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お友だちの来宅♪

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今日はお友だちがおウチに来てくれました。
会うのは1年ぶり・・とまではいかないけど、それに近いと思います・・
最後に会ったのは、たぶん去年の12月初旬くらい。

みんな忙しいですからね。
彼女はまだ、息子くんたちが中学生と高校生なので、毎日お昼ご飯も用意しなければならないし、スポーツのお稽古ごとの送り迎えもあるし・・
イタリアの子育ては本当に大変なのです!
子どもたちは、日本みたいに学校に一日中いてくれませんから。
少しだけ自由になる時間は午前中だけ。
というわけで、11時頃に来てくれて、2時間くらいお喋りしました。
マリナーリのクッキーを持って来てくれました♪
マリナーリは、ローマで有名なお菓子屋さんの一つです。

ボランティア活動をたくさんしている彼女ですが、仕事がしたくてうずうずしているようです。
でも、息子くんたちが二人とも高校を卒業するまでは難しいかも・・
できても午前中だけになってしまうし、イタリアにそんな都合のいい仕事はないですし。
そういうわけで、彼女は年内に他の友人と起業することを考えているのですが、最近イタリアで次々に生まれているものなので、競争が激しいかも・・
内容の良さとネットでの宣伝力によってかなり差が出ると思うので、お金がかかってもプロにサイト制作を頼んだ方がいいと思うのですが、どうするのかなぁ・・
これからは、もっとマメに会おうね~と約束♪


イタリアの女性は、結婚後も出産後もずっと仕事を続ける人が多いのですが、専業主婦の場合は、子育て終了後(日本と違って高校終了時になります)の50代から何かに挑戦する人が多いのです。
息子の小学校時代からのママ友にも、子どもが大学生になって、自身は50代になってから働き始めた人がけっこういます。
まぁ、よく仕事があったもんだと思いますし、もともと働く必要なんてないのですが、一つのステップとして、とりあえず何かをやって、次のステップに行くみたいな・・

イタリアの女性は基本的に家庭をとても大切にするのですが、自己実現も忘れません・・

たとえ、それがささやなものであっても、夢や希望をいつまでも持ち続けているのは素敵なことだと思います♪
と、私もお勉強中で~す♪


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by mayumi-roma | 2015-10-31 07:49 | ローマの日常
今日のおやつと混迷のローマ・・
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今日のおやつ~♪
日本からのお土産に頂いたどら焼き♪
1つだけ賞味期限ぎりぎりの今日まで残しておきました♪
しっとりしたあんこが美味しい~
もちろん、フォートナム&メイソンのアッサム・スパーブで淹れたミルクティーと一緒に頂きました♪
日本茶のほうが合うかもしれませんが、ミルクティーの気分だったのです♪










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こちらは9月に遊びに来た大学時代の親友に頂いたもの。
甘いものよりおせんべい派のわたくしですが(と言いつつ、けっこう甘いもの食べてますね、わたくし!笑)、虎屋の羊羹だけは別格なのです。
賞味期限が長いので、家にあると、とにかく便利なのです。

と、今日は、おやつ談義でもしようかと思っていたのですが、ローマ市長のマリーノにあまりに呆れたので愚痴です~


いやぁ、本当にローマの市政はめちゃくちゃです。
マリーノ、史上最悪のローマ市長です。
ある意味、マフィアのお友だちだった右派の前市長よりもひどい!
ここ最近、ローマでず~っと起こっていた事件については説明がややこしいので省略しますが、とにかく早くやめてほしいと誰もが願っている、そんな市長です。
はっきり言って、彼はローマ市やローマ市民のことなんてこれっぽっちも考えていない。
ただ、イタリアの首都(ローマ、これでもいちおう首都ですから)の市長という権力の座に座っていたいだけ。

で、ようやく、辞任を表明したのが約10日前・・
それなのに、本日10月29日に、辞任表明を取り消しました。
辞任を表明して20日以内にそれを取り消すことは法で認められているそうで・・(大汗)
所属していた中道左派からも三下り半を渡されたのに・・
市議会で不信任案が可決されればやめると言い出しました。
まぁ、間違いなく可決されると思いますが・・

