サンタ・マリア・アラチェーリ教会@カンピドリオ♪


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サンタ・マリア・アラチェーリ教会@カンピドリオ♪

あ~、大変だわ~、この階段を上るのは!
いくら9月のローマが爽やかで一番いい時期だと言っても、日中、日陰のないところは暑い!











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この教会は、サン・ピエトロ寺院、サン・ジョバンニ・イン・ラテラーノ聖堂に次ぐ、ローマで3番目に重要な教会です。
ローマっ子に最も愛されているということ、そして、その位置、カンピドリオという場所がなんといっても物を言うわけです。
カンピドリオは古代ローマ時代からの中心地ですし、ローマの7つの丘で一番高い丘ですから~
イタリアを統一したヴィットリオ・エマヌエル2世が、どうしてもここにヴィットリアーノと呼ばれる白亜の統一記念堂を建てたかったのは、それなりの理由があるのでした。

カテゴリーとしては、ルネッサンス期の教会に入りますが、実は限りなく中世に近く、その歴史をたどれば、6世紀にまでさかのぼります。
伝説では、古代ローマ帝国の初代皇帝アウグスティヌスの時代(ちょうどイエスが誕生した頃)に幼子イエスを抱いたマリア様が現れたそうですけど。











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この聖堂で有名なのは、なんといっても、こちらの「Santo Bambino」♪
以前にも記事にしたことがありますが、サント・バンビーノとは、聖なる子ども、つまり幼子イエスのことです。

16世紀に、イスラエルのゲッセマネのオリーブの木を使って彫られた幼子イエスの彫刻です。
ゲッセマネは、エルサレム郊外にあったオリーブ林の庭園で、イエス・キリストが弟子たちと最後の晩餐をした後に祈りを捧げた場所です。
そして、ユダに裏切られて、捕えられた場所でもあります。

この彫刻は奇跡を呼ぶのです。
自分の子どもの身に起きた病気や不幸が消えていくようにお願いすると、叶うと言われています。
奇跡が起こり、願いが叶った人は、エクスボートと言って、お礼に金銀宝石を持ってきて、それを少しずつこの彫刻に飾っていくこととなったのでした。

残念ながら、この彫刻は、1994年2月に何者かによって盗まれてしまいました。
現在あるものは、そのコピーです。
それでも、奇跡は相変わらず起こっているようで、この聖なるバンビーノは相変わらず美しく飾られています。











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とてもその全てをご紹介出来ませんが、本当に多くの貴重な美術品が残る聖堂です。
聖エレナ(コンスタンティヌス帝の母)の遺灰(写真中央、お棺はご存知、ヴァチカン博物館に展示されていますね)、ピエトロ・カヴァリーニのフレスコ画も(写真左に少し見えます)あります。











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夕日に輝く金色のモザイクも、カヴァリーニの作品です♪
こういうのを見ると、教会に飾られた芸術品が、聖堂内に差し込む太陽の光によって輝くように計算されて作られたものだということが分かります。












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ミケランジェロの愛した少年、チェッキーノ・ブラッチのお墓もあります。
デザインはミケランジェロ。











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そして、この聖堂が、ルネッサンスのカテゴリーに入れられる最大の理由、ピントゥリッキオの祭壇画もあります。
中世からルネサンス、バロック(ベルニーニのデザインによる作品もありますので)、まぁ、本当に見所の多い聖堂ですこと♪
ローマの教会は、芸術の宝庫ですね♪


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ありがとうございました♪ 
by mayumi-roma | 2014-09-18 05:05 | ローマの美術散歩

ローマ在住33年♪永遠の都からお伝えする私(上野真弓)の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・


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