カテゴリ:ひとりごと、考えること( 107 )
パスクア(復活祭)とテロ・・・

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ヴァチカン・サン・ピエトロ寺院♪

今日(3月27日、日曜日)から夏時間です♪
1時間損をして睡眠不足です。
息子が東京に戻るため、空港まで送っていったのですが、アリタリアとはいえ、ミラノ乗り換えの便だったので、早起きをすることになってしました。
昨日の夜も午前2時過ぎくらいまで息子の友人たちが家に来ていたので、ほとんど眠っていない感じです・・・
疲れた・・・

空港からの帰り、パスクワ(復活祭)なので、せっかくだからヴァチカンのサン・ピエトロ寺院に行ってきました。
サン・ピエトロ広場に入るのには二重三重のチェックポイントがあるので、けっこう時間がかかりますが、たくさんの人が来ていました。
とはいえ特別聖年の年の復活祭であることを考えると少ないような気がします。
テロの影響は少なからずあると思います。

先週ブリュッセルで再びテロが起こって、それ以来、イタリアでも連日テロの報道が続いています。
イタリアだけでなく、ヨーロッパに暮らす人たちにとって、テロは現実的なものであり、日常に深くかかわっているのです。

経歴詐称問題や著名人の不倫問題で大騒ぎになる日本って、本当に平和な国だと思います(←嫌味じゃないですよ)。
イタリアでは経歴詐称や不倫なんて日常茶飯事過ぎて、報道はされても大騒ぎにはならない・・
これらのことが大したことではないとは言いません。
でも、平和な国・日本だからこそなのか、その種の問題を起こした人間に対する日本人の異常な攻撃性は理解できません。
徹底的に叩いて潰す。
もちろん、間違いを犯したら、それなりの制裁は受けなければならないでしょう。
でも、その人という人間を徹底的に叩き潰す必要までないのでは?と思うのですが・・。
たぶん、イタリア人なら、どこかに再生のチャンスを残してあげるような気がします。

話がそれてしまいましたが、私自身は、イタリアにテロは起こらないと確信しています。
難民問題がヨーロッパ全体の問題になるずっと以前から、イタリアは難民を受けいれている人道的な国です。
いえ、それが理由でテロリストがイタリアを標的にしないと言うのではありません。

フォーリン・ファイターと呼ばれるテロリストが、生まれ育ったヨーロッパの国からイスラム諸国に渡ってテロリストの訓練を受けて、再びヨーロッパに入る場合、難民の中に混ざって入ってくる可能性は大きく、もし、イタリアでテロを起こせば、人道主義の観点から難民を無制限に入国させている現在の状況が崩れることは間違いありません。
今の時点で難民を無制限に入国させている国はイタリアとギリシャだけですから、彼らはこの行路を失うわけにはいかないはず。
だから、おそらく、イタリアとギリシャでは問題を起こすはずがないと思うのです。

数名のテロリストの入国を阻止するために、大勢の可哀相な難民たちを追い返すわけにはいかないというのが多くのイタリア人の考えです。
ヨーロッパ的には問題となりかねませんが・・。
本当に難しい問題です。

平和な時代にはない今の状況で、不思議な平和を享受している私たちかもしれません。


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by mayumi-roma | 2016-03-28 05:31 | ひとりごと、考えること
5年前・・

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2011年3月某日、京都嵐山、天竜寺・・

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天龍寺裏の竹林・・


2011年3月、震災から1週間くらい過ぎた頃、原発が爆発の危機にあったため、アリタリア(アリタリアに限らずすべての外国エアラインも同じでしたが)が成田発着を中止にしてすべて関空発着便となりました。
私はフライトをキャンセルすることもなく、予定通りに日本へ向かい、京都に泊まることにしました。

