ザハ・ハディドのMAXXI@ローマ♪

2020年の東京オリンピック。
新国立競技場の建設問題で揺れ続けた日本でしたが・・
話題になった建築家のザハ・ハディド女史が設計したローマの美術館を本日はご紹介します。
とはいえ、これまでに少なくとも2回は、この美術館について過去に記事を書いていますけど。

実は、昨日も行ってきたレストラン「Bistrot 64」が、ちょうどこの美術館の裏手にあるので、お友だちと帰りにお散歩したのでした♪(笑)


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MAXXI♪
Museo Nazionale delle Arti del XXI Secolo(国立21世紀美術館)。

MAXXI(21世紀美術館)の建設は、1998年7月に国際コンペが始まり、1999年2月にザハ女史のプランに決定しました。
そして、完成したのは、2010年の5月!
ざっと10年の月日がかかっているわけです。
しかも、当初の予定のすべてが完成したわけではありませんでした(大汗)。

イタリアの公共事業は政治家と業者の癒着がひどく、事業に一絡みして私腹を肥やそうとするバカ者が多いので、どんな場合でも、完成までの年月と経費が予想以上に膨らむのが常ですが、美術館程度の大きさの建設に10年もかかったというのも不思議な話です・・
なんでも、資金の調達が難しくて、作業しては中断の繰り返しだったそうですが・・
1億1千万ユーロの予算だったのが、最終的には1億5千万ユーロ(約200億円)かかったそうです。











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白い玉砂利を敷き詰めた地面と建物のコンクリートのコントラストが美しく、統一感があります。











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もともと内務省(警察)所有の広大な敷地だったので、以前からある建物をそのまま利用してミュージアムショップやワークショップの会場にしています。











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ザハ女史らしい大胆な設計ですね。
ガラスの透明感があるせいか、意外と、違和感も威圧感も感じません・・
少なくとも、私はね♪










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美術館の内部~
広々としていて開放感があります。
そして、美術館で最も重要だと思われる光の入り方も素晴らしいです。











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白を基調にすると、明るさと広さが現実以上に強調されます。
さらに、そこに黒を入れることでデザインが締まってきます。
赤のポイントも効いてるかな。
宙に浮くような階段の通路も素敵♪

好き嫌いが分かれるかもしれませんが、個人的にはザハ女史の作品は好きです。
超モダンな建築だけど、ローマ=古い歴史というイメージを損なうほどの違和感はありません。
少なくとも、私は。
まぁ、感じ方は人それぞれですけどね・・

たぶん、彼女の設計は大胆で斬新なだけに、実際の施工となると、かなりの難題となるのかもしれないですね。











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ちなみに、こちらは、北イタリアのアルト・アディジェ地方、標高2275mのCoronesという場所に2015年7月に完成したばかりのメスナー・マウンテン・ミュージアム♪
もちろんザハ・ハディド女史の設計です。
こちらの完成までの期間は2年。

アルプスの山のてっぺんに建てられた超モダンな博物館!
賛否両論あるようですが、 地元は、ザハとメスナー(有名な登山家)という世界的な名声を誇る2つの名前で、多くの観光客が来ることを期待しているらしいです。
(この写真は、イタリア建築家協会からお借りしました)


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ありがとうございました♪
by mayumi-roma | 2015-08-02 06:06 | ローマの美術散歩

ローマ在住33年♪永遠の都からお伝えする私(上野真弓)の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・


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