<   2015年 11月 ( 28 )   > この月の画像一覧


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先日書いたフォロ・ロマーノついでに~

写真は、ヴェスタの神殿の巫女たちの家の中庭の跡です♪
ここ、大好きな場所なんです。
当時はこの中庭を取り囲むように建物があったそうですが、今は残っていません。
でも、何とも神聖な空気を感じます。
あ、後方、左にロムルスの神殿が見えますね。












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ロムルスの神殿♪
ブロンズの扉が開いてます~
可愛い♪
私は古代ローマ時代の円形の建物が大好きです。
パンテオンもそうでしょう~!?

ロムロスの神殿、イタリア語ではロモロの神殿ですが、このロモロは、ローマ建国の伝説にある初代王ロモロのことではありません。
マクセンティウス帝の夭逝した息子の名前です。
この皇帝が最愛の息子に捧げるための神殿だったということになっていますが、事実は違います。
何故なら、皇帝の愛息ロモロのお墓はアッピア街道に遺跡として残っていますし、この神殿を建立し始めたのはマクセンティウス帝ですが、完成させたのはライバルだったコンスタンティヌス帝だったからです。

対立する2人の皇帝でしたが、312年のポンテ・ミルヴィオの戦いで、コンスタンティヌス帝が勝利し、ローマ帝国の単独皇帝になったのでした。
自分が滅ぼした相手の息子に捧げる神殿など、非道なコンスタンティヌス帝が引き継いで完成させるわけがないのです。

というわけで、考古学者や歴史家の間では今でも論争が続いており、いまだに真相ははっきりしません。
歴史の謎は、結局のところ、仮説でしか解くことができず、確固たる証拠も見つからないので、謎のままであり続けるのでしょうね・・
だから、私たちは永遠にそういうものに惹かれることになってしまう・・













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中に入ることができてラッキー♪
フォロ・ロマーノ内で新たに発掘された彫刻などが展示されていました。













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この中で私が一番注目したのは、こちら~
古代ローマの守護神ディオスクロイの双子の神様カストールとポルックスのレリーフ彫刻。
先日記事にした新規公開の場所から出土したものでしょうね。













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神殿内には、キリスト教の寺院となった後に描かれたフレスコ画が残っていますが、かなり傷んでいます。

フォロ・ロマーノは、古代ローマ→キリスト教への変遷が見られる場所でもあります。


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by mayumi-roma | 2015-11-30 06:06 | ローマの美術散歩
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昨日(金曜日)のお出かけの続きです~
大好きなお友だちと、久しぶりにオープン・コロンナのビュッフェ・ランチに行きました。
ここは、ミシュランの一つ星がつくレストランですが、ランチは16ユーロでビュッフェ・ランチが楽しめます(ドリンク代は別です)。

早いもので11月も終わりですね。
12月に入ると、クリスマスの準備も始まって忙しくなりますし、彼女も私も日本へ一時帰国するので、今会っておかないと、来年の2月まで会えなくなるかもしれないので、この日のランチとなりました~












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金曜日ということもあって、お魚料理が充実しています。
(イタリアでは、火曜日と金曜日がお魚を食べる日なのです)
もちろん、お肉料理も豊富にありましたけどね。

私が今回、目を付けたのはこれ~
何だか、日本のイカめしの発想じゃないですか~!
イカの中にポテトが詰められていました♪












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もう一つ、目を付けたのがこちら~
きゃあ~~!
暖かいブイヤベースがあるではないですか~!!
もう一つのほうはリゾット・ペスカトーレでしたが、断然ブイヤベースがいい!!
イタリアでは、ズッパ・ディ・ペッシェ(魚介のスープ)と言いますけどね。













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ブイヤベース、美味しい~~♪
お代わりしたかったけど、食べ過ぎないように我慢しました。
ここは、何度でもお代わり自由なビュッフェなのです。