京都に着いてホテルでチェックインを済ませると、すぐに嵐山に向かいました。
日本の状況に心が折れており、気持ちを鎮めたかったのです。
でも、心は晴れなかったなぁ・・
ますます不安は増すばかりで。
西日本で見る風景が普通の日常だったからこそ、余計に悲しみがつのるような感覚でした。
あのどうしようもない不安感とやるせなさは生涯忘れることができません。


イタリアと日本との間には8時間の時差があるため、私が東日本を襲った前代未聞の大地震と津波を知ったのは、イタリア時間の12日の朝でした。
朝起きてメールチェックをすると妹からメールが入っており、そこで初めて地震を知り、すぐさまNHKをつけたのでした。
それ以降は、ずっとテレビをつけっぱなしでした。
まぁ、NHKの報道は、不安を煽らないような巧みなものでしたけど。

でも、イタリアの報道は、在住日本人の神経を逆なでするようなものだったので、当時、私たちは、ただでさえ泣きたいような心情だったのに、深く傷ついたものでした。












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5年前の桜・・
桜の咲く季節を日本で過ごしたのは、久しぶりでした。
何が起こっても、美しく咲き、はかなく散っていく桜の花・・
その姿に癒され、元気をもらえるような気がしました。


あれから5年・・
今では何事もなかったかのように暮らす人が大半なのでしょうか!?
1年に1度だけ、この日を思い出すだけでは十分ではありませんが、それでも、たとえ1年に1度だけでも思いを馳せるだけ、まだマシなのかもしれません。
私たちは、被災地の完全な復興を見届けなければなりません。
個人的には、もっと早く復興すると思っていましたが、なかなか・・ですね。

黙とう・・


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by mayumi-roma | 2016-03-12 04:33 | ひとりごと、考えること
生まれて初めて買った画集♪
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私が高校1年生の時に生まれて初めて買った画集です。
40年の歳月を経ても、いまだに私の手元にあります。

大好きな本はいつも手元に置いておきたい私は、結婚後に段ボール10箱分の本を日本からローマに送ったのです。
そのうちの1冊です。

表紙の絵は、「聖アンナと聖母子と幼児洗礼者聖ヨハネ」(バーリントンハウスのカルトン(下絵)、ロンドン・ナショナル・ギャラリー所蔵))の聖母の顔です。
このカルトンも大好きで、かつてロンドンではポスターも買いました。












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この画集の中で、私が一番印象に残った絵です。
「大洪水」♪
私はどうやら、レオナルドの素描に惹かれるようです。
レオナルドは素描が上手すぎて、それ自体が作品になってしまうのですよね・・

以下、引用します。
「レオナルドは生涯を通じて水の流れに興味を持った。その興味はしばしば、実用的な面にも向けられた。しかし、晩年になると、水に対する魅惑がすっかりレオナルドを圧倒するようになった。レオナルドは、水がいつの日か人間と人間の創造したいっさいのものを押し流し、世界を終末に追いやるだろうと予言した。」

この文章を読んでますますレオナルドに惹かれたものでした・・
私も水が怖いからです。
自然の前では、人間の力は本当に小さなものなのですね。


大学で美術史を勉強した時、卒論のテーマにレオナルドを選びませんでした。
レオナルドが怖れた水をテーマにしようかとも思いましたが、彼の人生と作品が謎に満ちていて、あまりにも難しいと思ったからです。
そして、これも不思議なことですが、この画集を買ったのと同時期に買った心理学の本の表紙が、ムンクの「叫び」だったのです。
この絵にも一発で惹かれてしまっていた私は、ムンクを卒論のテーマに選んだのでした。

久しぶりに、私の原点とも言えるレオナルドの画集を眺めながら、とりとめのないことを書いてしまいました~♪

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by mayumi-roma | 2015-11-21 09:00 | ひとりごと、考えること
フランスの平和と安全を祈って・・

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フランスの平和と安全を祈って、ローマのシンボル・コロッセオとフランス国旗をコラージュしてみました。

パリで大変なことが起きてしまいました。
このニュースを知ったのは、ちょうど昨日のブログを書き終えたイタリア時間22時半過ぎのことでした。
間が悪いと言うか、こんなとんでもない事件が起きた頃にアップしたのが楽しいグルメ記事だったので、なんだか申し訳ないような気持になったmayumiでした・・

それにしても・・
こんな大規模なテロ事件がヨーロッパ本土で起きるなんて信じられません。
しかも、パリで!

