ローマは毎日、雨・・・

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この写真からは伝わらないかもしれませんが、ローマは実に鬱陶しいお天気が続いています。
毎日、雨・・・
部屋の中も薄暗くなって、本当にイヤになります~

いずれにしても、今日は、日々のお買いものに行ったあとは、家の中ですることがたくさんあったので、雨でも全然お構いなしだったのですが、気分的に・・・





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本など読んでいる場合ではなかったのですが(することが多くて)、なんだかとっても桜餅が食べたくなったので、お茶にして、少し読書♪

夏に日本で頂いていた宮下喜久朗先生のご本「ヴェネツィア 美の都の一千年」を読み始めました。
本が刊行されて、先生はすぐに実家のほうに送って下さっていたのですが、夏以降ずっと忙しくて落ち着いて読む暇がありませんでした。

ヴェネツィア美術の通史という本はないので、その点でも実に優れていますが、私は宮下先生のエッセイが好きなので、美術史よりも先生の言葉に反応してしまいます。
哀しい本でした。

ヴェネツィアという町は、幸福な者にはその幸福を、不幸な者にはその不幸を増幅させる町であると、ツルゲーネフは書いているそうです。
「すでに自分の生涯を生きてしまった人、人生に打ち砕かれた人、そうした人はヴェネツィアを訪れても無意味である」と。

そして、先生は、もう二度とヴェネツィアには行くことはないと書いています。
ヴェネツィアは人生の喜怒哀楽の試金石であり、追憶の中でこそいっそう輝く町だと。
この本は、この町への愛と惜別の証として書いたと。

私は先生のような辛く悲しい思いをしたことがないので(先生は最愛のお嬢さんを亡くされています)、ここで書かれたことを実感することはできませんし、それゆえ、ただ単にその深さを知らない幸福な愚か者なのかもしれませんが、それでも、あえて言いたいです。
ツルゲーネフの言葉は間違っています。


私の翻訳本~♪
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7月22日に、私が翻訳した「レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密 天才の挫折と輝き」(河出書房新社)が発売となりました。
これまでにないタイプの画期的な美術エッセーです。
知識がなくても読めます。
けれども、美術愛好家にも読みごたえのあるものとなっています。
孤高の天才ではなく、人間レオナルドの真の姿が描かれています。

全国の書店でお求め頂けますが、アマゾンや楽天からも購入することが出来ます。
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早く買ったほうがいいですよ~(だって、初版本って貴重だというじゃないですか!)
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by mayumi-roma | 2016-11-08 07:43 | ローマの日常

ローマ在住33年♪永遠の都からお伝えする私(上野真弓)の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・


by mayumi-roma