イカめしならぬイカポテトも美味しかったです~

ああ・・でも、あのブイヤベースの味が今も忘れられません~~
美味しかった~~~

そして、そして、白ワインが~
ソーヴィニオンだったのですが、あまりの香りと味の良さ~
フルーティだけど辛口で最高でした♪














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ブイヤベースをお代わりするかわりに、身体に優しいお野菜を頂きました♪












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ここのビュッフェはデザートも豊富なんです~

モンブラン~
これは、先に取っていた写真です。
時間差でこのコーナーを見ると、イタリア人のスイーツの好みが分かって面白いです。
モンブランとティラミスーの減り方は凄まじかったです・・













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これは、私がデザートを取りに行った時の写真です。
チョコレートケーキがあったのですが、それはすっかりもなくなっていて、代わりにリンゴのケーキが出ていました。
王道のティラミスーとフルーツタルトはほぼ終了。
パンナコッタも半分以上なくなっていました。

位置が変わって、後方左にモンブランが見えますが、これは1つ目が終了して新たに持ってきた2つ目です。
なくなったら、次々に新しいものを持って来てくれます。













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欲張って、かなりの種類を取りましたが、どれも美味しい!
モンブランの美味しさは、ちょっと普通じゃなかったです。
普通はどひゃ~っと甘いのですが、ほどよい甘さで天にも昇るような感じ。
メレンゲが生クリームと一緒になっていて、ほどよい固さでほどよい柔らかさ♪
いやぁ、美味しかったぁ・・・

日本のケーキの美味しさは世界一だと思いますが、モンブランと焼きプリンとティラミスーだけは、イタリアのものにはかなわないと思います。
もちろん、ジェラートもですけど♪

お友だちとは美味しいものを頂きながら、とっても楽しくて心地よい時間を持てました。
子育てや人生に対する考え方が似ているし、とても優しい人なので、私も優しい気持ちになれる大切なお友だちです。
出会えたことに感謝だわ~

「open colonna」
Via Milano 9A
土日のビュッフェ・ランチは高くなります。

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by mayumi-roma | 2015-11-29 05:43 | ローマのグルメ
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久しぶりに会うお友だちとのランチで、パリのテロ事件の後、初めて地下鉄に乗ったのですが、ビックリです~
フラミニオ(ポポロ広場)の駅の入り口は4つあるのですが、そのうち3つが閉鎖されていて、1つしか開いていません。

しかも、武装兵士が~~
ここには写っていませんが、この右側に銃を構えて立っていました。
ここだけではなく、各駅このような体制になっているようです。

しかも、地下鉄の改札口には必ず3人ほどの武装兵士がいるのです。
改札口のところで写真を撮ったら、呼びつけられて、「写真はセキュリティーの都合上、撮ってはいけない。この場ですぐに削除してくれ」と言われて、全部削除させられました008.gif

私のカメラは一眼レフなので目立ってしまったのかもしれません。
携帯でチャチャッと撮れば分からないのでしょうけど、まさか写真を禁止されるとは思ってもみなかったので、一番いいアングルを求めてもたもたしていた私・・

こんなことなら、ここにアップした写真に武装兵士も入れて撮っておくべきだった~~
















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この写真は、地下鉄・共和国広場の駅を降りてから外に出て、かなり離れた位置からコソッと撮りました。
陸軍の兵士の後ろ姿です。
持っている銃が怖すぎます・・
でも、遠いし、後ろから写したので威圧感が今一つ伝わらないですね。

武装兵士の存在は、ある意味、安心感を与えるものではありますが、やはり怖いという印象は否めません。
すごく緊張します。

もうすぐ聖年が始まるので(12月8日から)、しばらくこの物々しい雰囲気が続くと思います。
当分はサン・ピエトロ寺院にも行けないだろうな~
セキュリティが以前にも増して、大変なことになっているようですから。

ローマ教皇フランチェスコ様も大反対を押し切って、アフリカに行かれました。
なぜ大反対されたのか・・
それは、命の保証がない、世界で最も危険だと言われている国々も訪問されるからです。
アフリカでもイスラム原理主義者による大規模なテロが頻発しており、無法地帯と呼ばれるテロの巣窟、スラム街にも行かれるのです。

