フランス大使館@ローマ♪ sanpo


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ローマ、ファルネーゼ宮殿♪
アントニオ・ダ・サンガッロ・イル・ジョヴァネの設計。
広場にある2つの噴水は、カラカラの浴場跡から運んできたもの。

1493年に枢機卿(後の教皇パウルス3世)に抜擢されたアレッサンドロ・ファルネーゼが建てたルネッサンスの至宝とも言うべき宮殿です。
彼がヴァチカンで出世できたのは、ひとえに妹のジュリアのおかげとも言えるでしょう。
ジュリアは、教皇アレクサンドル6世の愛人だったのです。

ジュリアは、アドリアーナ・デ・ミラ(ロドリーゴ・ボルジア=後の教皇アレクサンドル6世の従兄妹)の息子、オルシーノ(オルシーニ家)と婚約していましたが、ロドリーゴがジュリアをいたく気に入っていることを知った従兄妹(ジュリアの後のお姑)とジュリアの母親が共謀し、両家が数々の恩恵を受けるために、ジュリアをロドリーゴに捧げたのでした。
わずか13歳でした。
ロドリーゴ・ボルジアは、50代!
言葉もありません・・
そして、ジュリアは、15歳でオルシーノと結婚した後も、ロドリーゴのオフィシャルな愛人であり続けます。
ですから、その兄、アレッサンドロが枢機卿に抜擢されたのも、当然といえば当然だったのです。

この話を書き始めると、長くなりますので、このへんで(笑)。











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ファルネーゼ家の紋章♪
教皇を選出した家の紋章を見るのは面白いですね。












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ファルネーゼ宮殿の正面♪

圧倒的な存在感を放つ、壮大で威圧感のある建物です。
内部を飾るカラッチのフレスコ画も素晴らしいです(見学可能ですが、ただ今修復中)。
現在は、1936年より99年契約で、フランス大使館となっています。

大きな広場なので、あまり目立ちませんが、警察の大きな車両が2台、常駐して警備していました。
先日パリで起こったテロ事件のため、ヨーロッパ各国はテロ防止体制に入っています。

テロに屈しないフランス人の心意気は立派だと思いますが、あえて、この時期に、わざわざイスラム教徒を刺激するような風刺画新聞を発行しなくてもよかったのではないかと思います。
数日前に、あの新聞の最新版が発売されて以来、予想通り、イスラム諸国では、かなり大規模な反フランスデモが繰り広げられています。

彼らにとってのマホメッドは、単なる預言者というよりは、西洋人にとってのイエス・キリストのような存在だと思います。
イスラム過激派テロリストやISISを皮肉るのは自由ですが、信仰の核となる人物を皮肉るのは良くないと思うのです。
触れてはいけない部分、リスペクトしなければいけないものってあると思うのです。
善良な普通のイスラム教徒を、何もわざわざ刺激する必要はないと、私は思うのですが・・

本当に難しい世の中ですね・・


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by mayumi-roma | 2015-01-19 06:49 | ローマの美術散歩

ローマ在住33年♪永遠の都からお伝えする私(上野真弓)の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・


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