完全に頭がおかしいと思います。
精神異常者ですね。
まぁ、イタリアの政治家は誰もがそれに近いものがありますけどね。

私は現首相のレンツィも大嫌いです。
ええ格好しいで、口先男・・
でも、イタリア人、うわべだけの言葉にいつも騙されるんですよね・・
騙されることに関して、学習能力がないのでしょうね。
今行なっている法改正も、このまま自分が権力の座にありたいからで、目立ちたがり屋で野心家の彼の狙いは、いずれ史上最年少の大統領になることでしょう。
中道左派でありながら、やっていることは完全に右派!
ベルルスコーニの果たせなかった夢を果たすのでしょう・・
一応、ベルルスコーニは右、レンツィは左ですが、二人は同じ穴のむじな!

もうどの政党も期待できないイタリア・・
投票したい政治家がいないイタリア(私は選挙権ありませんけど)・・
諦めている人も多いんだろうな・・
いつだって投票率少ないですし。
なんだか、極東のどこかの国と同じ・・

あ、ローマの話でした。
そもそも、今年12月8日からヴァチカン(ローマ)は、聖なる年に入るのです。
聖なる扉、開きますよ~
3月13日にローマ教皇フランチェスコの宣言によって特別臨時の聖年と制定され、大勢の巡礼者が訪れることが予想されることから、ローマ市はその準備に入らなければならなかったのです。

それなのに、地下鉄は白いストライキと呼ばれる間引き運行とゆっくり運転、同じ理由でゴミの収集も掃除もサボタージュ。
ローマは街中ごみだらけです!
おまけに、道路はアナだらけで事故が続出!

3月から聖年宣言がされていたので、準備する時間はいくらでもあったのに、道路工事が始まったのはバカンス明けの9月半ば・・
もう1か月ちょっとで聖年が始まるのですけど・・

さすがにローマ教皇も呆れています。


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by mayumi-roma | 2015-10-30 08:38 | ローマの日常
1年ぶりのコロンナ宮殿♪
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コロンナ宮殿の大広間♪

もうほぼ3週間前の土曜日、日本からのお友だちと一緒に、昨日の記事の12人の使徒教会に行く前に、コロンナ宮殿にも行ってきたのです。
お友だちは何しろ毎年ローマに来ていますから、当然ここにも来たことはあるのですが、まだ写真撮影が禁止されていた頃だったし、連れのお友だちが来たことがなかったので、土曜日の午前中しか開いてないコロンナ宮殿に行くのも何かの縁だと思いまして・・。

しかし、この日は大雨だったので、窓から光がまったくさしてなくて、暗い!
綺麗な写真は撮れませんでした。

このブログでもう何度もご紹介していますので、今回も趣を変えて、別の角度から~
去年の今頃は、ローマ日本人会の婦人部ミモザ会で来て、カラッチの「豆を食べる男」とグエルチーノの絵画を中心にご紹介したと思います。
その記事はこちらです~












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大広間の天井画♪
17世紀にジョヴァンニ・コッリとフィリッポ・ゲラルディの描いた「レパントの海戦」♪
コロンナ家のマルカントニオ2世は、16世紀、レパントの海戦の際の海軍司令長官でした。
そういうわけで、その偉業をたたえるために天井画にフラスコ画が描かれたわけです。

それにしても、コロンナ家はマルティヌス5世というローマ教皇を一人出しただけなのに、どうしてこのような富が・・
当時のローマは教皇領でしたから、政治家でもあったわけで。
宗教と政治はお金になったってことですね・・
まぁ、ローマの貴族はどこも同じようなものかもしれません。
一人教皇を出せば、一族全員がとてつもないお金持ちになったと言いますから・・
メディチ家くらいかな、1つの家から3人もローマ教皇が出たのは。