私はキリスト教徒ではありませんが、この教皇様のことは好きです。
真の意味で心の広い方、愛のある方、権力と富とは無縁の方だと思います。
ご無事でミッションを終えられることを祈って・・

あ、ランチについては、また明日~


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by mayumi-roma | 2015-11-28 06:13 | ローマの日常
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今日のローマも雨・・
空気も冷たくなって、すっかり冬の気配です。
雪でも降るのでは?というくらいに寒い一日でした。

さて、写真は、昨日と同じくフォロ・ロマーノです。
いつも、どこかしらが、発掘中か修復中・・(苦笑)
右端に茶色の壁が少し見えますが、これは元老院の一部です。
修復されているので、建物がそのまま残っています。
この中には少し前まで入ることが出来たのですが、今は堅く扉が閉まっています。
他の場所が公開されたから、ここは閉めたのかな?
何だかよく分からないローマのやり方です。

よく、シーザーが暗殺されたのはここではないかと勘違いされる方がいらっしゃるのですが、違います!
古代ローマに元老院はいくつもあったのです。
シーザーが暗殺されたのは、ポンペイウス劇場のそばにあった元老院のそばで、現在、アルゼンチーナ広場の聖域と呼ばれる遺跡にあります。
当然ながら、ポンペイウス劇場も元老院も残っていませんが、うっすらとシーザーが暗殺された場所は分かっています。











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ポンペイウス劇場のあった場所。
この建物が、丸い劇場のように、ゆるいカーブを描いているのが分かるでしょうか?
広角レンズで撮ったわけではありません。
ポンペイウス劇場の遺跡を利用して作られた建物(普通のアパート)なのです。
遺跡と言っても、土台を利用したという感じでしょうか!
地下には遺跡が残っているそうですけどね。
この近くのレストランの地下にもポンペイウス劇場の遺跡があって、そこは、お客様として食べに行けば見せてくれるのだとか・・












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ラルゴ・アルジェンティーナ(アルゼンチーナ広場)の聖域と呼ばれる遺跡です。
この遺跡はポンペイウス劇場に隣接する神殿があった場所で、元老院は、この聖域とポンペイウス劇場の間にあったのです。
シーザーが暗殺された場所は、ちょうど、この写真の左端のところだそうです。
つまり、元老院はこの左側にあったわけです。
もちろん、現代とは地盤の高さが違いますから、地下になります。
そして、そのまた左には、ポンペイウス劇場があったわけです。

写真が暗くてごめんなさい。
ポンペイウス劇場の跡もアルゼンチーナ広場の聖域も、夕方写したものなのですが、冬時間で真っ暗!
去年の今頃、美術史の学校に通っている頃に見学した時のものです。

この聖域には4つの神殿がありますが、この暗さじゃ、ちょっと説明は無理ですね。
またいつかの機会に♪


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by mayumi-roma | 2015-11-27 06:07 | ローマの美術散歩
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今日のローマも、しとしと雨が降りました。
午前中は晴れていたのになぁ・・

さて、写真は、ちょっと前に行ってきたフォロ・ロマーノ♪
この風景は、コロッセオと並んで、ローマを象徴する風景だな~と、つくづく思います。

手前の3本柱は、ローマの守護神である双子の神様、カストールとポルックスの神殿の跡。
その横、右手にあるのは、シーザーが火葬された場所で、のちに神殿となったものの名残りです。
左には、セヴェルス帝の凱旋門も見えます。












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こういう古代ローマの遺跡もちょくちょく見に来るべきだな・・と思います。
なぜなら、発掘されたり、修復されたりで、新たに公開する場所が出てくるからです。

