ローマ、コッペデ地区♪
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ローマ、コッペデ地区♪
こちらの建物には、Palazzo dei Ambasciatori(大使たちの館)という名前がついています。

1861年に統一国家となったばかりのイタリアは、ローマを首都に定めて以来、各省庁の建設などにとりかかりましたが、こちらは、1920年代に、高級官僚のための居住の場として建設されたコッペデ地区です。
ローマのプラーティ地区には省庁に務める普通の役人たち、また、ガルバテッラ地区には工員たちの住まいが建てられました。
当時のローマは、城壁の外は完全な野原状態で、ポツリポツリと居住地区が作られていったのです。

コッペデ地区と呼ばれるのは、この地区の設計と建築をしたのが、コッペデという建築家だったからです。
31000平方メートルの敷地に、5階建のアパートが18、3階建ての一軒家形式が9つ建てられました。











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たくさんの彫刻で飾られた独特のスタイルの建築物ですが、私は大好きです。
ちなみに、この彫刻の飾りは、昼と夜を象徴しています。
男性像が昼、女性像が夜です。
女性像の足元にふくろう(夜の動物)があるのが見えるでしょう?
動物の飾りが非常に多いので、それを見て回るのも面白いのです。
ライオンや蜂はもちろん、タコやカタツムリ、蜘蛛なんてのもあります。

この独特のスタイルは、まさに世界で一つ、ここだけ!
コッペデ様式と言えるでしょう。
よくリバティ(アールデコ、アールヌーボー)様式と間違える人もいるようですが、違います。
ここには、中世、ルネッサンス、バロック、現代、その全てが融合されているのです。











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メディチ家の紋章が・・
なぜ?
それは、建築家コッペデがフィレンツェ出身だったため、メディチ家へのオマージュで、その紋章を飾りに使ったのです。












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建築物に自分の名前を彫るのは、とても珍しいことですが、ここには、コッペデの名前が彫り込まれています。
GINOが、その名前です。
ただし、ジーノ・コッペデは、後に肺ガンに罹り、51歳で自殺しています。











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カエルの噴水と妖精の館♪
カエルの噴水は、ローマの歴史的地区にある亀の噴水をパロディーにして作ったものです。
遊び心の多い人だったのですね♪












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妖精の館の外観にも、出身地フィレンツェへのオマージュで、ダンテや大聖堂のフレスコ画が描かれています。
よほど、郷里のフィレンツェを愛し、誇りに思っていたのでしょうね・・











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妖精の館を裏から見た感じ。











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とある建物の玄関口。
内部の装飾は、イタリアで言うところのリバティ(アールヌーボーやアールデコ)を使うことが多かったようです。

100枚くらいは写真を撮ったかな・・
建築がお好きな方は、コッペデ地区へ是非どうぞ♪
Via Tagliamento,Piazza Buenos Airesの近くです。


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by mayumi-roma | 2015-01-20 06:51 | ローマの美術散歩

ローマ在住32年♪永遠の都からお伝えする私(上野真弓)の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・
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