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風景画の間♪
これ、全部、ガスパール・デュゲの絵です。
デュゲは、17世紀バロック時代の画家ですが、古典的風景画と前ロマン主義的風景画を統合した作家と言われています。
18世紀のイギリス絵画に大きな影響を与えましたが、美術史上では過小評価されています・・
残念ながら、そういうことはよくありますね。

ローマにはけっこう彼の作品があります。
何しろローマ生まれでしたから。
1630年に姉がニコラ・プッサンと結婚したことから、ニコラとは義兄弟の関係となって、初期の絵画修業は二コラのもとで行なったのでした。










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デュゲついでに、こちらは、コロンナ宮殿の1階部分にあるイザベル皇女のアパートにある「デュゲの広間」です♪
この広間の壁にデュゲが風景画のフレスコ画を描いているのです。
素晴らしいでしょう!?










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タペストリーの広間♪
この宮殿で一番大きなムラノ・グラスのシャンデリアです。










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タペストリーの間には、カルロ・クリヴェッリ(1430~1494)の「聖アゴスティーノ」がありました。
クリヴェッリにしては、ちょっと地味な作品ですが、地味なだけにしみじみとした聖者のオーラが出るのかもしれません。


コロンナ宮殿
毎週土曜日の9時から14時のみ開館。
8月は1か月間お休み。


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by mayumi-roma | 2015-10-29 06:58 | ローマの美術散歩
12人の使徒教会の続き♪

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12人の使徒教会~♪
もう2週間以上も前に、この教会のベッサリオーネ礼拝堂のフレスコ画について書きました。
続きを書こうと思っている間に日々バタバタと過ぎてしまって、こんなに遅くなってしまいました。











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教会の内部です。
この中央祭壇のうしろの後陣にメロッツォ・ダ・フォルリの「音楽を奏でる天使たち」が描かれていたのです。
テヴェレ河の度重なる洪水とローマの略奪ですっかり破壊されてしまい、今は、断片的に剥がされて修復したものがヴァチカン美術館に展示されています。
ヴァチカンの絵画館に行かれたことのある方は、きっと見たことがあると思います。










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こちら~
ヴァチカンの絵画館を入ってすぐに飾られています。

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色鮮やかな色彩と天使の優しい表情・・

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美しく、上品で、優しい気持ちになるような気がしませんか?
ルネッサンスは、ラファエロとミケランジェロだけではないのです~












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さて、12人の使徒教会には、新古典主義の巨匠カノーヴァの作品が2点あります。
そのうちの1つがこちら。
1787年制作のローマ教皇クレメンス14世の葬送モニュメントです。









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中央祭壇の天井に描かれたジョヴァンニ・オダッツィの「堕天使の転落」♪
イルージョンの効果が素晴らしいです。
今にも堕天使が落っこちてきそうですよ~
私は、このバロック時代の目の錯覚を利用しただまし絵のようなイルージョン絵画がとても好きです。










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中央祭壇の下にはクリプタ(聖人たちの聖遺骸が祀られた地下聖堂)への入り口があります。
自由に入ることができます。










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クリプタはかなり広いです。
もともと古代ローマの邸宅があった場所に建てられた4世紀の教会部分にあたりますが、19世紀後半にきちんと整えられたので、とても綺麗です。










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こんな風に古代ローマ時代の遺跡もちらほら見えますが、これは、ローマならどこでも見られる光景ですね♪










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聖フィリッポと聖ヤコポのお墓です。
4世紀からずっとここに眠っています。










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信じられないことに、クリプタの奥の方にはカタコンベも残っていました。
ルチッラという女性のお墓のようです。
魚の絵が刻まれています。

魚は、キリストのシンボルなのです。
なぜなら・・
ギリシャ語で魚のことを IXTHYC (イクトゥス)と言いまして、それが、Gesù Cristo Figlio di Dio Salvatore(イエス・キリスト、神の子、救世主)という意味の頭文字を形成するからです。
キリスト教が公認されていなかった頃は、直接キリストを連想させる言葉を使いませんでした。
そこで、このようなシンボルが使われていたのです。
日本の隠れキリシタンも、マリア像を観音様にカモフラージュしたりしていましたから、禁止されている宗教を信じることの大変さは、私たちには想像もできないことでしょうね。
ましてや、その信じることのためには死もいとわなかった人も多いのですから。
これは、キリスト教に限らず、織田信長と戦った仏教徒にも言えることですし、ちょっと形は違いますが、パレスチナの(テロではない)イスラム教徒にも言えます。

