特別公開「サンタ・マリア・アンティクア聖堂」その2

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フォロ・ロマーノにある特別公開中のサンタ・マリア・アンティクア聖堂の続きです~











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そもそも聖堂周辺は、フォロ・ロマーノのパラティーノの丘麓、古代ローマ時代のドミティアヌス帝の遺跡があった場所でした。
それらを、西ローマ帝国崩壊後の6世紀に、ビザンチン(東ローマ帝国)がキリスト教会に再利用したわけです。











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今回の、この特別公開、すごいです!
聖堂内部が見れるだけでなく、内部のフレスコ画の見せ方もかなり凝ったもので、「ローマ、やればできるじゃないの~!」と感心しました。











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これこれ!
こちらのフレスコ画はもちろん修復されていますが、比較的良い状態で残っていました。
ただし、下の部分の聖人たちの頭部、一部は破損したままですが・・











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いきなり暗くなって説明が始まります。
そして、本来の姿、復元予想図を3Dで映し出してくれるのです。
この3D画像は次々に変わっていき(部分だったり全体だったり)、他の壁も映し出します。











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さらに何が描かれているかも説明してくれます。
いやぁ、これは素晴らしいシステムでした~♪
面白~い♪
楽し~い♪











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こちらは、別の礼拝堂♪
キリスト教が認められていなかったローマ時代、無料で治療奉仕をして殉教したキリスト教徒の医者聖人たちに捧げる礼拝堂です~
同じように復元予想図が浮かび上がっています。











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さて、このフレスコ画も破損していますが、実に興味深いものなのです。
ここには四層に渡って別の絵が描かれていたのです。
それもまた、特殊な照明を使って明らかにしてくれます。
たとえば、これは普通に目に見えている状態ですが・・











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一番古い時代に描かれた「玉座に座る聖母子像(聖母マリアと幼子イエス)」と「天使」にスポットが当たっています。
白く浮かび上がっているのが分かるでしょう?
6世紀中頃の作品です。











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次に白く浮かび上がるのは、その後、6世紀の終わり頃に描かれた「受胎告知」の一部分です。
聖母の顔(右側)と「あなたは神の子を宿した」と告知する大天使ガブリエルの顔が少し見えますね。

こんなふうに、次々にスポットを当てて見せてくれるのです。
説明文そのものは下のパネルにイタリア語と英語で書いてありますが、実際にこうして順を追って理解できるのは本当にありがたいことです。











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これは、三人の女の子が可愛いな~と思ったフレスコ画♪

他にも数多くのフレスコ画がありますが、きりがないのでこの辺にします。

あ~~、また行きたい!
だって、とっても楽しんですもの~
何度見ても、面白いです~

ローマにしては、かなり画期的なことをしてくれましたね♪
9月中旬までの限定公開ですので、皆さま、お早めに~

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by mayumi-roma | 2016-05-04 05:11 | ローマの美術散歩

ローマ在住32年♪永遠の都からお伝えする私(上野真弓)の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・
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