1年ぶりのコロンナ宮殿♪
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コロンナ宮殿の大広間♪

もうほぼ3週間前の土曜日、日本からのお友だちと一緒に、昨日の記事の12人の使徒教会に行く前に、コロンナ宮殿にも行ってきたのです。
お友だちは何しろ毎年ローマに来ていますから、当然ここにも来たことはあるのですが、まだ写真撮影が禁止されていた頃だったし、連れのお友だちが来たことがなかったので、土曜日の午前中しか開いてないコロンナ宮殿に行くのも何かの縁だと思いまして・・。

しかし、この日は大雨だったので、窓から光がまったくさしてなくて、暗い!
綺麗な写真は撮れませんでした。

このブログでもう何度もご紹介していますので、今回も趣を変えて、別の角度から~
去年の今頃は、ローマ日本人会の婦人部ミモザ会で来て、カラッチの「豆を食べる男」とグエルチーノの絵画を中心にご紹介したと思います。
その記事はこちらです~












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大広間の天井画♪
17世紀にジョヴァンニ・コッリとフィリッポ・ゲラルディの描いた「レパントの海戦」♪
コロンナ家のマルカントニオ2世は、16世紀、レパントの海戦の際の海軍司令長官でした。
そういうわけで、その偉業をたたえるために天井画にフラスコ画が描かれたわけです。

それにしても、コロンナ家はマルティヌス5世というローマ教皇を一人出しただけなのに、どうしてこのような富が・・
当時のローマは教皇領でしたから、政治家でもあったわけで。
宗教と政治はお金になったってことですね・・
まぁ、ローマの貴族はどこも同じようなものかもしれません。
一人教皇を出せば、一族全員がとてつもないお金持ちになったと言いますから・・
メディチ家くらいかな、1つの家から3人もローマ教皇が出たのは。











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風景画の間♪
これ、全部、ガスパール・デュゲの絵です。
デュゲは、17世紀バロック時代の画家ですが、古典的風景画と前ロマン主義的風景画を統合した作家と言われています。
18世紀のイギリス絵画に大きな影響を与えましたが、美術史上では過小評価されています・・
残念ながら、そういうことはよくありますね。

ローマにはけっこう彼の作品があります。
何しろローマ生まれでしたから。
1630年に姉がニコラ・プッサンと結婚したことから、ニコラとは義兄弟の関係となって、初期の絵画修業は二コラのもとで行なったのでした。










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デュゲついでに、こちらは、コロンナ宮殿の1階部分にあるイザベル皇女のアパートにある「デュゲの広間」です♪
この広間の壁にデュゲが風景画のフレスコ画を描いているのです。
素晴らしいでしょう!?










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タペストリーの広間♪
この宮殿で一番大きなムラノ・グラスのシャンデリアです。










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タペストリーの間には、カルロ・クリヴェッリ(1430~1494)の「聖アゴスティーノ」がありました。
クリヴェッリにしては、ちょっと地味な作品ですが、地味なだけにしみじみとした聖者のオーラが出るのかもしれません。


コロンナ宮殿
毎週土曜日の9時から14時のみ開館。
8月は1か月間お休み。


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ありがとうございました♪
by mayumi-roma | 2015-10-29 06:58 | ローマの美術散歩

ローマ在住32年♪永遠の都からお伝えする私(上野真弓)の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・
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