考えてみればフランスは大国ですし、その都を狙うことはテロリストにとっては抜群の宣伝材料になりますから、当然ありうることだったのでしょうが、それをフランス政府も見越していたはずで、それでも起きてしまったということが信じられません。

フランスで生まれ育ったアラブ系移民の第二第三世代の若者たちが、不況の中、夢も希望もなくして過激派イスラムの兵士として、かの地で軍事訓練を受けたあと、国に戻ってテロを起こす、いわゆるフォーリン・ファイターの問題があるのも事実ですが(フォーリン・ファイターの数はフランス人が圧倒的に多いのです)、それでも、パリでこのような大きなテロが起こったことが信じられないし、大ショックです!
真面目に生きているイスラム教徒やアラブ人も可哀相・・

まったく他人ごとではありません。
お隣さんですし、パリは大好きな街で、また行きたいな~と、ちょうど考えていたところだったのです。
それに、ローマにはヴァチカンがありますし、もうすぐ聖なる年も始まります。
これからローマを目指して来る人がどんどん増えてくるのです。


ヨーロッパにとって、あらゆる意味で、今年はずっと試練が続きました。
そして、残念ながら、その試練は、これから先も続くことでしょう。
色々な問題が、ここに来て一気に噴出した感じです。

犠牲になった方々のご冥福を祈るとともに、早くフランスの平和と安全が確保されますように!
そして、イタリアにお住まいの皆さま、ここでも、いつ何が起こるか分かりません。
気をつけましょう。


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by mayumi-roma | 2015-11-15 07:02 | ひとりごと、考えること
努力をすれば報われる?
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カストルとポルックスの神殿(柱が3本しか残っていませんけど)♪



努力をすれば必ず報われるというのは、半分ウソで、半分本当です。

何か目標があって、そこに向かってコツコツ努力を続けても、みんなが皆、成功するわけではありません。
むしろ、成功しない人のほうが圧倒的に多い。
成功するには、努力以外の能力が必要で、運とタイミングもありますから。
だから、そういう意味では、努力をすれば必ず報われるというのはウソです。

でも、だからといって、努力をしなかったら、ある日、幸運の神様が降りてきて、物凄いタイミングでチャンスがあった時に、それを掴むことはできない。
そして、そんな夢のようなことが起こらなかったとして、努力をして目標に届かなくても、確実に自分自身は豊かになっている。
もしかしたら、その努力が別のことに活かされるかもしれない。
だから、そういう意味では、努力をすれば必ず報われるというのは本当なのです。

なぁんて、偉そうなことを言いましたが、私も少しだけ、できる範囲で努力を続けています。
しかし、追い詰められないと本領を発揮できない私は、すぐにダラダラしてしまいます。
まぁ、好きなことをやっているので、ゆっくり、のんびりでいいかなぁ・・とも思いますが、焦る気持ちもあります。

そういえば、いつも手元に置いてあるレオナルド・ダ・ヴィンチの手稿がありまして、その中に、こんな言葉がありました。
「幸福が来たら、ためらわず前髪をつかめ、うしろははげているからね。」
レオナルドって、お茶目な人だったんですね♪
そういう彼も苦労人。
今でこそ知らない人はいないくらいに有名ですが、挫折だらけの人生で、認めてもらうまでに長い年月がかかりました。

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by mayumi-roma | 2015-09-16 07:09 | ひとりごと、考えること
Apocalypse Now.....
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先日買ってきたDVDの一つ「Apocalypse Now」
ずいぶん昔の映画、1979年、フランシス・フォード・コッポラ監督の作品です。
邦題は、「地獄の黙示録」だったかな・・
ヴェトナム戦争の狂気がテーマの映画です。