言い換えれば、宗教に限らず、どんなに禁止されても、自分自身の心は止められないということですね。


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by mayumi-roma | 2015-10-28 06:12 | ローマの美術散歩
ミルクティーなら絶対イギリス~~

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ミルクティーなら、やっぱりイギリスのフォートナム&メイソンのアッサム・スパーブが最高ですね~♪
フレーヴァ―重視ならフランスのマリアージュやラデュレもいいですが、茶葉を重視するならイギリスの紅茶にはかないません!
昔(といっても20年くらい前)は、ローマにもフォートナム&メイソンの紅茶が売っていたのですが、今はどこにも売っていません・・
これは、今年の3月に日本へ帰国する際のトランジットでロンドンに寄った時、免税店で買ってきたものです。
ここぞとばかりに買いましたよ~
紅茶は賞味期限が長くて、長持ちしますからね。
久しぶりにミルクティーを飲みましたが、あまりの美味しさに、やっぱり紅茶はイギリスだ~という結論に♪
まぁ、その時々で私は変わりますけどね。
でも、フォートナム&メイソンが私の中では最高峰かな♪










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暖かいミルクティーの美味しい季節です♪
お友だちに頂いたバームクーヘンをおともにおやつ~♪

月曜日はいつもバタバタしてしまいます。
お手伝いさんが来る日でもあるので、のんびり好きなことができないし、今、冬に向けての大掃除も少しずつさせているので、いろいろ指示しないといけないし・・

冬時間になったばかりで、全然眠くなりません。
今、23時ですが、一昨日までの時間帯だと24時。
毎晩遅くまで本を読んでいたので、すっかり夜更かし癖が・・
早く寝ないと~
でも、寝付けないと思うんですよね・・


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by mayumi-roma | 2015-10-27 07:09 | ローマの日常
サマータイム終了♪

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今日のローマは曇り~
私はどうやら風邪は引いてない模様で、ちょっと安心♪
まぁ、油断はできませんけどね。

さて、サマータイムが土曜日で終了しました~
本日、日曜日から冬時間♪
冬時間と言っても、これが本当の時間なんですけどね。
日本との時差は8時間になります。
このほうが便利かも・・

サマータイムに入る時は1時間損をするのですが、終了時には1時間得します。
夜中の1時に寝たとしても、0時に寝たことになる!
朝10時に起きたとしても、9時に起きたことになります~!
これで、夜更かしの好きな私の生活時間も改善されるかもしれません。


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by mayumi-roma | 2015-10-26 05:58 | ローマの日常
イタリア人の日本旅行♪
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ここ数日、ローマは快晴が続いていますが、寒いです。
もうこれ以上、セントラル・ヒーティングが入るのを待っているわけにはいかないくらいに寒いので、今日はエアコンを入れて暖房しました。
快適~
もっと早く入れればよかった・・
でも、なんとなく体調が今一つです。
どこが・・というわけではないのですが、自分の身体は把握しているので、なんとなく風邪っぽいものが来るかな~という気がしています。
ここ数日の寒さにやられて、ほんの少しだけ風邪の菌が入ったのかも・・
来週はイタリア人のお友だちがおウチに来ることになっているけど、その他は出かけないでおこうかな。
睡眠しっかりとらなきゃ~~










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さて、今日の午後は、クリスマスからお正月にかけて日本を旅行するイタリア人の友人夫婦が旅の相談にやってきました。
私に聞きたいことがあるというのです。
というわけで、お茶です~

