ドーリア・パンフィーリ美術館とカフェ・ドーリア♪
2018年 04月 21日
この美術館は、私のよほどのお気に入りなのでしょう・・
1年ちょっと前にも来ていました~(笑)
今日は、日本からの大切なお客様と一緒にカラヴァッジョ巡礼(3教会)をしたあとで、こちらにやってきました。
ちなみに、日本から友人知人が来た場合、私は、1度はお茶かご飯をおつきあいしますが、基本的にローマの案内は致しません。
そんな時間もないし、それをやっていると身が持ちませんから~
今日は特別です。
カラヴァッジョ巡礼をしたあとだったので、じっくり見るのではなく、絶対に見るべきものだけをザッと見るだけで済ませました。
クルーズ船のアメリカ人の団体客とおぼしき集団がたくさんいたので、ちょっと癖々しました・・
だって~
ヴェラスケスの絵の前(スペースがほとんどない)に、呆れるほど、とんでもなく長い時間居座って、まったく見れないのです。
ちょっとは他の見学者のことも考えてほしいと思いました。
ガイドさんの采配ミスですね。
というより、ガイドさん失格です。
彼自身が、ヴェラスケスの絵の前に延々と居座って動かないのですから。
前回来た時には、ヴェラスケスの絵は、この鏡のギャラリーに飾ってあったのですが、今回は、もとの場所におさまっていました。
肖像画、大好きです。
人物の外見を描くだけなのに、その外見から内面までがにじみ出るような描写をする・・
これは、巨匠の手でなければできないことです。
これは何度でも見たい肖像画です。
インノケンティウス10世@ドリア・パンフィーリ美術館♪←過去記事はこちらをクリック♪
特に、マグダラのマリアの悔悛」と「エジプトへの逃避途上の休息」が♪
黒い翼の天使、カッコ良すぎる~~
カラヴァッジョ@ドーリア・パンフィーリ美術館♪←過去記事は、ここをクリック♪
2人は、ラファエッロが親しくしていたヴェネツィアの学者たちです。
ごく自然に2人の人物を1つの画面に描くのは、非常に難しいことなのですが、さすが天才ラファエッロ♪
構図を作り上げる天性のセンスを感じます~
幽玄の美としか言いようのない絵・・
この写真は美術館からの入り口ですが、Via della Gattaにも「Caffe Doria」の入り口があるので、美術館見学者でなくても入ることができます。
私はささみとカルチョーフィ♪
良心的なお値段設定なので、お薦めです~♪
疲れた~~
ドーリア・パンフィーリ美術館
Via del Corso 305
入場料:12ユーロ
営業時間:9:00~19:00
クリスマスと元旦、復活祭以外は、年中無休です。
私の翻訳本第一弾、「レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密 天才の挫折と輝き」(河出書房新社)も、あわせてよろしく♪
これまでにないタイプの画期的な本で、レオナルドの人生とその作品のすべてが物語風に分かりやすく綴られています。
by mayumi-roma
| 2018-04-21 05:02
| ローマの美術・歴史散歩