ローマの古き良き地区、コッペレ♪

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ローマ旧市街。
古き良きローマ♪
16世紀末から17世紀初頭にかけて、カラヴァッジョがうろうろしていた地域でもあります。





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コッペレ通り♪
ローマにはツタの葉に覆われた建物が多いですね。
石畳の街にはよく似合います。





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コッペレ広場は、とても変わった広場です。
この道のような場所もコッペレ広場、奥に広がるのもコッペレ広場・・

ちなみに、左のレストランは、4月に、私が翻訳を手がける本の原作者コスタンティーノたちとお昼を食べたところ。
まだお昼前の時間帯なので、準備中~





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こちらが、前の写真の奥にある広場~
ここも、同じコッペレ広場です。
しかし、どこを見ても車、車で、せっかくのローマの景観が台無しですね・・
ローマは、残念ながら、どこに行ってもこんな感じです。





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さっきの道を反対から見てみましょう。
右のレストランは、先ほど左にあったのと同じ、私が4月にコスタンティーノたちと行ったレストラン。
この奥もまたコッペレ広場が続きます~





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こんな感じです~
聖職者が歩いているのもローマのこの界隈ならでは。

コッペレ広場には、どこに入ればいいのか分からないくらい、たくさんのレストランがあります。
ちょうど、この写真の左手にかつてミシュランの星がついていた有名なレストランがあるのですが、何年か前にドラッグのスキャンダルに巻き込まれて星を失ってしまいました。
今はどのくらいするのかな?と覗いてみたら、相変わらずの強気の値段設定でした。

さて、このコッペレ広場は、どうして、このような変形的な広場なのでしょう!?





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それは、広場の真ん中に、こちらの教会があるからです。
サン・サルヴァトーレ・アッレ・コッペレ教会♪
1914年よりローマ在住のルーマニア人の国民教会となっています。





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この写真を見ると、その複雑な造りがお分かりでしょう。
もともと、中世の1195年、ローマ教皇ケレスティス3世の命で建立された教会ですが、その後、1750年の聖年の機会に建て直されました。
でも、中世の部分は内部にも外側にも残っています。
鐘楼も中世のものですが、面白いことに、鐘楼の一部がその後建てられたと見られる一般の集合住宅の中に組み込まれています。

教会の中に入りたかったけど、ちょうどミサが終わったところで、大勢のルーマニア人が出てくるところにぶつかってしまい、入るタイミングを失ってしまいました。
今度また行こうっと♪

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私の翻訳本です♪
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by mayumi-roma | 2017-07-22 22:07 | ローマの美術・歴史散歩

上野真弓、ローマ在住の翻訳家&文筆家&ツーリズム別府大使。日々の暮らしや芸術探訪、旅の記録。最新刊は訳書『ミケランジェロの焔』、著書に『教養としてのローマ史入門』、訳書『ラファエッロの秘密』など。お仕事のご依頼はoffice.uenomayumi@gmail.comへ。


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