カテゴリ:映画・音楽・本・イベント( 64 )
お気に入りの本♪
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先日、我が家に来て下さった東京芸大のS氏にお願いして買ってきて頂いた本、神戸大の宮下規久朗先生の新刊「モチーフで読む美術史」です♪

私は、こんな本が出るのを待っていたのです。
美術書は難しいと思われがちですが、先生のお人柄でしょう、一般の人の目線に立って実に分かりやすく説明して下さっています。
いつものように、キリリとした簡潔な文章!
しかしながら、重要なポイントはしっかり押さえられ、面白いエピソードあり、日本との対比ありで、楽しく読めます。
上から目線じゃないんです~
私はよほど気に入らないと、一つの本を何度も読むということをしないのですが、宮下先生のご本は、その数少ないリピート組の中に入ります。
「欲望の美術史」とともに♪

それにしても、何かを研究されている方の知識って半端ないですね~
芸大のS氏の知識も半端ないですが、宮下先生の知識も凄過ぎで~す♪
私は自分が西洋美術史を勉強したなんて、恥ずかしくて言えません・・
言ってますけど(笑)。

何度でも読みたくなる本ですから、日本へ向かう飛行機の中でも、また読みたいと思っています。
(これは予約投稿ですので、この記事がアップされる頃は飛行機の中!)
宮下先生のご本を読むと、心が落ち着くのです~
優しく、偏見のない先生のお人柄そのままのご本ですから。


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by mayumi-roma | 2013-08-16 06:10 | 映画・音楽・本・イベント
雷雨の一日・・
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が~ん!
何故か、写真が一枚も撮れていませんでした・・(泣)
この写真は、本日のトレヴィの泉ではありません。
今日のローマ(金曜日)は、物凄い雷雨だったのです。
でも、その大雨の中、私は、行きつけの日本人美容室「Yanks」でカットの予約をしていたため、トレヴィの泉まで行ったのでした。

大雨のトレヴィの泉と、何故か私以外は男性客ばかりというYanks,そして、いつものお決まりの私の髪の完成図を写真に撮ったのですが~
何故?
どうして?
1枚たりともメモリーカードに入っていない!
以前にもこういうことがあったのですが、たぶんシャッターの押し方が弱かったのかな~
悔しい!
残念!
大雨のトレヴィの泉も、男子率の高かった美容室も、面白い写真だったのになぁ・・
そして、そして、本日の髪の仕上がりも、軽やかでカールをきかせた最高の出来だったのになぁ・・・・
お見せすることが出来なくて、本当に残念です!










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帰宅したら・・
楽しみにしていた本が日本から届いていました~♪
アマゾンで注文して、いつもの仲良しのお友だちがEMSで送ってくれたものです。

宮下規久朗先生の「欲望の美術史」♪
「欲望」をキィワードに美術を眺めたエッセイ集です。
5月17日に発売されたばかりですが、なんと、7月10日には、もう1冊、「モチーフで読む美術史」が発売されました!
こっちも早く買わなきゃ~~!!

宮下先生は私の知り合いですが、単なる知り合いと言うにはちょっと寂しい気もするし、お友だちと呼ぶにはおこがましい・・
けど、お友だちってことにしておこう!(笑)

宮下先生のエッセイは面白いですよ~
文章が簡潔で明快、キリッとしている!
そして、非常に分かりやすい!
さらに、深いんです!
カラー図版も豊富ですしね。
美術は難しいと思っている方も、この本を読んだら、美術をより身近に感じることは必至です。

「まえがき」にあった言葉・・

誰にでも美を求める気持ちはある。
一輪の花を飾るだけで、一枚の絵を掛けるだけで、どんな殺風景な空間でも少しは華やぐだろう。
美術はこうした心性の上に成り立っている。
生きるために必要なものではないが、あれば生活に彩りが生まれ。人生が豊かになる。
明日をも知れぬ身の死刑囚が独房に飾り、余命いくばくもない患者が病室で眺める絵。それらは、たとえ質的に劣っていても、美術本来の力と強度をもっているはずである。