この写真の場所もそうです。
30年以上ローマに住んでいますが、ここが公開されたのは初めてだと思います。
修復が終わったのは、つい最近のようです。

ここは、政治経済の中心地フォロ・ロマーノから皇帝たちの住居があるパラティーノの丘に続く坂道なのです。
紀元1世紀にドミティアヌス帝が造ったものです。
当時は、こういう長い坂道が折り返しで7つも続いていたそうですが、現在は4つしか残っていません。
でも、この長い坂道を折り返してどんどん上っていくと、最初の写真を写した展望台まで行けるのです。
眺めはとてもいいですよ~
それに、皇帝たちが通っていた道を歩くのも感慨深いものがあります。













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その坂道の入り口(フォロ・ロマーノの中)のところにある広間を外から見たところです。
ここは中世に礼拝堂になったそうで、40人の殉教者礼拝堂と呼ばれています。
あ、左上に展望台が見えますね~












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礼拝堂の入り口です。
もともと、古代ローマの皇帝たちの小道に続く広間だったわけですから、奥行きはあまりありません。











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40人の殉教者の礼拝堂と呼ばれるのは、40人の殉教者のフレスコ画が描かれているからでしょうね。
修復が終わって、一部は本当に鮮やかな色彩が現われています。
でも、この人物像には光輪がないから、殉教者ではないのかな?

中世に描かれたものなのでしょうが、一口に中世と言っても長い期間となります。
ヨーロッパでは、西ローマ帝国の滅亡(476年)から東ローマ帝国の滅亡(1453年)までを中世というくくりにしています。
ですので、警備のおじさんに中世のいつ頃のものか質問したのですが、「何も知らない」という答えが・・(大汗)












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こちらのフレスコ画は、見るも無残なくらいにボロボロ・・
これでも修復したのでしょうが、もともとその大半を失われていたものだと思われます。
でも、人物像の頭に光輪が見えますから、殉教した聖人なのでしょう・・













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それから、この礼拝堂のそばにも、発掘されて新たに公開されたものがあります。
ジュトゥルナの泉です。
これは、古代ローマの守り神、双子の神様ディオスクロイ〈ギリシャ神話のゼウスとレダの間に生まれた双子です)、それぞれの名前はカストールとポルクッスといいますが、彼らが戦いから戻ってきて、馬に水を飲ませたところだと言われています。











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最後にもう1枚、先ほどの展望台から写した別の角度のフォロ・ロマーノを♪
手前にヴェスタの神殿の巫女たちの中庭が見え、左には修復の終わったアントニウスとファウスティーナの神殿の跡、右にはロムルスの神殿が見えます。
ロムルスの神殿のブロンズの扉は普段は閉ざされていますが、現在、特別公開中で、発掘された彫刻が展示されていました。

ローマにお住まいの方は、毎月第1番目の日曜日が博物館・美術館の無料開放デイなので、次の12月6日に行かれてはどうでしょうか!?


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by mayumi-roma | 2015-11-26 06:10 | ローマの美術散歩

美術館に泥棒が~~!

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ピサネッロの「うずらの聖母」(1420年頃の作品)
美しい絵だと思いませんか?
ピサネッロは15世紀に活躍したゴシック様式の画家です。
(画像は、著作権の問題のないものを検索して頂きました)

さぁ、大変です!
この絵が盗まれてしまいました。
先週、木曜日の19時半頃、ちょうど美術館が閉館する直前のことでした。
ヴェローナのカステルヴェッキオ美術館 から17点にもおよぶ絵画が盗まれたのです。
盗まれた作品は、ピサネッロの他、ティントレット、ルーベンス、マンテーニャ、ヤコポ・ベッリーニ、ジョヴァンニ・フランチェスコ・カロート、ハンス・デ・ヨーデ、ジョヴァンニ・ベニーニ・・
特にティントレットの作品が多いです。

閉館間近だったことから、美術館にいたのは、ガードマン1人と美術館の職員が1人だけ。
日中も美術館には11人しか職員がいないのだそうで・・
これも、イタリアらしいと言えばイタリアらしいですが、笑っている場合ではありません。

しかも、閉館しないと作動しないセキュリーシステムはオフ!
「何やってんだか~」という感じですが、ローマの美術館も閉館間際はそこで働く人たちが帰りたくてそわそわし始めるので、確かに、美術館の管理が手薄になるという印象はあります。