聞きたいこと・その1は、広島、宮島に行ったあと、大阪に戻って1泊するのだけど、その際に高野山に行くべきかというものでした。
高野山は行くべきところではあるけれど、2週間余りの滞在で何も無理して行くことはないと思うのです。
でも、大阪に1泊することは決めていると言うので、「かなり疲れるとは思うけど、大阪にいるのなら行ってしまえば?さもなければ、大阪宿泊をキャンセルして、いっそ広島から東京に戻るのも可。」と言いました。

聞きたいこと・その2は、日光に行くべきかというもの。
「日光も行くべきところではあるけれど、日帰りは絶対に無理なので、2週間しかないのだから、今回はあきらめたら・・」と言ったら、「ええ~っ、日帰りできないの?」と。

ベルリンに暮らすコンテポラリー・アーティストの息子さんのお友だち(イタリア人女性)が、日本の大学院で生物学を勉強していて、彼女の助言で旅行日程を決めたというのですが、このイタリア女性の助言がかなり的を外れているのです。

2週間の日本旅行なのですが・・
まず東京で宿泊するホテルは、彼女の助言で浅草にしたと・・
浅草、日光に行くには便利だけど、都心へのアクセス悪いでしょう!
何ゆえ、浅草なんでしょうか!
成田からのアクセス、どうなっているんだろう!?
もうすべて予約したと言うし、息子さんのお友だちのことを悪く言うのも何なので、黙っていましたが・・

そして、彼女の助言で温泉に行くことにして、金沢に2泊もすると言うのです。
いや、確かに金沢は美しい古都ですが、初めての日本で、何もわざわざ金沢に行って2泊もしなくていいと思うのですが・・
それよりも京都や奈良をゆっくり見たほうがいいのではないかと思うのですが、これもすべて予約済みだと言うので、黙っていました。

旅行日程を見ると、かなりハード。
東京に3泊したあと、金沢へ行って2泊、そこから京都へ向かい3泊、この間に奈良にも日帰り、。
そして広島へ。広島で1泊したあと宮島に行って、大阪へ。
大阪1泊のあと高野山に行って、夜東京へ移動。
東京に3泊。
しかも東京滞在中は、鎌倉と日光に絶対に行きたいと・・
銀座と築地市場、渋谷、青山、原宿、新宿、美術館にも行きたいと・・
できれば、歌舞伎と相撲も見たいと・・(これはたぶん日程的に無理でしょうけど)

ちょっといくらなんでも詰め込み過ぎのような気がするのですけど、詰め込んでハードな旅行をするのが好きな人もいますからね・・
私に聞きたいと言ったわりには、日光にも日帰りで絶対に行く気満々なようだったので、「浅草滞在なら、そこから電車に乗れるから、ハードだけど日光日帰りトライしてみたら?」と言いましたが、どうなることでしょう?

初めての日本なのに、くたびれるだけで終わってほしくないなぁ・・
ベルリンの息子さんも一緒に連れて行くそうで、息子さんは2週間ずっと東京に滞在するのだとか・・
日本食が大好きなので、ありとあらゆる日本食を食べるぞ~と張り切っていました。

ウチにあった東京都庁で無料で配っているイタリア語版東京ガイドブックや東京の地図を2部ずつ渡しました。
楽しい旅行となりますように♪


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by mayumi-roma | 2015-10-25 06:58 | ローマの日常
誰が聖マタイなの!?
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サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会♪
先週、ナヴォーナ広場のお友だちのおウチに遊びに行った帰り道に寄ってみました。
もちろん、カラヴァッジョに会いに行ったのです。










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「コンタレッリ礼拝堂」♪
ここが、この教会の一番の目玉♪
なんといっても、カラヴァッジョの作品が3つも飾られているのですから♪
もう、いつも大勢の人垣で、見るのも一苦労です。
でも、団体客が多いので、少し待っていれば大丈夫。

カラヴァッジョにこの祭壇画を依頼したのはフランス人の枢機卿、マテオ・コンタレッリ(フランス語ではマテュー・クワントレル)。
自分の名前でもある聖マテオ(聖マタイ)の人生を題材にした絵画を描くように注文したのです。
公開された作品は大評判となって、一目見ようとローマ市民が教会に殺到したそうです。