宮下先生、美術の伝道師かも~
美術へのアプローチの仕方って色々あるんだなぁ・・と改めて思い知らされました。
皆さまも、是非、この1冊を手にとって、人生を豊かにしてみませんか!?
オールカラー版-欲望の美術史-光文社新書-宮下-規久朗←ここをクリック♪


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by mayumi-roma | 2013-07-20 05:35 | 映画・音楽・本・イベント
本を読む・・
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「アウグストゥス」
シーザーの養子オクタビアヌス、後のローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの伝記を読んでいます。
著者は、歴史学者アウグスト・フラスケッティ。
ご本人もアウグストというお名前ですから、お誕生日が同じ8月19日なのでしょうね・・・・

著者は故人ですが、古代ローマ史のエクスパートで、ローマ大学とパリのソルボンヌ大学で教鞭をとっていました。
美しい完璧なイタリア語で書かれているので、実に読みやすいのです!
やっぱり、書き言葉は美しくなきゃ~

本との相性って、著者に尽きると思います。
特に、私にとって母国語でないイタリア語で書かれたものは、自分好みの文章だと、すいすい進みます。

まだ途中までしか読んでいないのですが・・
私は、アウグストゥスに対して、シーザー亡き後、内乱を勝ち抜き、地中海世界を統一して帝政ローマを創始、パクス・ロマーナ(ローマの平和)を実現した偉大なる者というイメージしか持っていなかったのです。
勝手な思い込みで、純粋で清廉潔白な人物像を持っていたのです。

まぁ、だけど、現実は、他の英雄たちとそう変わらない・・
当たり前ですが、黒い闇の部分もたくさんありますし、内乱を勝ち抜くため、次から次へと政略結婚を繰り返したり、政治力はあっても叔父のシーザーの持っていた軍事戦略家の資質は全くなかったこと・・
考えてみれば、彼の忠実な武将アグリッパがほとんど戦勝をあげていますものね・・
シーザーの残した莫大な遺産があったことも大きかったようです。

まぁ、知らないことだらけでした~
知らないことを知ることは嬉しいことですが、古代ローマの歴史のあまりの複雑さを知るにつれて、古代ローマの歴史をもっと知ろうという気持ちがすっかり失せてしまいました。
日頃、古代ローマの廃墟を見慣れていると、ついついローマ帝国を美化してしまう私がいるのですが、陰謀と騙し合い、戦争、侵略、その残酷性には目を塞ぎたくなります。
結局は、富を持った者の勝ちだったようですし。
本当に、いつの世も人間って変わらないものですね。

私は歴史家ではないので、上辺だけをざっと読むだけでいいです~(笑)
ローマ史には深く関わらないようにしようっと!


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ローマ国立博物館・マッシモ宮(←過去記事に飛べます)にあるローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの像♪
優男って感じ!?
たぶん、ローマ帝国の歴代皇帝の間では、ピカ一の容姿だったのでは!?
しかし、アウグストゥスは、古代ローマの上流階級の常で、バイセクシュアルだったと言われています。
真偽のほどは分かっていないそうですが・・
でも、まぁ、シーザーもそうだったようですし、ハドリアヌス帝もまた・・
いえ、こちらも、100%の証拠はないのですが、どうも、そういう時代だったようです。


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by mayumi-roma | 2013-07-09 05:48 | 映画・音楽・本・イベント
July morning♪
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ローマ、真実の口の広場、ポルトゥーノの神殿♪

爽やかな7月の朝に、私がいつも思い出すのは、ユーライア・ヒープの往年の名曲「July Morning」♪
70年代のイギリスのハードロックバンドですが、大好きでした~♪
ハードロックバンドには、必ず一つはメロディアスなバラードの名曲がありますが、「7月の朝」は、そんな彼らのとっておきのバラードです♪
ヴォーカルのデイヴィッド・バイロンの声♪
高音のシャウト系もさすがですが、甘い声で艶やかなノビがあって最高♪