私は、この美術館に、30年前たった1度だけ訪れたことがあります。
当時も、確かに、訪れる人は少なく、監視する人は少なかったように思います。

犯人は3人組で1時間半でこれらの作品を盗んでいったそうですが、あまりにも手際がよかったため、事前に下見をした可能性もあるそうです。
現在、東ヨーロッパは、大金持ちの美術愛好家のための不法マーケットの中心地となっているそうで、そちらの方面に流れたのではないかと考えているようです。
でも、車で国境超える時にチェックできるから、国外に流れるのは難しいと思うのですが、
しかも今はテロ問題で、国境警備も厳しくなっているでしょうから。

イタリアでは、よく美術館で盗難事件が起こるのですが、美術館の内部に協力者がいないと難しいんじゃないの?と思われることも多々あります。
今回の事件がそうであるとは言いませんが、イタリアが誇れるものは芸術品しかないでしょう?
もっと大切に管理しなきゃ!
不況を理由に、文化面での予算削減をするいっぽうだから、こういうことになるんです。

難しいかもしれませんが、犯人が捕まって、早く美術品が戻ってきますように。
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by mayumi-roma | 2015-11-25 05:55 | ローマの美術散歩

雨がしとしと・・


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雨がしとしとのローマです。

日本では三連休でプチ旅行に行かれた方も多いのでしょうが、こちらはお天気も悪くて、相変わらずのテロ警戒状態が続いています。
こういう時に出てくるのが悪質ないたずらです。
毎日のように、「地下鉄〇〇駅に爆弾を仕掛けた」といういたずら電話があって、そのたびにチェックしなければならないので、地下鉄が一時的に閉鎖となります。
そして、「〇〇に爆弾物のようなものがある」という通報。
もう、本当に、集団ヒステリーのような状況!
しかし、決しては大げさではないのです~

今週もまた、楽しみなお出かけの予定があるので、地下鉄が止まるといやだな~
面倒で時間はかかるけど、バスで行こうかな~

今日は、お天気が悪かったし、お勉強もたまっていたので、おうちで~
その割には、お勉強のほうはあまり進みませんでしたけど。
週末から急に寒くなったので、ミルクティーが心地良いのです~
あ、もちろん、お菓子は全部食べませんでしたよ。
最近の私は小食なんです。
本当ですよ~
半分しか食べていませんよ~

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by mayumi-roma | 2015-11-24 08:28 | ローマの日常

この上なく野蛮な狂気。

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アンギアーリの戦い、タヴォラ・ドーリア。
現在、京都文化博物館で展示中です。

レオナルドがフィレンツェ・ヴェッキオ宮殿の500人の大広間に描いた幻の未完の壁画(技術ミスで大半が崩壊して中央部分のみ残った)を油彩で描いたものですが、この油彩画がレオナルドが描いたものであるという確証はいまだにありません。

フィレンツェが敵国ミラノと対戦して勝利した1440年の「アンギアーリの戦い」での軍旗争奪の場面を描いたレオナルド。
これがレオナルドのものでなかったとしたら、50年ほどヴェッキオ宮殿に残っていたレオナルドの壁画を誰かが模写したものでしょう。

この絵の中で、レオナルドは美術史上初めて、人間のむき出しの感情、怒り、暴力性を描いて、当時の世界に衝撃を与えました。
この壁画制作は失敗に終わったものの、壁に残った中央部分はヨーロッパの画家たちが称賛し、模写をしながら、レオナルドの表現法を学ぼうとしたのでした。

しかし、この絵は当時のフィレンツェが求めていた英雄的行為をたたえるようにはほとんど見えず、むしろ「この上なく野蛮な狂気」として戦争を否定するような表現になっています。
そう、レオナルドは戦争を、この上なく野蛮な狂気ととらえていたのです。
私もそう思います。