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「聖マタイの召命」(1600年)♪

私は、これがカラヴァッジョの最高傑作だと思っています。
光と影の大きなコントラストが素晴らしく画期的で、差し込む光に照らし出された人物が立体的に浮かびあがり、よりドラマチックな場面となっています。

この作品の主題は、収税所で働いていたマタイのもとに、イエス・キリストが聖ペテロと一緒に現れて声をかける。
そして、マタイがイエスの呼びかけに応じてついて行ったという、「マタイの召命」の逸話を描いたものです。

指をさすイエス・キリストの手は、ミケランジェロ作、システィーナ礼拝堂の天井画「天地創造」の中の「アダムの創造」から影響を受けたと言われています。

研究者の間では、この30年の間、どれが聖マタイなのか解釈が分かれています。
日本では、左端の、うつむいてお金を数えている若者だというのが、一般的です。
それは、おそらく、私の敬愛する神戸大学の宮下喜久朗先生の著作によるところが大きいと思われます。
絵の中で、マタイ(若者)はキリストに気づいてないようにも見えるが、次の瞬間、使命に目覚めて立ち上がり、あっけに取られた仲間を背に颯爽と立ち去る、そのクライマックス寸前の様子を描いていると解釈されています。

しかしながら、イタリアではそう考える研究者は少数派です。
その理由はいくつかあります。
一部を以下に記しますと・・

①この絵がここに飾られた400年以上前の当時から、この絵の中の聖マタイは自分を指さす老人だという解釈がされていて、それが疑われたことは一度もない。それは多くの文献にも記載されている。

②他の2枚の絵の中で描かれる聖マタイはひげを生やした老人の姿で描かれているのに、この絵だけ若者で描く必然性がない。むしろ、そんなことをしたら礼拝堂の祭壇画の連作の調和を壊してしまう。

③教会に来る(つまり絵を見る)当時のローマ市民の教養レベルは低く、そういう無知な大衆に絵を見て主題をすぐさま理解させるような単純明快な絵をカラヴァッジョは描かなければならなかった。実は若者が聖マタイだという凝った解釈の絵を描くはずがない。

④「聖マタイ=若者」派は、老人の指は自分を指しているのではなく、実は若者を指さしていると言うが、もし、若者を指すのならば、方角的に、差し込む光が老人の手の甲から指にかけて全ての部分を照らさなければならないはずだ。それなのに、指先には影ができている。それは、指先を自分に向けているため曲がっていて、光が当たらないからだ。











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ズームしてみました。
やはり老人の指は自分を指しています。
老人と言ってはかわいそうですね、ひげがあるだけでそんな老人ではないですから。
でも、ここでは分かりやすくするために老人という言葉を使っておきます。
常識的に考えれば、多くのイタリアの研究者が考えるように、ひげの老人が聖マタイと考えるのが妥当でしょう。
先日行ってきた講演会、私の大好きな美術史家ドラッツィオ氏も著作の中で、「聖マタイ=若者」論者をバッサリと斬っています。

しかし、絵は、見る人の心の中に入ってくるもの。
私もじっと佇んで絵を見ていましたが、誰が聖マテオであるかは別問題として、このうつむいた若者はどうしても気になってしまいます。
確かに今にも立ち上がりそう・・
分かっちゃいるけど、気になる~~!!
 
解釈は人それぞれでいいのではないでしょうか!?
もちろん、研究者はそういうわけにはいかないと思いますけど、普通に絵を見る人がどう感じようと自由なはず。
私は、芸術とはその人の心で感じることが一番大切だと思っています。

聖マタイの論争・・
私自身は、これまで、様々な説を読んで楽しんでいました。
今回、この絵と真っ白な心で対峙しようと思って見に行ったわけですが・・
分からなくなりました。
私の中の常識は老人を示し、魂の深い部分は若者を呼ぶのです。


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by mayumi-roma | 2015-10-24 07:51 | ローマの美術散歩
冬の到来!?