一年の半分が過ぎて、後半戦にさしかかる7月♪
メロディは物悲しくもあり、歌詞は少々メランコリックなものですが、私は、この曲を聞くと、希望に満ち溢れてきます。
「絶対いいこと起きるよね~」って、そんな気分にさせてくれます。
と言っても、私はもはや、「love」だとか「you」を探しているわけではないので(笑)、その言葉の部分には、「something」を置き換えたいと思いますが・・

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          ユーライア・ヒープのアルバム~♪
          「Look at yourself」(対自核)♪
          対自核も名曲でしたが、「July mornig」は、7月の朝にぴったり♪
          ただ今、ヘビロテ中で~す。
          往年のブリティッシュハードロックのアルバム、
          DVDで再び揃えています♪
          レコードも全てお宝として実家に残していますけどね♪


          「July Morning」

          There I was on a july morning
          Looking for love
          With the strength
          Of a new day dawning
          And the beautiful sun

          At the sound
          Of the first bird singing
          I was leaving for home
          With the storm
          And the night behind me
          And a road of my own

          With the day came the resolution
          I'll be looking for you
          La la la la

          I was looking for love
          In the strangest places
          Wasn't a stone
          That I left unturned
          Must have tried more
          Than a thousand faces
          But not one was aware
          Of the fire that burned

          In my heart, in my mind, in my soul
          La la la la

          There I was on a july morning
          I was looking for love
          With the strength
          Of a new day dawning
          And the beautiful sun

          And at the sound
          Of the first bird singing
          I was leaving for home
          With the storm
          And the night behind me
          Yeah, and a road of my own


          皆さまも、
          夢を新たに!
          希望に溢れる7月を送りましょうね♪


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by mayumi-roma | 2013-07-03 05:32 | 映画・音楽・本・イベント
届いた~~♪
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ブログに時々コメントを下さる方が、何気なく書いた一言、「芸術新潮のローマ中世の美特集号・・・」というのを読んで、どうしても、この雑誌が読みたくなった私~~!!
アマゾンで検索したら~
ずいぶん昔のものだったんですね。
2007年8月号!
当然、アマゾンにも新潮社にも在庫はなく、アマゾンの出品者から中古品を買うしかなかったのですが・・・
アマゾンが海外発送してくれるのは、アマゾンに在庫がある新品商品のみ。
困りました~

で、東京のお友だちの住所を送付先にしてもらいました。
そうして、彼女に郵送してもらったわけです。
東京には息子もいますが、こんなこと、やってくれるわけがありません!
私は、年中世話を焼いているのに~(笑)。

持つべきものは、お友だち~
あづさちゃん、ありがとう~~♪
ローマ日本人学校の幼稚園時代からずっと仲良くしているお友だちです。
彼女が日本に戻ってからも、ずっと日本のドラマを録画して送ってくれたり、息子の学習ドリルを買って送ってくれたり、お世話になりっぱなし~~
もちろん、彼女の他にも、いつも私を助けてくれるお友だち、感謝しております~










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で、ついでに、塩野七生さんの「チェーザレ・ボルジア、あるいは優雅なる冷酷」も!
この本、ずいぶん昔に読んだっきりですが、私、持っていたはずなのです。
ところが、最近無性に読みたくなって、家中探したのに、見つからない~~
というわけで、こちらもアマゾンさんに!

いやぁ、改めて思いました。
塩野さんって凄いわ~
この本を書いたのって、31歳の時だったんですね~
歴史書ではありませんし、史実に基づきながらも塩野さんの想像が入った創作ですが、それでも、歴史の細部を検証した上で物語を作り出すというのは、並々ならぬ情熱がないと出来ないことですね。
正直、どれだけの数の古文書を読んだのだろう・・と思いました。

久しぶりに読んでみて思ったのですが、若い頃とは違った読み方をしている自分に気がつきました。
おそらく、それは、長年イタリアに暮らしているからこそなのでしょうが、イタリアの地理や歴史をひと通り知っていることにも関係があると思うのです。
「うん、うん」と、うなずきながら読むみたいな・・
イタリアの歴史に少しでも興味がないと読めない作品ですね。

