サン・ロレンツォ・イン・ミランダ聖堂@ミモザ会♪

c0206352_2453519.jpg

久しぶりのコロッセオ~♪
あまりにも見慣れた景色なので、さすがに深い感慨を抱くことはありませんが、こういう風景が日常って、やっぱりいいな・・と思います。

今日はローマ日本人会婦人部ミモザ会でした~
絶対に雨だと思っていたのに、晴れ♪
よかった♪
ヒールのパンプスでお出かけできた~










c0206352_304813.jpg

今日の見学は、サン・ロレンツォ・イン・ミランダ聖堂♪
フォロ・ロマーノにある紀元141年建立のアントニウス・ピウスとファウスティーナ神殿のポルティコ(柱のある玄関)の裏側にある聖堂です。

サン・ロレンツォは聖ラウレンティウスのことです。
キリスト教がまだ禁じられていた4世紀、ウァレリアヌス帝の時代に逮捕され、この場所で死刑判決が出されました。
殉教の際、彼は生きながら熱した鉄格子の上で火あぶりにされたのですが、その際、火あぶりが始まって数分後、兵士に向かって「こちら側は焼けたから、ひっくり返してもよい」と伝えたと言われています。
そのため、この殉教した聖人に捧げる聖堂が7世紀から11世紀の間(はっきりした時期は定かではない)に建立されました。

聖堂の名称の後半、イン・ミランダは、イタリア語でmirare(ミラーレ:眺める、見とれる)という意味から来ており、眺めの良い場所と言う意味です。

現在の姿は、1602年にオラッツィオ・トリアーニという建築家が改修工事をしたものです。











c0206352_3123977.jpg

聖堂をフォロ・ロマーノ側から見ると、こんな感じです。
この写真は去年の9月、友人の大学教授ご夫妻がいらっしゃった時にフォロ・ロマーノを見学した時に撮ったものです。
今日の見学は、聖堂の現在の入り口から入ったので、フォロ・ロマーノ側からは見ていませんので。
要するに、アントニウス・ピウスとファウスティーナ神殿のポルティコの裏側に建立したということです。












c0206352_3172335.jpg

聖堂はそれほど大きなものではありません。
建立された当時は、フォロ・ロマーノの遺跡が土中に埋まっていたため、地盤が現在の高さとほぼ同じでした。
ですので、その頃の聖堂の入り口は、写真に見えるフォロ・ロマーノ側の扉でした。
しかし、19世紀初頭から遺跡の発掘が始まり、それに伴って、フォロ・ロマーノが古代ローマの地盤まで下がってしまったため、扉のあった所は現在ではバルコニーになっています。











c0206352_3221470.jpg


c0206352_3224149.jpg


c0206352_323720.jpg

バルコニーから神殿の下に向かって写真を撮ってみました♪










c0206352_324163.jpg

フォロ・ロマーノの神殿側からバルコニーがどこにあるのか見てみましょう♪
しょうど写真の中央にブロンズの扉が見えるでしょう?
それが、現在聖堂のバルコニー、かつては聖堂の入り口だったところです。
この写真は、神殿の柱がまだ修復中なので、2014年に撮ったものだと思われます~
SDカードを探して膨大な写真の中から見つけました。













c0206352_334982.jpg

主祭壇の祭壇画は、盛期バロックの巨匠の一人、ピエトロ・ダ・コルトーナの描いたものです。
「聖ラウレンティウスの殉教」♪
コルトーナと言えば、なんといっても有名なのがバルベリーニ宮殿の天井のフレスコ画です。
以前、簡単な記事にしていますので、よかったら、こちらを~


コルトーナは、バルベリーニ家出身の教皇ウルバヌス8世の時代に、ベルニーニとボッロミーニとともに三大巨匠と呼ばれた建築家(画家でもありましたが)です。
ローマにも多くの素晴らしい建築と絵画、フレスコ画が残っています。












c0206352_3292992.jpg

かなり傷んでいますが、盛期バロック、ボローニャ派の画家、ドメニキーノの祭壇画もあります。
「聖母と聖フィリッポと聖ジャコモ(ヤコブ)」♪
絵が描かれた直後から傷み始めて、すぐに修復作業に取りかかったそうですが、上手く出来ずに、余計にひどくなってしまったそうです。










c0206352_345867.jpg

聖堂内を上から見たところ♪

この聖堂は、1428年から1430年くらいに、時の教皇マルティヌス5世〈コロンナ家出身、アヴィニョンの教皇捕囚時代が終わった後も、ローマとアヴィニョン共に教皇が並び立つ教会大分裂が続き、それに終止符を打った教皇)が、薬屋の同業組合に授けました。
そのため、聖堂の地下は、当時の薬を作る道具などが展示される博物館になっています。
また、上には、オフィスがあって、古文書(薬屋さんの帳簿や組合の規約書)の修復を管理したり、展示したりしています。

写真は、上にのぼる時に撮りました。
もちろん、地下も見学しましたが、あまりにも長くなってしまうのと、写真の整理がまだなので、今日はこの辺で。

久しぶりに芸術関係の記事を書きました。
まぁ、本当に時間がかかること!
やってられないかも・・(笑)。

ちょうど抱えている仕事の小さな山を越えたばかりで、日本の出版社から校正刷りが送られてくるまで、多少の猶予がありますので、この時期にお出かけをしておきたいと思います。
お仕事モードに入ったら、ひきこもりになってしまうのでね。

でも、お出かけしたらしたで、写真の整理とサイズの収縮が大変だわ~
記事も大変だけど・・
端折って書くこともあるかもしれませんが、あしからず♪


2つのブログランキングに参加しています。
1日1クリックがランキングに反映する仕組みです。
2つともクリックしてもらえると、嬉しいな♪
応援してね♪

にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
ありがとうございました♪
by mayumi-roma | 2016-02-25 04:07 | ローマの美術散歩

ローマ在住33年♪永遠の都からお伝えする私(上野真弓)の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・


by mayumi-roma