハトやカモメの数が異常に多くて、たいていは建物の屋上や窓枠にとまっています。
そして、そこから飛び立つ時に必ず余計なものを落とすのです。
本当に要注意です。
皆さまも気をつけて下さいね♪

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by mayumi-roma | 2017-03-14 07:49 | ローマの美術散歩
東日本大震災復興支援イベント♪
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日曜日の本日3月12日は、東日本大震災復興支援イベントに行ってきました。
日本人よりイタリア人のほうが多い感じです。
私はまず、ロッテリア(宝くじというかくじ引きというか・・)のチケットを買いました。
何よりもバザーの収益に協力するためです。






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たくさんのお店が出ていました。
お寿司やおにぎり、牛丼、カレー、カップヌードル使用によるラーメン、からあげ、手作りの日本のお菓子もたくさんありました。
もちろん、日本の小物や雑貨などもたくさん!





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このお寿司が5ユーロなんて安いと思う・・・
某レストランのものだし。
もちろん、私は食べました。
夫は、日本人学校補習校のお母さんが出していたお店で、焼き鳥丼を食べていましたが、焼き鳥丼は8ユーロ!






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大谷豆腐店(大昔、ローマでお豆腐を始めた大谷さんという方がいたのですが、15年くらい前に高齢のため日本へ帰国されて、その後はお弟子さんだったイタリア人がやっています)のお豆腐やがんもや厚揚げ、お豆腐パテのブルスケッタの盛り合わせ♪
これ、5ユーロでしたが、とっても美味しかったです♪





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日本食も売っていました。
日本人学校の補習校のお母さんのお店なのですが、本当にたくさんバラエティあふれるものがたくさん、良心的なお値段で出ていました。
この写真を撮った時には、もうかなり商品が売れたあとです。
私も日本に一時帰国したばかりなので、日本食には困っていないのですが、ついつい白玉粉とラーメンを買ってしまいました(笑)。
協力、協力~(笑)
このお店を出していた方は去年も出店されていたのですが、実は、私はこの方のお店を探していました。
とっても楽しみにしていたのでした。
なぜなら・・





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こちら~
写真は今回買ったものです。
去年食べて、あまりの美味しさに感動した手作りのパンとどら焼きです。
どら焼きはあんことクリームがありましたが、どちらも美味しい!
しかも、パンが~~~、美味しすぎます♪
1個1ユーロなんて信じられないお値段だわ。





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剣道のデモンストレーションも大人気でした。





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私が友人知人に挨拶したり、話し込んでいるうちに夫がいなくなり、どこにいるか分からない状態になってしまったのですが、椅子に座ってデモンストレーションを見ていたそうです。

それにしても、このような規模の大きいバザーを少ない人数でオーガナイズした関係者の皆様には、本当に頭が下がります。
ロッテリア、何か当たったかな~

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by mayumi-roma | 2017-03-13 08:04 | ローマの日常
サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会♪

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ローマ、共和国広場にあるサンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会♪
昨日のブログにアップしたミトライの彫刻がある教会です。
過去にも2度ほど紹介したことがありますが、たぶんブログを始めて間もない7,8年前だったので、もう1度、簡単にご紹介します。

正式名称は、サンタ・マリア・デリ・アンジェリ・エ・デイ・マルティリ教会で、サンタ・マリアは聖母マリア、アンジェリは天使、マルティリは殉教者という意味です。

古代ローマ時代のディオクレティアヌス帝の浴場跡(3,4世紀)の大浴場部分に、1562年、ミケランジェロの設計で建てられた教会です。
外観は、古代遺跡をそのまま活かした作りとなっています。
また、この教会は、イタリア政府の教会ですので、国葬を行なう場合は必ず、この教会で行なわれます。





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教会の扉が、またしびれるほどに素晴らしいのです♪
ポーランドの彫刻家、イゴール・ミトライ(昨日の大理石の彫刻の作者!)の2006年の作品で、ブロンズ製です。
扉の重さは、2つあわせて3トンもあります。



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右側の扉は、受胎告知を表わしたものです。
大天使ミカエルが聖母マリアに神の子を宿したことを伝える場面♪
扉から浮き上がって来たような感覚・・
現代風のテイストでありながら荘厳な雰囲気と言葉にならない言葉が伝わってきます。
素晴らしいと思います♪






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入り口になっている方の扉には、人間の罪のあがないに十字架で苦しみを受けたキリストの姿が♪
しかし、このキリストは美しく、力強くて、十字架上の死を超えたことを示しています。
そうです。
主題はキリストの復活なのです。






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キリストの下には、ミトライお得意の包帯にまかれた頭部と手のひらの彫刻が・・・
これは他の殉教者を表わしています。

ミトライの彫刻にはしびれてしまうわたくしなのです。






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教会の中に入ってすぐ左にある聖ペテロ礼拝堂♪
ここに、洗礼者聖ヨハネの頭部の彫刻があります。
格子越しにしか見ることはできません。
祭壇画は、ジローラモ・ムツィアーノの「鍵の受託」♪






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こちらが、昨日の記事にも登場した「洗礼者聖ヨハネの頭部」の彫刻 By イゴール・ミトライ(2006年)♪
カッラーラの大理石を使っています。






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「LA MERIDIANA」(日時計、子午線)

この教会で最も重要なものです。
1702年に当時のローマ教皇クレメンス1世によって作られ、1846年まで使用されていました。
天文学上の1年が365日と4分の1日なので、暦とのずれをこの日時計によって修正していたそうです。





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日時計の続き♪
教会に入って右端から中央の主祭壇まで続いています。

ミケランジェロは、この教会の設計をギリシャ正十字形にしました。
そのため、教会の全体像を写真に撮るのは、パノラマ機能を使わない限り無理です。




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「ガリレオの振り子」(Giuseppe Gallo 2008年作)

地動説を唱えたガリレオ・ガリレイの生誕445周年を記念して、2009年に飾られた作品です。
その際、前ローマ教皇のベネディクト16世がガリレオの地動説を正式に認め、この教会で、ガリレオを讃えるミサを行ったのです。

ガリレオは、天動説の時代の異端審問を巧みに逃れることができましたが、そのいっぽうで、ジョルダーノ・ブルーノは、1600年にカンポ・デ・フィオリで火あぶりの刑になっています。

そうそう、おそらく、カラヴァッジョとガリレオは、以前、私が訪問したルドヴィシ・ボンコンパーニ邸で会ったことがあるようです。
ちなみに、翻訳しているカラヴァッジョの本の内容とは無関係ですので、あしからず(笑)。

この教会は、ミケランジェロが設計したというくらいで、それほど見るべきものは多くない教会ですが、共和国広場の近くにいらしたら、是非寄って下さいね♪

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by mayumi-roma | 2017-03-12 06:54 | ローマの美術散歩
  

ローマ在住32年♪永遠の都からお伝えする私(上野真弓)の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・
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