芸術の町、ピエトラサンタ♪

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芸術の町、ピエトラサンタ♪

滞在しているトスカーナのリゾート地、フォルテ・デイ・マルミのお隣です。
ピエトラサンタは中世の姿がそのまま残る町で、今も昔もこのあたりの中心地です。
もちろんメディチ家のお膝元でした。
なぜなら、ここは大理石で有名なカッラーラのすぐそば、大理石を扱う業者でにぎわう町なのです。

この古い町全体がコンテンポラリー・アートと美しい協奏曲を奏でているのです♪





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たとえば、こちらのミゼルコルディア教会は、14世紀の中世の教会ですが・・




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教会の内部には、14世紀から15世紀初頭の芸術品もありますが・・・






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コロンビアの現代芸術家、フェルナンド・ボテロのフレスコ画があったりします。
これは、1993年制作の「地獄の門」。
ヒトラーの顔も右下に見えます。





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「地獄の門」と対になるもう一つのフレスコ画「天国の門」♪

ボテロの特徴は、人物や動物、あらゆるものをふくよかに太っちょな姿で表現することです。
彼は肖像画を描くことが多いのですが、正直、わたくしはこれまで、ボテロの肖像画にひかれたことはありません。
でも、このフレスコ画は素晴らしいと思いました。
なんというか、彼の特徴が宗教的題材と抜群の相性を示しており、これまでにないような宗教の世界を表現していると思ったのです。
色彩はカラフルですが、素朴でプリミティブ♪






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ボテロの彫刻もありましたよ~
「戦士」というタイトルなのに、丸っこくてなんだか可愛いですね。

この丸っこいふくよかさ、なんだか古代日本の縄文時代の土偶にも似ているような気がします。





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イゴール・ミトライの「ケンタウロス」♪
わたくしの大好きなミトライの彫刻も、なにげなく広場にあるのですが、ミトライはこのピエトラサンタに暮らしていたそうです。
作品制作にカッラーラの大理石を使用するようになってからのことかもしれません。

いやはや、ビックリしました。
ピエトラサンタがこんなに芸術の香り高い町だということを、わたくしは恥ずかしながら知らなかったのです~

古い町並みとコンテンポラリー・アートがまったく違和感なく調和しているところが素晴らしいです♪




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イタリアの夏は、夜遅くまでにぎやかです。
この写真、夜中の12時くらいですが、まだまだ大にぎわいですね。
しかも、海に近い観光地なので、ブティックなどのお店も開いています~
トスカーナの海辺は夜が涼しくて気持ちいいのです♪
ついつい夜更かしをしてしまう夏の夜です~

続く

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by mayumi-roma | 2017-07-30 07:02

ローマ在住33年♪永遠の都からお伝えする私(上野真弓)の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・


by mayumi-roma