私自身は戦争は知らないものの、振り返れば、20世紀は世界中が戦争に明け暮れた時代だったと言えます。
でも、結局のところ、始まったばかりの21世紀も同じなのですね。

この映画のタイトル、Apocalypse Nowは、そのまま今の状況だとも思えます。
黙示録・・
世界の終末・・
悲惨な状況は、場所を変えただけのようです。

中東やアフリカの戦火から逃れてくる難民たちの問題でヨーロッパ中が揺れています。
日本の報道は内向きなので、よっぽどのことがない限り、この種のニュースはなかなか報道されないと思いますが、こちらでは、この数か月間、毎日、トップニュースは、難民問題です。

イタリアには、今日だけで3300人の難民がシチリアの離島ランペドゥーサの海上で救出されました。
毎日毎日、大勢の難民たちが上陸します。
もちろん、その途中で亡くなってしまう人たちも大勢います。
トルコの海岸に打ち上げられた、あの可哀相な小さな男の子のように・・
さすがに、この写真は世界中の人の心に響いたようで、かたくなに移民や難民を拒否していたイギリス政府の考えも変わらざるを得ませんでした。
日本でも報道されたようですね。

難民たちは、イタリア、もしくは、もう一つのルートでヨーロッパ上陸を目指します。
ギリシャの離島(コス島やレスボ島)です。
ここにも毎日、大勢の難民たちがトルコからボートで上陸しています。

イタリアもギリシャも、自分たちの国自体が大きな問題を抱えているのにも関わらず、本当によくやっていると思います。
自分たちも大変なのに、もっと可哀相な人たちに手を差し伸べてあげようとする精神。

けれども、これはもう、一国、ボランティアのレベルで解決できる話ではなくなっています。
これからも、難民の数は増えていくことでしょうし。
ペンタゴンは、今日、この難民非常事態は今後20年続くと発表しました。
政治的な決断がなければ、収拾がつきません。

上陸後、彼らが目指すのは、ドイツや北ヨーロッパ。
ギリシャ経由の場合は、フェリーでアテネに到着後、徒歩で、まず中継地点にあるハンガリーを目指すため、ブダペストも難民であふれています。
そして、ハンガリー当局の難民への対応があまりにも酷く、極右的なので問題となっています。








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Photo by International.it
写真は、インターナショナルからお借りしました。

難民たちが、ブダペストから240km先のオーストリアの首都、ウィーンを目指して、高速道路を歩いている姿です。

ウィーンまでのチケットを買った難民たちがブダペスト駅に大勢待機していましたが、ここ数日、ハンガリー当局は、国際列車の運行をすべて運休にしました。
何故なのか分かりません。
そこで、難民たちは、徒歩でウィーンを目指すことにしたわけです。
もちろん、いつ動くかわからない列車を待っている難民たちも多くいます。


今、ヨーロッパは非常事態にあります。

しかし、本当のApocalypseが起きているのは、内戦状態にあるシリア、リビア、アフガニスタン、ナイジェリアをはじめとする中東やアフリカ諸国でしょうね。
いずれにもISが深い影を落としています。

難民たちは、私たちには想像もつかないような、本当にこの世の終わりのような世界から逃れて来たのだと思います。
より良い生活を求めるわけではなく、死ぬか生きるかの選択です。


海外に暮らしていると、色々なことを考えさせられます。
日本は、地理的なことも関係しているとは思いますが、いい意味でも悪い意味でも、ガラパゴス的平和を享受している国だと痛感します。
国内問題を抱えているのは、どこの国でも同じですから。

その日本の、ガラパゴス的平和が羨ましくもあり、それと同時に、グローバルという言葉を流行語だけに留めて、いつまでたっても内向きなところがもどかしくもあります。
私自身も平和ボケですが、日本人って本当に幸せだと思います。