きっと、この本は、塩野七生さんからチェーザレ・ボルジアへの、時を超えたラブレターだったのでしょうね。
相当な思い入れがあったはずです。
チェーザレの失敗や闇の部分を決して悪く書かない。
ネガティブな言葉を使わず、必ずポジティブな言葉に置き換えている。
チェーザレへの視線が、優しくて暖かい。

ヨーロッパでは、チェーザレ・ボルジアやボルジア家の評判はたいそう悪いのです。
それは、良くも悪くも話題に事欠かなかったボルジア家ですから、歴史家や文学者たちには格好の題材で、真実半分、偽り半分で、面白く脚色しているからでもあるのですが、そのせいで、一般的には「悪徳のボルジア家」というイメージだけが先行してしまった感じです。
富と権力とその政治力で、何でも手に入れたスペイン出身の教皇アレクサンドル6世(ロドリーゴ・ボルジア)とその息子チェーザレや娘ルクレツィア・・
陰謀や毒殺、暗殺、近親相姦など、黒い噂には事欠きませんでした。
それでも、ボルジア家に関する本がたくさん出ているという事実は、それだけ人を惹きつける何かを持っていた「偉大なる者たち」だったからだと、私は思うのです。
力を持った者には、嫉妬と羨望から生まれる憎悪の感情から、必ず中傷する輩が出てきますから。

もし、日本でチェーザレ・ボルジアにポジティブなイメージがあり、人気があるとしたら、それは、ひとえに、塩野七生さんのこの本のおかげだと思うのです。

この本を読むちょっと前に、以前ブログでもご紹介したイタリアの著名な歴史作家「Marcello Vannucci」氏(フィレンツェ人で故人です)の「ボルジア家」を読み終えていたのですが、塩野さんの本と書いてあることがとても似ていたのでビックリしました。
チェーザレを見る視点も好意的ですし、マキャベリとレオナルド・ダ・ヴィンチが登場する場面の雰囲気も異様に似ている・・

結局、ボルジア家に魅せられたしまった人間は、同じようなことを書くということでしょうか!?


しかし、チェーザレは立派でしたね。
絶望の淵にあっても、決して諦めない。
私には、チェーザレの死は悲惨なものには映りませんでした。
誠に、一武将として、立派な最期だったと思います。

ただ、チェーザレの亡くなった年の1507年・・
ボルジア家を破滅に追いやったローマ教皇ユリウス2世が、ミケランジェロに「天地創造」を描かせたり、その翌年にはラファエロにバチカンの「ラファエロの間」を描かせているんですよね。
なんだか、戦国の世とルネッサンスの芸術が、とても同じ時間軸で考えられなくて、摩訶不思議な気分になってしまったわたくしでした・・
世界は複雑だわ~


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by mayumi-roma | 2013-06-09 04:52 | 映画・音楽・本・イベント
最近読んだ本♪
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パスクア(復活祭)の休暇に読んだ本♪
中野京子さんの「怖い絵 泣く女編」です。

今頃~~です。
今年1月の帰省時に買ったものではなく、去年の6月に日本で買ってきていた本。
やっと読みました~

この本を書いた視点が面白いです。
「怖い」をキィワードにしていますが、別に、絵そのものが怖いわけではなく、その絵が描かれた怖い歴史的背景だとか、その作品についての誰かの怖い妄想だとか、絵の中の主人公を考察したりだとか、同じ怖さにも色々と種類がありました。

著者の中野京子さんは、西洋美術史家ではなく、ドイツ文学と西洋文化史が専門ですが、豊富な知識を駆使して、「へ~っ」と思うような当時の政治的状況や人々の暮らし、文化や習慣、はたまた画家やモデルとなった人物のエピソードなど、様々な興味深いお話を巧みに取り入れて、読者を飽きさせません。
大変知的な文章で、説明も簡潔で潔い!
ただし、ある程度美術の知識がある方、少なくとも絵が好きな人でないと、この本の面白さは分からないかもしれません。









