トラヤヌス帝の市場♪

c0206352_165669.jpg

トラヤヌス帝の市場♪
紀元2世紀初頭にトラヤヌス帝によって建設された古代ローマの巨大マーケットです。
人口が百万人を超えていたローマ市民のために、食料を始め様々な物資を供給するために作られたのです。
設計は、当時の有名建築家、ダマスカスのアポロドーロスだと言われています。










c0206352_23424569.jpg

市場の内部♪
ここには事務所が入っていました。
天井のコンクリート製のヴォールトがローマ特有のものです。
アーチを平行に重ねることにより、広い空間を無理なく支えることが出来ます。









c0206352_1232142.jpg

建物内に残る壺や魚の背骨の形をした床模様♪









c0206352_0451172.jpg

2階の展望台から見渡す市場の外♪
奥には、ヴェネツィア広場の白亜の殿堂(ヴィットリオ・エマヌエル2世の記念堂)も見えます。










c0206352_049921.jpg

一旦、外に出ると、そこには古代ローマの舗装道路がそのまま残っています。
奥に見えるのは、13世紀のミリツィアの塔。










c0206352_0544172.jpg

市場の外から眺める風景♪
遠くにトラヤヌス帝のフォロ(フォルム:広場)も見えます。










c0206352_12881.jpg

市場の中の古代の舗装道路も、綺麗に残っています。
古代ローマの道路の舗装方法は、まず地表を45cmから60cmほど掘り起こして、小石や砂やコンクリートで地固めをしました。
そして、その上に大きな重い石を敷いて完成させたのです。
道路の下を深く掘り下げることで、大雨が降っても道路には水がたまらない状態を保てたそうです。
また、道路の脇には、白いトラベルティーノ石を使った歩道もしっかり残っています。
歩いていると、まるで古代ローマにタイムスリップしたような気分になります。










c0206352_1161228.jpg

遺跡の中から見つかった壺などを修復している方々がいました♪
「写真は撮ってもいいよ」と言われたのですが、「僕たちは撮らないで~」と逃げていきました。
イタリア人には珍しくシャイ?
普通なら、私的には絵の中に入って欲しくない場合でも、図々しく写真の中に収まろうとするイタリア人が多いのに!(笑)
こういう地道な作業、考古学や古代美術が大好きで、専門技術を学んだ人にとっては、たまらないお仕事ですね。
いいなぁ・・


2つのブログランキングに参加しています。
1日1クリックがランキングに反映する仕組みです。
ご面倒でしょうが、2つともクリックして頂けると嬉しいな♪
よろしく~♪
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
ありがとうございました♪
by mayumi-roma | 2013-07-19 05:39 | ローマの美術散歩

ローマ在住33年♪永遠の都からお伝えする私(上野真弓)の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・


by mayumi-roma