ローマの移民局狂想曲(続き)・・・


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今週の水曜日に行ってきたローマの移民局・・・

インターネットが不通の状態がずっと続いておりまして、日常生活に多大な支障が出ています。
契約しているFastwebに連絡して、奇跡的に、この瞬間は使えていますが、いつまで続くのか心配です。

さて、先日の移民局の続きを書きたいと思います。






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移民局の入り口からまっすぐのところにある正面の建物の内部。

私の場合は、イタリア人と結婚しているので、イタリア国民の家族という理由で永年滞在許可証を得ているのですが、日本のパスポートを更新したため、許可証記載のパスポートナンバーを変更しなければなりませんでした。
そして、写真の貼り換えです。
私の知らない間に、永年滞在許可証を持つ人も5年おきに写真を最新のものに貼り換えて再び指紋登録をするという決まりになっていたのです。
この日は新しい滞在許可証の受け取りでした。

イタリア国民の家族で永年滞在許可証を持っている人が手続きをするのは、ローマ移民局の入り口からまっすぐのところにある正面の建物です。
この写真は内部ですけど。

ちなみに、留学生やイタリアに滞在中に仕事を見つけて労働許可証を得た人、また、日本企業の駐在の方たち、1年単位で(時間が経てば、それが2年単位になるかもしれませんが)滞在許可証を更新しなければならない方たちは、郵便局のキットを使って、同じ移民局の別の建物に行くことになります。

永年居住者の滞在許可証の受け取りの場合、まず、ここの4番窓口に半券を持っていきます。
そうすると、いつになるかは分からないけど、1番窓口から名前を呼ばれるわけです。
受け取りは、1番窓口と決まっています。






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1番窓口・・・
電光掲示がありますが、これはまったく使用されていません。
そもそもナンバーなんてもらいませんから(苦笑)
いつだか分からないけど名前を呼ばれる・・
あまりにもイタリア的で、ため息も出ません・・

しかし、その1番窓口の係員は、ちょっと仕事したら消える・・・
ここにいない時のほうが多いのです。
私が到着したのは9時45分で、名前を呼ばれたのは10時45分。
わずか1時間の待ち時間で済んだことが奇跡のようです!
イタリアに暮らすと、こんなことでも奇跡に思えるのです・・・(大汗)
さてさて、係員ですが、私が待っていた1時間の間、30分くらいしか窓口にいませんでした。
さぼっていたのか休憩時間だったのかは不明です。

さて、私が新しい滞在許可証を受け取りに来たのは、実は1か月も遅れてからです。
12月に申請した時に、受取日が1月16日になったのですが、私はその2日前の14日に日本へ一時帰国したからです。
受け取りに行ったのは2月15日ですから、1か月遅れです。
何か言われるかと思ったら、まったく何も言われませんでした。
結局、受取日以降であれば、いつでもいいということなのでしょう。
アバウトな国ですから~

しかし、知らない間に法律がころころと変わるイタリア。
申請時にイタリア人夫を連れてこなければならなかったのだとか・・
まぁ、これも係員によって言うことが変わりますから、法律というわけではなさそうですが・・。
というわけで、受け取りには、夫も一緒に来なければならず、身分証明書のコピーを渡して、個人情報や年収まで書かせられ、さらに、私を扶養していると一筆書かされました。

結婚して30年近いというのに、いつまでこんなことをさせるのでしょうか!

仕事を持った方なら自分のブスタ・パーガ(お給料明細書)を見せればいいのでしょうが、主婦の場合はね・・

ちなみに、仮に離婚したり死別した場合は、子どもがいれば、「イタリア国民の母親」という理由になるようです。
生活の糧は?
お仕事を持っている方は問題ないでしょうが、主婦の場合は?
知りません。
子どもの扶養家族というのは、いくらなんでもあり得ないと思うし(そうする方もいるかもしれませんが)・・
年金とか預金とか不動産の書類を持って行くのでしょうか?
子どもがいない方のことは分かりません。






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新しい滞在許可証。
写真が透かして見えますが・・

噂には聞いていましたが、以前はA4サイズだった紙が、その半分のA5サイズになっていました。
しかも、パスポートナンバー記載コーナーがなくなっていました。
しかも、しかも、表の部分には、英語で「RESIDENCE CARD OF A FAMILY MEMBER OF A UNION CITIZEN」(←笑える)と書いてありますが、中身はすべてイタリア語表記!
有効期間のところには、イタリア語で「ILLIMITATA」とありますが、英語で「PERMANENT」とは書いていません。
以前の滞在許可証は、英語でもPERMANENTと表記されてあったのに・・
これでは、EU内で永年滞在が許可されていることも分からないではないですか!
何を考えているのでしょう!

そして、もちろん、ペラッペラの紙です。
まじでペラッペラ!
コピー用紙よりも薄い材質の紙!!

1年単位で滞在許可を更新する人たちはプラスチック製のカードなのに、イタリア人の家族で永年滞在許可証を所有している人に、何故プラスチック製のカードを発行せずに、こんなペラッペラの紙なのか、まったく理由が分かりませんが、おそらくイタリア政府にお金がないのと、デジタル化する作業が膨大でできないのではないかと・・
いずれにしても、1週間前に私がEUに入国した際に、滞在カードを見せてと言われて、紙だったから別室行きというのは、今後もあり得ることですね。

イタリアはEU内にいることに異常な執着をしていますが、EUの一員は、すべてEU基準に統一しなければならないのです。
それを、一部とはいえ、カードではなく紙の滞在許可証を発行し続けるということは、EUの決まりを守っていないということです。
何事もアバウトなイタリア国内だったら通用することも、EUの他国では通用しないということを分かっていないのでしょうか!
そのへんのメンタリティを変えなければならないのに、それさえ分かっていないおバカな国。
おそらく一生変わらないでしょう。
EUに残りたかったら、基準を守りなさい!
結局のところ、イタリアは、ギリシャと同じくEUのお荷物でしかないのです。





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新しい滞在許可証を半分に折ったら、こんな感じ。
パスポートより若干大きいのですが、何しろペラッペラの紙であるため、カバーを買って、それに入れなければ、びりびりになってしまいそうです・・


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by mayumi-roma | 2017-02-17 20:16 | ローマの日常

ローマ在住33年♪永遠の都からお伝えする私(上野真弓)の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・


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