素晴らしい遠近法のはめ木細工♪
2018年 02月 10日
写真は、パブリックドメインのものを拝借しました。
ずっと昔、アナログの時代にウルビーノに旅行したことがあって、その際、宮殿内部の写真撮影が可能だったのかどうかは覚えていませんが(たぶん、可能だったと思う)、写真をたくさん撮ったような記憶があります。
というわけで、ウルビーノで撮った写真を探したのですが、どうしても見つかりません。
デジタル時代の写真も膨大だけど、全部ファイルに収まっているので、時間はかかりますが、探せば見つかります。
でも、アナログ時代の写真の膨大さは普通ではありません。
何しろ場所を取りますからね・・
どうやらアルバムには収めなかったもようで、屋根裏のどこかの箱の中に入っているのでしょう・・
本題です。
本当に、この装飾は「お見事!」としか言いようがありません。
これは絵ではありません。
はめ木細工なのです。
開いた扉も、はめ木細工で表現したフェイクです。
木工細工で、ここまでの遠近法を表現できるなんて、絶句です・・
実に素晴らしい!
ウルビーノは、さすがルネッサンスの理想都市と呼ばれるだけのことはありますね。
もう一度行きたくなっちゃった~
わたくしが、なにゆえ、この写真を探したか・・・
それは、翻訳を始めた本に、わずかですが、この書斎の描写があるのです。
美術系書籍の翻訳って、ただ翻訳すればいいってものじゃないと思います。
実物を知らないと難しいものがあります。
少なくともわたくしは、すべて裏をとって確認します。
しかし、これを見たのははるか昔~
だから写真で確認したかったのです。
やっぱり体調は今一つのわたくしですが(頭がボーッとする&食欲がまったくない)、もうボヤボヤしてはいられない状況ですので、当分は、基本、引きこもりで頑張るつもりです!
とはいえ、明日もロイヤルコペンハーゲンのクリスマスプレートを取りに行ったりしなければいけないので、ついでに夫とお出かけになっちゃうだろうな~
2つのブログランキングに参加しています。
クリックして応援してね♪
にほんブログ村
「カラヴァッジョの秘密」(河出書房新社)、全国の書店で絶賛発売中♪
私の翻訳本第一弾、「レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密 天才の挫折と輝き」(河出書房新社)も、あわせてよろしく♪
これまでにないタイプの画期的な本で、レオナルドの人生とその作品のすべてが物語風に分かりやすく綴られています。
by mayumi-roma
| 2018-02-10 05:59
| ウルビーノ