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by mayumi-roma | 2015-09-05 06:51 | ひとりごと、考えること
レオナルドの秘密♪
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さっちゃんからのプレゼントの本「レオナルドの秘密」、早く読みたくてうずうずしていたのですが、バタバタしていたので、落ち着いて読書する暇がありませんでした。
そこで、いつもなら一気読みの私なのですが、この1週間で読むと決めて、予定通り、と言うより、予定より少し早く、日曜日の朝には、読み終わりました。

レオナルド・ダ・ヴィンチに惹かれる人は多いと思いますが、彼を研究のテーマに選ぶ美術史家が少ないのが分かるような気がしました。
あまりにも多才で、あまりにも謎が多く、膨大な資料は残しているものの、肝心な部分が欠けている・・
つかみどころがないのです。
レオナルドを知れば知るほど、迷宮に入り込む感じです。

レオナルドは、宮廷人として何度もパトロンを変えていますが、チェーザレ・ボルジアに同行したのは事実のようです。
たった8ヶ月ほどでしたが、変わり身の早かったレオナルドは、チェーザレの父親、教皇アレッサンドロ6世が亡くなる直前にチェーザレから離れています。
独特の勘を持っていたのでしょうね。

著者のドラッツィオ氏は、レオナルドの生涯と作品の謎を彼なりの視点で綴っていますが、愛情深い文章で、非常に好感が持てます。

私は高校生の頃にレオナルドの本を買って読んで以来、彼を天才だと思っていました。
ロンドンでもパリでもミラノでもフィレンツェでも、レオナルドの作品を求めて、何度も観に行きました。
彼は、確かに天才だったとは思いますが、今、思うことは、レオナルドが挫折だらけの人間だったということです。
だからこそ、すべてのものに優しい視線が注げたのだと思うのです。

ミケランジェロとのエピソードも書いてありましたが、私は、やはり、ミケランジェロという人間は大嫌いです。
芸術家には変わり者が多いというのはよく言われることですが、ミケランジェロという人間は、本当に底意地が悪い。
寛容を絵に書いたようなレオナルドの対極にあります。

例えばカラヴァッジョも性格破綻者で殺人まで犯しましたが、ミケランジェロの底意地の悪さのほうが、許せない気がします。

考えてみれば、誰からも愛されたラファエッロを嫌った唯一の人物もミケランジェロでしたし、誰もがその才能を讃えたレオナルドを唯一認めなかったのもミケランジェロ。
しかも、酷い言葉で相手を罵るような下品さ!
ライバル意識は当然ですが、あまりにも底意地が悪い。
ミケランジェロが誰からも好かれず、一人ぼっちだったということにも納得です。

もちろん、ミケランジェロが天才であることは、(認めたくないけど)認めざるを得ませんが、私が彼の作品に安らげないのは、あの底意地の悪さを感じたからかもしれません。
声を大にして!
ミケランジェロ、大嫌い!!











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というわけで、レオナルドの本を買ってきました。
小さな本ですが、分厚い本です。









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なぜ、この本にしたのかと言うと、作品の細部をズームで見せてくれていたからです。
レオナルドの作品は、細部までよ~く見ないと、本で述べていることを確認することができません。
例えば、このページは、有名なモナリザの絵の右上部分をズームにしたものですが、これを見ることによって、水色を確認することができます。

自称レオナルド大好きの私でしたが、この本を読んで、私は何一つレオナルドのことを知っちゃいなかったことを知りました。
だから、「レオナルドが好きです」と胸を張って言えるように、色々な本を読んで、ちょっとお勉強しようと思います。


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by mayumi-roma | 2015-02-16 07:03 | ひとりごと、考えること
やるせなさは続く・・

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ISISによる日本人人質事件・・
まだまだやるせない気持ちでいっぱいです。
嘘であって欲しかった・・

