ふくろうの館@トルロニア公園♪
2014年 05月 28日
今日は所用があってノメンターナにある公共オフィスに行ってきました。
思ったよりスムーズに用事が終わったので、その近所にあるVilla Torlonia(トルロニア公園)へ♪
トルロニア家の別邸が公園となり、お屋敷は博物館になっています。
これこれ、この松の木とヤシの木・・
ローマに来たばかりの頃は、アフリカみたい!とビックリしたものですが、今では、これぞローマ!という感じです。
ふくろうの館~♪
名前も可愛いけど、外観も可愛い♪
ここは本来は別館として作られましたが、1925年から43年まで本館だった「貴族の館」にムッソリーニが居住したため、トルロニア家の人々は、その間こちらで暮らしたそうです。
ちなみに、当時の当主、アレッサンドロ・トルロニア公は、ハリウッドの女優・ブルック・シールズの大伯父様にあたります。
ブルック・シールズ、大人になってから女優としては大成しませんでしたが、少女の頃から絶世の美女でしたよね・・
彼女、お育ちも良かったのですね~
この小さな館は、イタリアでいうところの「Liberty」(いわゆる19世紀末のアールヌーヴォー)と20世紀初頭のアールデコで装飾を施されています。
ほら~、こちらが、この館の名称にも繋がった「ふくろう」の装飾♪
本当は、大きな窓を3つに区切って、それぞれふくろうが描かれているのですが、逆光だったため今ひとつ写りが悪く、1枚だけクローズアップしました。
孔雀~♪
白鳥~♪
薔薇の花~♪
この奥の図書館に入ってしまったのが運の尽き~
図書館の司書のおばちゃんアドリアーナと長話をすることに・・
日本のことを色々と聞いてきて、私の名前や名前の意味など、イタリアでもう何千回も喋ったことの繰り返し~
でも、こういうところは、イタリア人の良いところだと思います。
私の名前が音楽のようだと、mayu~~~miと歌っていました(笑)。
出口の階段も素敵でしょう?
外では、小学生たちが写生会をしていました~
ガヤガヤとうるさかったけど、こういううるささは心地よいですね♪
昔を思い出して、微笑ましい・・
ウチの息子、絵がとっても上手だったんですよ~
つづく・・
私の翻訳本第一弾、「レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密 天才の挫折と輝き」(河出書房新社)も、あわせてよろしく♪
これまでにないタイプの画期的な本で、レオナルドの人生とその作品のすべてが物語風に分かりやすく綴られています。
by mayumi-roma
| 2014-05-28 05:50
| ローマの美術・歴史散歩