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それにしても、ミレーの「晩鐘」に対するダリの妄想には、笑うとか呆れるとかを通り越して、彼らしいなと思いました・・
以前、ローマでダリ展があった時に過去のインタビュー映像が流れていたのですが、そこで彼が話していたことも同じような感じ。
本人、大真面目なのですが、脈略がなく支離滅裂!
狂っているとしか思えないことを真剣に力説していたことを思い出してしまいました。

ちなみに、ミレーの「晩鐘」に対するダリの妄想とは・・
これは、母親がカマキリの体勢で息子を犯そうとしている図なんだそうです。
で、息子は期待感で恍惚としながらも、カマキリは交尾した後にオスを食べてしまうことを知っているので、恐怖に身をすくめていると・・
だから、とても怖い絵なんだそうです・・(大汗)
この絵、私もパリのオルセー美術館で何度も見ましたが、どこをどう取っても、そんな解釈は・・
天才の考えることに、私のような凡人はどうリアクションしていいか分かりません・・










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本の表紙は、ロンドンのナショナル・ギャラリーにあるドラローシュの「レディ・ジェーン・グレイの処刑」ですが、この絵は、私も初めて見た時から忘れることの出来ない作品でした。

何故、高貴な彼女が処刑されなければならなかったのか・・
彼女が9日間だけ英国女王だったこと・・
斬首刑は高貴な死であり、庶民階級の処刑は絞首刑だったこと・・
初めて知りました~

でも、本にあるような、「散る直前の匂い立つ美しさ」という美しさを、私はこの絵に感じることはありませんでした。
彼女の運命の悲しさ、
それを凛として受け入れなければならなかった彼女、
美しさを感じるとしたら、悲しみややるせなさという感情が美へ昇華された感じでしょうか!?

それにしても、ヨーロッパ史は、どこの国も、血にまみれていますね。
しかも、処刑を見るのは、人々の娯楽だったと言いますから、古代ローマのコロッセオで血を見て喜んでいた古代ローマ人と同じ~
改めて、人間の残酷さを思い知った感じです。
あ~あ、嫌だな~
こんなこと、あまり考えたくないのだけど、
一度考え始めると、頭から離れない・・

私にとって、
世の中で一番怖いもの、
それは、人間です!
(とりあえず、今の心境・・)


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by mayumi-roma | 2013-04-04 05:10 | 映画・音楽・本・イベント
EPAについて@日本大使館主催講演会
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ローマ、バルベリーニ広場♪
金曜日のローマは、とってもお天気が良くて、ほとんど夏日でした~
広場には、私の大好きなベルニーニの「トリトンの噴水」が~
一人静かに貝殻の上に乗って、ホラ貝から水を飲む孤高のトリトン、好きなんです~
華やかさはないけれど、独特の世界が広がっているんです~
広場には、この噴水を描いているおじさんがいました。
ちょっと色の使い方が変わっているなぁ・・









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本日、この広場に来たのは、この広場に面した「ベルニーニ・ブリストル・ホテル」で行われた講演会に出席するためでした。
在イタリア日本大使館、伊日財団、ICE(イタリア貿易振興会)主催で、「日本とEU、EPAに関する講演会」が開かれたのでした。
講師は、木村福成慶應義塾大学経済学部教授。
東アジア・ASEAN経済研究センターのチーフエコノミスト、公益法人東京経済研究センターの代表理事も兼任されています。









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写真左は木村教授、右が在イタリア日本大使館の河野大使です。

使用言語は英語。
出席者のほとんどはイタリア人。
英語の分からない人のために(少数だけど、いました)、イタリア語の逐次通訳も入りました。

EPAとは、Economic Partnership Agreementの略称で、経済連携協定という意味です。
これは、自由貿易協定(FTA)を柱として、関税撤廃などの通商上の壁を取り除くだけでなく、締約国間での経済取引の円滑化や経済制度の調和を図り、サービス、投資分野等、様々な経済領域での連携強化と促進も含めた条約です。
2011年に日本とEU間で、EPAの予備交渉の早期開始が合意されたそうです。

