ローマのルルド♪

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マドンナ・デル・ポッツォ♪
正式名称は、サンタマリア・イン・ヴィア聖堂♪

ローマにはいったい幾つくらい教会があるのでしょう!?
街を歩けば、大げさではなく数十メートルおきに教会があります。
あまりにも膨大な数のため、当然ながら入ったことのない教会ばかり♪
でも、そこはさすがローマ♪
入ると何かしら見所があるものなのです・・

このマドンナ・デル・ポッツォは、街のど真ん中、トリトーネ通り沿いにあるのですが、目にはしていても、入ったことはありませんでした。
ちょうど、昔リナシェンテ現在ザラになっている建物の斜め前にあります。
ギャラリア・アルベルト・ソルディのそばといったほうが分かりやすいかも・・。

まったく知らなかったのですが、この教会は、ローマのルルドと言われているのだそうです。
ルルドの泉を、皆さま、ご存じですか?

ピレネー山脈のふもとのフランスの小さな村ルルドに聖母マリアを現われるという奇跡が起こって、岩屋の中に泉がわきました。
その水を飲むと治療不可能な難病が治るそうで、カトリック教徒の巡礼の地となっています。

この教会のある場所にも、それに近い奇跡が起こったそうなのです。
だから、いつもたくさんの人が入っていくんだ~と、納得♪











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教会自体は、16世紀末のバロック様式で、とりたてて目立つものはありません。
と、こう書いていて、ふと思いました。
私、歴史あるローマの街に慣れきってしまっているなぁ・・と。
この教会だって、改修工事された16世紀末は今から400年以上も前。
設計は有名なジャコモ・デラ・ポルタですし、マニエリスムの画家ダルピーノの祭壇画はありますし、ローマでなければ、なかなかすごい教会なのかもしれません・・
それがローマにいると、なんてこともない教会になってしまうのですよね・・











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教会に入って右側一番目の礼拝堂です。
ここが奇跡の起こった場所です。
どんな奇跡なのでしょう!?

それは・・・
1256年、ここには、ピエトロ・カプッチ枢機卿の馬小屋がありました。
そこに、召使いの一人が、何気なく聖母マリアの描かれた紙(絵と呼んでおきましょう)を捨てたのです。
みるみるうちに泉がわき起こり、水の勢いに乗って聖母マリアの絵を押し上げます。
大騒ぎになって、マリア様に不遜なことをして申し訳ないと、その絵を掴もうとするのですが、誰がやっても、掴もうとすると絵は沈みます。
結局、カプッチ枢機卿がやってきて、一件落着♪
彼の手によってだけ、絵をすくい上げることができたのです。
泉の水は難病を治癒する奇跡の水でした。
そうして、その場所に礼拝堂が建てられたのでした。
例のマリア様の絵は、今も、写真に見える祭壇に飾られています。











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ここが奇跡の水がわきあがる泉です。











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奇跡の水は、誰でも自由に無料で飲むことが出来ます。
1リットル、2リットル、5リットル単位で持ち帰る人もいるようですが、その場合も無料なのかしら~!?

せっかくなので、私も50セントのお布施を入れて奇跡の水を飲みましたが、夫は飲まず・・(苦笑)
まったく~
書類の上ではカトリックの夫なのに・・。


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ありがとうございました♪
by mayumi-roma | 2016-03-07 07:06 | ローマの美術散歩

ローマ在住33年♪永遠の都からお伝えする私(上野真弓)の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・


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