ボンコンパーニ・ルドヴィシ家の邸宅へ再び♪
2017年 04月 10日
また行くことができました♪
ピンポンと呼び鈴を押して・・(驚)
私が翻訳を手掛けている本のイタリア人原作者、コスタンティーノがボンコンパーニ・ルドヴィシ家の当主夫妻と親しくしているため(全然、知りませんでした!)、予定にはなかったのですが、急きょ、お屋敷までグエルチーノとカラヴァッジョの天井画を見に行くことになったのです。
しかも、本来なら写真撮影禁止のところ、写真撮り放題♪
ここぞとばかりに写真を撮りまくりました~(笑)
これは、やはり本当にミケランジェロ作のようで、
証明する歴史的資料が見つかったそうです。
コスタンティーノが指さしているのは、サテュロスの大事な部分。
ここに穴が開いていて、噴水の役割を果たしていたそうで・・・
小便小僧みたいですね(笑)。
12月に行った時には、大きなクリスマスツリーが飾られていたので、一瞥で全容を把握するのがちょっと難しかったのですが、今日はバッチリ!
いや、これは、本当に大傑作です♪
ローマ教皇グレゴリウス13世の肖像画♪
在位は、1572年から85年まで。
グレゴリウス暦を採用したことで有名な教皇です。
また、日本でキリスト教が禁止される前の安土桃山時代に、
伊東マンショを中心とするキリシタンの少年団、
天正遣欧少年使節団がローマを訪れて謁見した教皇でもありました♪
この天井画は油彩で、この世を構成する4つの元素(空気、火、水、大地)をカラヴァッジョ独自の発想で寓意的に表現したものです。
写真は撮れましたが、天井が低いので、全体像を撮影するのはとても難しい。
でも、自分の目に焼き付けておくのが一番大切なので、写真は二の次です~
この天井画はもう一度見たいと思っていたので、本当に嬉しかったのです。
編集者さま御一行も感激しておりました。
とってもラッキーでした♪
絵の説明は、以前、記事にしていますので、本日は省略~
私の翻訳本です♪
「レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密 天才の挫折と
輝き」(河出書房新社)もよろしく♪
これまでにないタイプの画期的な本です。
レオナルドの人生とその作品のすべてが物語風に分かりやすく綴られています。
レオナルドを愛する方、興味のある方、是非どうぞ♪
レオナルドの作品を鑑賞する際により深い理解を得ることができます。
全国の書店でお求め頂けます。
by mayumi-roma
| 2017-04-10 04:26
| ローマの美術・歴史散歩