どうして、こんな世の中になったんだろう・・
厭世的な気分です。
いかなる形にしても、戦争は、もうやめてほしい。
でも、なくならないんだろうな、人間がいる限り。

今回の事件も、あまりにも謎な部分が多いですが、真実は封印されるのでしょうね。
せめて、今はもう故人となった方々やその遺族を貶めることだけはやめてほしいです。

後藤さんの奥様、JICAの職員ということですが、立派な方ですね。
湯川さん殺害の時も、彼女だけが哀悼の意を表していましたし、今回も、政府や国民に感謝の言葉を示し、ジャーナリストの妻として覚悟はあったものの悲しみに打ちひしがれていること、そして、夫を誇りに思っていることなどを文章にして発表しています。
私たちには想像もつかない辛さ、悲しみでしょう・・

湯川さんと後藤さんが、写真の絵のように、天国に導かれて、安らかに眠れますように。
心からお祈りいたします。


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by mayumi-roma | 2015-02-02 06:57 | ひとりごと、考えること
ただ悲しい・・
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今日は、とてもじゃないけど、能天気な私の日常を書く気分になれません。
シリアでの日本人人質事件・・
一縷の望みを持っていましたが・・

これまでも、ISISによる英米の人質殺害のニュースを聞くたびに、悲しい気持ちになっていましたが、今回は我が同胞、日本人・・
これまでの感情とは全く違うものです。
最初のビデオが公開された時から、いてもたってもいられない気分でいました。

こんな結果になって、悲しい・・

やっぱりヨルダン人のパイロットは、既に亡くなっていたのでしょうね・・
ISISは、これまで、自分たちの言ったことは確実に実行してきたけど、後藤さんより先にパイロットを殺害すると言っていたのだから、本来ならパイロット殺害が先に来るはずなんだけど・・。
ま、それをやっちゃうと、こだわる死刑囚を取り戻せなくなるからかもしれませんが、だったら、何故、パイロットの生存証明ができなかったか、って話になるし。
それさえしてたら、別の展開になったわけですし。
既に亡くなっていたとしか考えられませんね。

色々な憶測が飛び交っていますが、そんなことよりも何よりも、今は、ただ、湯川さんと後藤さんの魂のために祈るだけです。


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by mayumi-roma | 2015-02-01 11:25 | ひとりごと、考えること
心が痛い・・
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ローマ・国立現代美術館のエントランス・・
このエントランスの床は、私の心のようです。

粉々に砕けそう・・
心が痛い・・
胸が押しつぶされそうです・・

さきほど(土曜日の夜8時)、イタリアのTVニュースのトップにのぼった
ISISに拘束されている日本人人質の最新情報を知って、
倒れそうになりました・・

誰も助けてくれない恐怖は恐ろしいものです。
大げさかもしれないけど、海外に暮らす日本人として、人ごととは思えない。

ここに至るまでの日本政府の動きは、ピントがずれていて、イライラしました。
米英と協力したって、それがイコール「人質見殺し」を意味することは、海外にいる私たちにはお見通し。
例えばイタリアは、表立っては言いませんが、人質解放のためなら、常にテロリストに身代金を払ってきました。
イタリア国民は、「自己責任」なんて言葉は、絶対に口にしません。
それは、人の命の重さを知っているからです。
ついこの間も、シリアの武装集団に5ヶ月拘束されていたイタリア人の女の子二人が解放されたばかりです。

しかし、今度は、身代金ではなく、人質交換・・
ハードルは低いようで高い・・
他国を巻き込むので、かなり難しい・・

「テロに屈しない」という言葉が、見殺しにするという意味ではありませんように。
解決できなかったら、日本がその程度の国ってことでしょうね。

とても普通のブログ記事を書く気分になれませんが、明日からは普通に書いていこうと思います。
残る後藤健二さんに、明日があることを信じて。


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by mayumi-roma | 2015-01-25 06:59 | ひとりごと、考えること
  

ローマ在住32年♪永遠の都からお伝えする私(上野真弓)の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・
by mayumi-roma
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