今のヨーロッパの状況を見て、このレオナルドの絵を思い出しました。
パリのテロ以来、ヨーロッパはなんだかめちゃくちゃです。
実行犯がまだ逃亡中なので、ブリュッセルも大変なことになっています・・
不安にさらされている方々、本当にお気の毒・・
まぁ、ローマもひとごとではありませんけど、そこまでではありませんから。

もちろんテロは許せるものではなく、テロの犠牲者には深い追悼の念を抱きますが、すぐにシリアへの報復攻撃を開始したフランスは、9.11後のアメリカが犯した誤りにおちいったように思います。
報道されることはありませんが、シリアへの爆撃行為で多くの民間人も血を流しているのです。
オランドは、おそらく、次の選挙で右派に負けるかもしれないと焦って、ISの思うツボにはまってしまったのでしょう・・
よく政治家たちは、「テロとの戦争」という言葉を使いますが、戦争なんか始まっていません!

なんだか、不穏なことばかり起きて、やるせない気分になりますね。
だからこそ、毎日の自分の暮らしを大切に生きることが大切だと思うのです。
もちろん、悲しい世界の現実から目をそらすことなく考えなければいけないと思いますが、そればかりを考えて暮らすこともできません。
美しいものを見て、美味しいものを食べることも大切♪
楽しく過ごさなきゃ~
と、楽しく過ごす私です♪











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おまけの画像~
2012年3月にフィレンツェ・ヴェッキオ宮殿の500人の大広間を訪れた時の写真です。
昔から私のブログを読んでいらっしゃる方は覚えているかもしれませんね。
ちょうど、ヴァザーリの壁画の下にまだレオナルドの「アンギアーリの戦い」が残っているのではないかと探査機を使って調査していた時のものです。










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おまけの画像~
そう、まさにこのうしろで調査していたのです。
覆われた幕には、ルーベンスが模写した「アンギアーリの戦い」が描かれてあります~
しかし、この調査の結果もなんだかうやむやになってしまって、いったい何だったんでしょうね!?
いっそ、ヴァザーリの絵をはずしてしまえ~~~!!
あ、ひどいこと言ってますね、わたし・・
ヴァザーリ、好きじゃないんです~


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by mayumi-roma | 2015-11-23 06:48 | ローマの美術散歩
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私が高校1年生の時に生まれて初めて買った画集です。
40年の歳月を経ても、いまだに私の手元にあります。

大好きな本はいつも手元に置いておきたい私は、結婚後に段ボール10箱分の本を日本からローマに送ったのです。
そのうちの1冊です。

表紙の絵は、「聖アンナと聖母子と幼児洗礼者聖ヨハネ」(バーリントンハウスのカルトン(下絵)、ロンドン・ナショナル・ギャラリー所蔵))の聖母の顔です。
このカルトンも大好きで、かつてロンドンではポスターも買いました。












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この画集の中で、私が一番印象に残った絵です。
「大洪水」♪
私はどうやら、レオナルドの素描に惹かれるようです。
レオナルドは素描が上手すぎて、それ自体が作品になってしまうのですよね・・

以下、引用します。
「レオナルドは生涯を通じて水の流れに興味を持った。その興味はしばしば、実用的な面にも向けられた。しかし、晩年になると、水に対する魅惑がすっかりレオナルドを圧倒するようになった。レオナルドは、水がいつの日か人間と人間の創造したいっさいのものを押し流し、世界を終末に追いやるだろうと予言した。」

この文章を読んでますますレオナルドに惹かれたものでした・・
私も水が怖いからです。
自然の前では、人間の力は本当に小さなものなのですね。


大学で美術史を勉強した時、卒論のテーマにレオナルドを選びませんでした。
レオナルドが怖れた水をテーマにしようかとも思いましたが、彼の人生と作品が謎に満ちていて、あまりにも難しいと思ったからです。
そして、これも不思議なことですが、この画集を買ったのと同時期に買った心理学の本の表紙が、ムンクの「叫び」だったのです。
この絵にも一発で惹かれてしまっていた私は、ムンクを卒論のテーマに選んだのでした。