日本もイタリアも政治的混乱が続いていますが、長い不況から脱出するためにも、とにかく早い段階での実現が望まれるそうです。
このEPAを締結することがいかに重要かであるかのお話の前に、しばらく前に日本の世論をまっぷたつに分けたTPPについてのお話もありました。

木村教授はTPP推進派のようで、20年間経済成長が1%程度の今の日本の現状から脱却するためには、早い内にTPPに加入するしかないと仰っていました。
ここ数年、農水省のロビーの力が弱まってきているそうで、TPP加入にあたってマイナス面が出る分野への対策をキチンと行なえば、必ず日本は大きく成長出来るとのこと。
財政再建と成長の確保が何よりも大切であると。

そして、それがASEAN全体の活性化に繋がり、国際的ルールを作り上げるきっかけになると仰っていました。
そこへ、日本EU間でEPAも実現すれば、アメリカ、アジア、ヨーロッパと、国際的ルールにのっとったグローバル経済が発展するのだとか。
それぞれの国には守りたい産業もあるので一筋縄では行かないけれども、マイナス面だけでなくプラス面をグローバルに見るべきだと。

TPPは、難しい問題ですね。
私は、TPP関連の本を何冊も日本で買ってきましたが、推進派はいいことばかりしか言わないし、反対派は悪いことばかりしか言わないし、どちらを読んでも納得できません。
結局、どちらがいいのかは、分からない・・
グローバルな見方をするのなら、もちろんTPPはいいことなのですが、グローバル化そのものも、果たしていいことなのか、悪いことなのかが曖昧になってきている時代ですから、それも分からない。

単純化されているようで、実はますます複雑化していく世の中ですね。。

皆様が退屈されるといけないので、このへんでやめておきま~す。

いずれにしましても、木村教授のお話は大変興味深かったです。
何をする場合でもタイミングが一番重要であると仰っていましたが、「タイミング」という言葉を胸にしっかり刻んだワタクシでありました~

本日は、話題が話題ですので、コメント欄は閉じさせて頂きます。


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by mayumi-roma | 2012-10-06 06:00 | 映画・音楽・本・イベント
「テルマエ・ロマエ」@ティベリーナ島♪
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ローマ、ティベリーナ島♪
夜の8時だというのに、この明るさで~す。








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夏のローマは、毎年、このティベリーナ島とテヴェレ河沿いに、お店屋さんやレントラン、カフェバーが出店して、夜中遅くまで大賑わいとなっています。








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ティベリーナ島は、毎夏、屋外映画場にもなります。

7月9日(月)の夜は、「テルマエ・ロマエ」の上映でした~
この日、私はチヴィタ・ディ・バニョレッジョに行ってきたのでありまして、
それゆえ、会場で偶然会ったお友だちは、「よく来れたね~」と驚いていましたが、
「テルマエ・ロマエ」がどうしても見たかったんです~
主演の阿部ちゃん、大好きな俳優さんですし!
それに、「富士宮焼きそば」も食べたかったしね!(笑)









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日本映画だけど、意外なほどたくさんのイタリア人が来ていて、チケットは早々にソールドアウトになったようです。
よかった!
前売りで買っておいて!








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日本映画の日なので、日本の小物を売るお店もたくさん出店していました~
こういう催しに来ると、いつも思うこと・・
ローマにこんなにたくさんの日本人が住んでいるんだ~!
限られた方としかお付き合いのない私ですから、いつもびっくりします。
子どもに浴衣を着せて歩いている日本人ファミリーもいました♪
いいなぁ・・
微笑ましい・・









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まぁ、だけど、映画が始まった時間があまりにも遅かったんです・・
富士宮焼きそばも・・