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ほんの数日前までダウンを着ているイタリア人を寒がりだとバカにしていた私ですが、今日のローマはあまりにも寒くて、ついに私もダウン・デビュー(一番軽いタイプのものですけど)となってしまいました~
空気が冷たくて、その上、強い北風が吹いて、とにかく寒いローマです。
完全に冬の寒さ!

今年の夏が異常に暑かったので、その反動でしょうか!?
寒くなるのが早過ぎます。
当然ながら、まだ暖房は入っていません。
我が家はアパート全体で一斉に入るセントラル・ヒーティングなので。
ああ~、寒い!
暖房が入るまでエアコンを入れなきゃ、もたないかも~
これまで、冷えるのは朝晩だけだったのが、今日は昼間も寒くてくしゃみが出るほど冷えました・・

でも、今日はとっても素敵な方たちにお会いしました。
何の役にも立てなかった私でしたが、人としてのあり方について考えさせられて、自分もこうありたいと思わせてくれました。
人生、日々、勉強ですね♪


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by mayumi-roma | 2015-10-23 07:11 | ローマの日常
ラファエロの秘密♪
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コロンナ広場~♪










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今日は、コロンナ広場のギャラリア・アルベルト・ソルディにある本屋さん「Feltrinelli」(フェルトリネッリ)に行ってきました。
この本屋さん、日本で言えば紀伊国屋書店のような感じでしょうか!?
入り口は小さいですが、中は3階まであってカフェも併設されています。
今日は、ここの地下のホールへ。










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本日、10月21日、私のお気に入りの美術史家ドラッツィオ氏の新刊本が発売されたので、その記念講演会に行ってきたのです。
彼の著作はほとんど読んでいます。
40歳と若いのに大変なやり手で、テレビで美術番組を持っているし、ラジオ番組も持っているし、年に2冊くらいのペースで本も出しています。
今イタリアで一番旬な美術史家です。

いやぁ、講演会も実に面白かったです。
新刊本の「ラファエロの秘密」にあわせて、ラファエロの謎にせまったのですが、ラファエロには、カラヴァッジョやレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロとは違って、謎なんてないように思えるのですが、実は謎だらけなんですね。
まぁ、本当にびっくりしました!
ここに内容をチラッと書いてもいいのですけど、たぶん日本では全く知られていないことだと思うので、もし無断でコピペでもされたら困りますので控えさせていただきます。

そして、スライドを使った作品解説がと~っても面白かったです。
アッと驚くようなドローイングもありましたし、各時代の画風の変遷も見られて、しかも、そこに彼の性格と生き方が現われているのが実に興味深かったです。











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この作品、なんだと思いますか!?
これは、ボルゲーゼ美術館収蔵の「一角獣を抱く貴婦人」の修復前です。
つまり、一角獣の上に車輪を描き、ショールを描き加えて、聖カテリーナの肖像だとされていた頃のものです。













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こちらが、現在(本当)の「一角獣を抱く貴婦人」♪
この一角獣は、車輪に描き換えられる前に、一度犬に描き換えられていたことが分かっています。

この女性が誰なのかも大いなる謎で、伝説の美しさを誇ったファルネーゼ家のジュリア(ボルジア家出身のローマ教皇アレクサンドル6世の愛人で、のちの教皇パウルス3世の妹)かもしれないと言われていますが、そうだったらいいな・・レベルの全く根拠のないものです。
ジュリアだったらロマンがありますものね~

色々な説がありますが、ドラッツィオ氏が賛成する説は・・
彼は基本的に記録文書が残っていないものは信じない主義だそうですが、この場合は一番賛成できるものとして、この後、スライドによって説明してくれました。
そして、私も納得。

いやぁ、こんなに面白い美術の講演会があるなんてビックリでした!











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もちろん、新作、買いましたよ~
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by mayumi-roma | 2015-10-22 06:15 | ローマの美術散歩
  

ローマ在住32年♪永遠の都からお伝えする私(上野真弓)の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・
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