聖母マリアの無原罪のお宿りの日♪


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12月8日は、聖母マリアの無原罪のお宿りの日♪
午後、4時頃にスペイン広場に向かったローマ教皇フランチェスコ様が、行きも帰りもこの道を通るので、道路は閉鎖され、教皇様を一目見ようとする人であふれています♪
この右手にスペイン広場があるのです。

さて、聖母マリアの「無原罪のお宿り」というと、マリア様が処女懐妊した日だと誤解している方も多いと思います。
そうではないのです。
アダムのイブの物語が始まりで、人間は誰でも生まれながらに原罪を持っていると、カトリック世界では考えられていますが、聖母マリアだけは、母親である聖アンナの胎内に宿った時から、原罪を持たない汚れのない存在だったということなのです。
そもそも、聖アンナも子どもが欲しくてたまらなかったけど、子宝に恵まれず、マリアを懐妊したのが老齢に入ってからと言われていますから、そもそも神のご加護があったということなのでしょう。












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私もせっかくだから、フランチェスコ様が見たかったけど、一般道なので、ただローマ教皇の乗った車が通りすぎただけ・・
これだけの人がいても、フランチェスコ様を見れた人はほとんどいないと思います。
それにしても、本当にすごい人気です。

夜のニュースで、サンピエトロ大聖堂の聖なる扉が開けられて、フランチェスコ教皇の後に続いて前教皇のベネディクト16世が入られる様子が放送されましたが、2人の教皇が聖年を迎えるということは史上初めてのようです。
サン・ピエトロ広場も5万人から7万人の巡礼者でいっぱい!

夜には、大聖堂の正面に、世界各地の美しい風景がスライドが映し出されるという一大イベントがありましたが、これはパリで開催されている気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)に合わせて、地球の環境を守っていこうというメッセージがこめられたものでした。
とても綺麗なので行きたかったけど、あまりにもすごい人手だし、交通も大変なことになっているので、断念!

その前に、ローマ中を歩き回ってお買いものをしたので、クタクタ・・
さすがに疲れました~


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ありがとうございました♪
by mayumi-roma | 2015-12-09 06:51 | ローマの日常

上野真弓、ローマ在住の翻訳家&文筆家&ツーリズム別府大使。日々の暮らしや芸術探訪、旅の記録。最新刊は訳書『ミケランジェロの焔』、著書に『教養としてのローマ史入門』、訳書『ラファエッロの秘密』など。お仕事のご依頼はoffice.uenomayumi@gmail.comへ。


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