9時15分過ぎに映画のチケットを持っている人限定で、富士宮焼きそばと日本酒が頂けたのですが、当然ながらど~っと人が集まってしまって、予想通り1時間経っても焼きそばがもらえない状況になりました・・
映画の上映が始まるので、私は10時15分に諦めて席に戻りましたが、偶然出会った優しいお友だちが並んでくれて、私の分ももらってきてくれました。
ありがとう~♪


映画「テルマエ・ロマエ」は、噂通りに面白かったです~♪
メンズ・ノンノのモデルだった阿部ちゃんが、ここまで素晴らしい俳優さんになるなんてね~
コメディからシリアスなものまで何でもこなせる俳優さんですね♪
阿部ちゃんは、しっかり古代ローマ人に見えましたよ~♪
他の俳優さんは、濃い顔でも、やっぱり日本人かな~
それほど違和感はありませんでしたけど。

イタリア語でも字幕があったので、夫も楽しめたようです。
「奇想天外な話だけど、古代ローマ人のお風呂に対するこだわりと日本人のお風呂へのこだわりは、共通することなので、この点に着目してこのSTORYを考えた人は上手いな・・」と言ってました。

原作は漫画なんですよね~
古代ローマオタクのイタリア人のご主人を持つ日本人漫画家!
それにしても、STORYの発想が素晴らしい!

映画が終わったのは夜中の零時過ぎ・・
「テルマエ・ロマエ」も富士宮焼きそばも楽しめましたが・・
オーガナイズがね~
もうちょっと何とかならなかったのかな~と思いました。
でも、ローマで話題の日本映画が見ることが出来て、嬉しかったです~
さすがに、翌日の「告白」には行く気にはなりませんでしたけど・・


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by mayumi-roma | 2012-07-11 19:00 | 映画・音楽・本・イベント
大使館主催の夏祭りのお知らせ♪
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ローマ、ティベリーナ島♪

今年も日本大使館主催の「夏祭り」がローマのティベリーナ島で行われます!
日時:7月9日(月)と10日(火)、20時より
映画上映は、9日が「テルマエ・ロマエ」、10日が「告白」となっています。
会場では、「富士宮焼きそば」と「栄川酒造」の日本酒の提供もあります。
その他、邦楽コンサートや剣道・居合道の実演も予定されています。
チケットは、各日、当日券が7ユーロ、前売り券の場合は8.5ユーロです(イタリアって不思議な国で、システムの都合で、前売りだと高くなるんです)。
当日券は、会場にて販売、前売り券はこちらからです~
グリーンチケット←ここをクリック♪

また、アウディトリウムで「日本の音楽祭」も行われます。
7月11日(水)21時より  小野悦郎氏、木村俊介氏・三味線コンサート(8ユーロ)
7月12日(木)21時より  TsuguKaji-KOTO・琴コンサート(8ユーロ)
7月13日(金)21時より  Gocoo・太鼓コンサート(15~20ユーロ)

チケットのご購入はこちらからどうぞ♪
アウディトリウム←ここをクリック♪

また、アウディトリウムでは展覧会も開催されます。
7月10日(火)~29日(日)Takuji Kogoキャンディー・ファクトリー・プロジェクツ(入場無料)
7月11日(水)~13日(金)現代日本書道展(入場無料)

ローマ在住の方は、ふるってご参加くださいませ♪

「テルマエ・ロマエ」、ローマのチネチッタで撮影されて、日本でも大ヒットとなった映画です~
楽しみだわ~
日本の濃い顔軍団が出てるし~
果たして本当に古代ローマ人に見えるのかしら~!?

「告白」も楽しみです~
原作者の湊かなえさんのミステリーが好きなんです。
ちょっと辛くなるものも多いですが、類い稀なるストーリーテラー!
本は読んでいましたが、映画は見ていませんでした。

それに、B級グルメで有名な富士宮焼きそばも嬉しいじゃありませんか!
おまけに日本酒も味わえるなんて~!


