レオナルドの自画像展♪
2015年 08月 03日
トリノ王宮図書館より貸し出されたレオナルド・ダ・ヴィンチの自画像展が、8月3日までだったので、ぎりぎりセーフでカピトリーノ博物館まで行ってきました。
ローマは相変わらずの異常な暑さですが、レオナルドのためなら仕方ありません。
カンピドリオに上りま~す。
ええ~っ!
こんな行列ができているの~~!!とびっくりしましたが、そのほとんどが観光客で、特にレオナルドの展覧会が目当てというわけではなさそうでした。
1時間以上も並びました。
8月2日は第一日曜日だったのでローマ市内の美術・博物館は無料の日なのですが、不思議なことに観光客は皆正規の料金を払っていました。
ローマ在住の人間だけ、住民を確認できる身分証明を見せれば無料でした。
なんだかな~
また、規則が変わったのかしら?
ただし、レオナルド展だけは、全員有料。
ローマ在住のイタリア人は、レオナルド展にだけ行く人が多かったです。
レオナルド展は、別の建物、入り口も違います~
しかし、レオナルド展といっても、レオナルド・ダ・ヴィンチの小さな自画像が1点だけのもの。
しかも、赤チョークで描いた未完成の素描・・
それだけで、展覧会が成り立つところが凄いですね。
すっかり神格化されたレオナルド!
個人的に、この風潮は好きではありませんけど。
ただ、レオナルドの作品は少ないですし、世界中に散らばっているということもあって、たとえ1点でも、見れる時に見ておかないと、次はいつ見れるか分かりませんものね。
そう思って、私も来たわけですが・・
もちろん、レオナルドは大好きな画家です♪
ルーブルで「モナリザ」をご覧になったことのある方は、その絵の小ささに驚かれたことと思いますが、この「自画像」も同じです。
こうして写真で見ると、大きく感じるかもしれませんが、実物はとっても小さいです。
横21cm、縦33cm!!
スケッチブックに描いたようなものだったのでしょうね・・
逆説的ですが、実物より、写真や美術本で観るほうがはっきりしているかもしれません。
貴重な作品が痛むのを恐れてか、暗い部屋の中で30ルクスの照明という展示室ですから。
でも、30分くらい絵のそばにいて、レオナルドの筆のタッチを感じてきました。
レオナルドのすごさは、素描でも、それが1枚の作品となり得る点です。
素描があまりにも上手すぎるため、その時点で既に完成してしまうのですね・・
ところで、この自画像があまりにも有名なため、レオナルドといえばこの姿を連想する方が多いかと思うのですが、彼は大変な美男子だったのですよ~
レオナルド・グッズ、買っちゃいました~
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ありがとうございました♪
by mayumi-roma
| 2015-08-03 06:56
| ローマの美術散歩