久しぶりに、私の原点とも言えるレオナルドの画集を眺めながら、とりとめのないことを書いてしまいました~♪

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by mayumi-roma | 2015-11-21 09:00 | ひとりごと、考えること
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1週間ぶりのビストロ64です~
「あら、mayumiさん、またこちらへ?」と言われてしまいそうですが、前から決まっていた女子会だったんです~
私は、週末からずっとお勉強のほうが詰まっていてかなりお疲れ気味だったし、テロで不安な日々の中、とても良い気分転換になりました♪











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最初は泡で始めました~
シェフお薦めのフランチャ・コルタのスパークリングワイン♪
シャンパンに次ぐ美味しさと世界的に認められています~
スタッフのジュスティーナ、ボトルを持つ姿がなんとサマになっていることでしょう!
いつも写真に撮って申し訳ないけど、美人さんだから問題ないでしょう!?











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もちろん、シェフのお薦めコースで♪
今日のメンバーは、私が少しだけお姉さんの同世代のお友だち♪
うち、2人は、ここに来るのが初めてでした。
気にいってくれるといいな~










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前菜の美しいこと♪
宝石のよう♪
藝術品としか思えません~~
シェフ流カツオのたたきに、ニンジンを酢漬けにしたものやムースにしたもの、カリフラワーが散りばめられています。
もちろんお味も??で~す♪










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プリモは、タコのリゾット♪
今日のメンバーの一人がパスタのグルテンアレルギーだったので、シェフがパスタを外してくれました~
シェフは、いつも、最初に、苦手な食材やアレルギーなどを尋ねてくれるのです。

プリッとして柔らかいタコのリゾット、美味しかった~
隠し味はワカメだそうです。
ほどよい量が嬉しい♪
これだと、無理なく、コース料理を全部食べることができますし、食べた後もお腹がパンパンになることもありませんからね♪











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ここで、赤ワインに切り替えます~
これもシェフにお任せしました♪
ワインに関しても絶対的な信頼ができるのです~
コクのある美味しい赤でした♪
サンジョベーゼだったかな・・
うろ覚え・・(笑)











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メインは、イベリコ子豚を低温調理したもの。
レンズ豆と合わせて♪
本当に柔らかくて美味しかった♪
たぶん、シェフの味付けが私の好みなんでしょうね・・
本当に何を食べても美味しい♪
でも、ここに来た人は皆美味しいと絶賛するから、誰にとっても美味しいと思いますけど。










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デザートが、これまた美しい♪
ほうじ茶のゼリーにコリアンダーのキャラメル♪
さっぱりしたゼリーに甘いキャラメルを砕いて混ぜると、ちょうどよい甘さに♪
美味しかった~

今日も楽しくお食事とお喋りを堪能しました♪
メンバーの皆さん、面白い経歴の持ち主なので、世界を見てきている方ばかりで話題が豊富だし、勉強になることもたくさん♪
テロについての話題も避けられません。
今、ローマでは厳戒態勢で、ローマっ子もかなり警戒していますから。
この間まで何時間も行列に並ばなければ入れなかったサン・ピエトロ寺院もガラガラで、誰も行かなくなりました。
公共の交通機関、人の集まる観光名所は避けるべき、ということなのです。
お友だちは、何か必ず起きると覚悟していると言いますが・・
ヨーロッパは今、大変な状況にあります。

そんな不安な日々も、こういう時間を持つことで救われます。
お友だちとビストロ64のシェフとスタッフに感謝です~

「Bistrot 64」
Via Gulielmo Calderini 64
Tel:06 3235531

定休日:日曜日
ランチタイムの営業は木・金・土のみ
シェフのお任せコースがお勧めです♪
12:30~15:00(木・金・土のみ)
19:30~23:00

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by mayumi-roma | 2015-11-20 07:29 | ローマのグルメ

ローマ在住33年♪永遠の都からお伝えする私(上野真弓)の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・


by mayumi-roma