以下に日本大使館のリンクを貼っておきますので、どうぞ~♪
大使館リンク


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by mayumi-roma | 2012-07-06 22:10 | 映画・音楽・本・イベント
被災地への祈り By 在ヴァチカン日本国大使館主催コンサート♪
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ローマ、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂♪

3月15日、木曜日、午後8時より、「東日本大震災1周年:追悼と復興を祈るコンサート」が、在バチカン日本国大使館主催で、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂サントス・アブリル枢機卿の後援の下で開かれました。

合唱指揮は、松下耕氏。
女声合唱団は、「Voces Fidelis」

松下耕氏は、1962年生まれの、現在世界で最も注目されている合唱作曲家であり合唱指揮者です。昨年9月のアレッツオ国際合唱コンクールでは、音楽監督を務める混声合唱団「Vox Gaudiosa」を率いて優勝し、2011年の最優秀合唱団のタイトルをかけて、今年4月22日にスロヴェニアで開催される「ヨーロッパ合唱グランプリ」にも参加を予定しております。
また、日本人作曲家としては初めて、自作の曲が、今年3月25日のヴァチカンでのミサの入祭歌として歌われる予定です。

女声合唱団「Voces Fidelis」は、2010年に首都圏の複数の大学生によって結成されたインターカレッジ女声合唱団です。
Voces Fidelisとは、ラテン語で「真実の声」という意味です。
結成直後の2010年3月に参加したチェコ共和国の「オロモウツ宗教音楽合唱コンクール」2部門において満点で優勝し、注目を浴びました。
今回が2回目の海外公演となり、20世紀の最も美しいアヴェ・マリアと言われるFranz BieblのAve Mariaも披露してくれることになっていました。








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このような素晴らしい合唱コンサートが、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂で、しかも無料で行われるのですから、行くしかありません!
もちろん、東日本大震災の追悼と復興を祈る気持ちと共に!です。








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最初に在ヴァチカン日本国大使の山口英一氏のご挨拶(写真左)があり、次にアブリル枢機卿(写真右)からのご挨拶が続き、そのあとで、東日本大震災の犠牲者への追悼と復興への祈りのために、1分間の黙とう、祈りを捧げました。

そして、合唱コンサートが始まりましたが・・
驚きました~
最初の1曲目は、指揮の松下氏が客席の真ん中に位置して、合唱団を教会の側廊に配置したのです・・(写真下部)







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いやぁ、本当に素晴らしい合唱でした♪
こんなにレベルの高い合唱を聴いたのは、久しぶりです。
清らかで美しい歌声が、教会の中に響き渡って・・
これこそ「祈りの音楽」にふさわしいと思いました。
教会って、音響効果抜群ですね♪
美しい声の木霊・・
うっとりでした・・♪

合唱団のレベルの高さもさることながら、合唱指揮の松下氏の腕前は相当なものだと思われました。
歌声がまるで楽器のように変幻自在なんです。

演奏曲目は、以下の通りでした。
Mikolos Kocsar(1933~)   JUBILATE DEO
Fancis Poulenc(1899~1963) AVE VERUM CORPUS
Franz Biebl(1906~2001)   AVE MARIA, ANGELUS DOMINI
Zoltan kodaly (1882~1967) A 150. GENFI ZSOLTAR
Pekka Kostiainen (1944~)  REGINA ANGELORUM
Ko Matsushita(1962~) MISERERE MEI
Ko Matsushita(1962~) HODIE BEATA VIRGO MARIA
Ko Matsushita(1962~) NON NOBIS, DOMINE
Ko Matsushita(1962~) TANTUM ERGO


素晴らしい癒しの1時間でした♪
この美しい歌声は、きっと被災地の空に届いたことと思います。

コンサート終了後も、拍手が鳴り止まず、アンコールに「サクラ」を歌ってくれました。
日本は、もうすぐ桜の季節ですね♪
なんだか、復興の祈りを締めくくるにピッタリの曲だと思えました♪
被災地へ愛をこめて・・


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特集/3.11東日本大震災から1年…いま思うこと
by mayumi-roma | 2012-03-16 07:14 | 映画・音楽・本・イベント
  

ローマ在住32年♪永遠の都からお伝えする私(上野真弓)の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・
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