お客様でした~

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週末は、ミラノからお客様でした~
こ~んな素敵な花束を持ってきてくれました♪
お花をもらうのって、一番嬉しいかも。
私は不精者なので、普段、自分でお花を買うということをしないのです。
お花のお稽古に通っていた頃は別ですけどね。
やっぱりお花がおウチにあるだけで、世界がパッと明るくなって華やぎます。
良いものですね♪









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リーチャです。
60代半ばの年上のお友だち。
夫と同じ、精神科医兼フロイト派の精神分析家です。
この日、フロイト学会ローマ支部で発表をされたのでした。

さて、本日のワインは、ビオンディ・サンティの2009年のロゼ~♪
知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、ビオンディ・サンティは、ブルネッロとロッソの他に、ロゼも造っているのです。
ロゼは大したことないという噂でしたが、悪くなかったですよ~










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お食事をしながら、和やかな会話!?

まぁ、大抵は、私が日本人だから、日本の精神医療の状況を聞かれます。
困るんですよね~
私は医者ではないし、日本に暮らしていないので、アバウトなことしか答えられないから。

軽いものも重いものも含めて、精神的な病の治療は、ヨーロッパでは、基本的に、精神科医による薬の投与と、医者、心理学者を問わず、きちんとトレーニングを受けた正式な学会に所属する分析家によるカウンセリングやサイコセラピー、または分析を受けるという2本立てですが、日本では、そこまでキチンと体型立てて治療をするところが少ないですからね。

イタリアにも、勝手にカウンセラーやサイコセラピストを名乗った訳の分からない方々はたくさんいますけど、そして、何故か、そういうのに引っかかる患者さんも本当に多いのですけどね。

日本では、まだ精神科にかかるということは偏見の目で見られるのかなぁ・・?
最近は、心療内科とかメンタルクリニックという名称で診療する精神科医も増えているようなので、以前に比べたら随分行きやすくなったとは思いますが・・。

何事にも言えることですが、偏見はよくありません。
はっきり言って、病を持つ人も、きちんと治療さえ受けていれば、普通に生活することが出来るんですけどね。
ウチの夫の長年の患者は、統合失調症(以前は精神分裂病と呼ばれていた病気です)ですが、ローマ大学で大学教授にもなりましたし、著作も何冊も出していますよ。
重い病を持っていても、その病は、その人の人格の100%を支配するものではないのです。
ただし、きちんと治療することが大切なのは言うまでもないことです。

日本人のメンタリティも関係あるとは思うのですが、どちらかというと、完治まで長い時間がかかるものを遠ざける傾向があるというか、すぐに結果が出ることを求めるから、それゆに、日本の精神科医は比較的強い薬を処方する傾向にあるようです。
そして、臨床心理の治療面でも、軽いもの、簡単な方向に進む傾向があるようです。
日本の臨床心理では、比較的入りやすいユング派が圧倒的に強く、アカデミック過ぎるフロイト派はあまり浸透していない印象です。

しかし、フロイトは、基本中の基本です。
難しいですけど。
病気が重ければ重いほど(統合失調症や境界性人格障害などのような)、これをおろそかにしての精神治療は出来ないと思います。
治療には長い時間がかかりますけど。
たぶん、日本では、心理学を学ぶ人はユングに流れ、医学を学ぶ人がフロイトという流れになっているのでしょうか?
あまり、表(マスコミ)には出ませんが、日本にも素晴らしいフロイト派の精神科医はいます。
我が家には、フロイト学会正式会員の世界名簿がありますが、それを見ていると、東京に一番多いというのはよく分かるのですが、福岡にも結構いらっしゃって、驚きました。

残念ながら、もうお亡くなりになられましたが、「甘えの構造」を書かれた土居健郎(どい・たけお)先生は、世界中で深い尊敬を集めたフロイト派の精神科医でした。
この本は、土居先生が1950年代の米国留学時に受けたカルチャーショックをもとに、日本を把握しよう書かれたもので、日本人の精神構造を解き明かした日本人論です。

「甘え」は、日本人の心理と日本社会の構造を理解する上で重要なキーワードであり、「甘え」とは、周りの人に好かれて依存できるようにしたいという、日本人特有の感情だと定義されています。

「甘え」という言葉は、日本語にしかなく、土居先生は、それを英語にする時に大変困ったというお話でしたが、結果的に、この本は世界各国の言葉に訳されベストセラーとなりました。
学術的には、日本人論としてではなく、普遍的な人間の精神構造を分析するという意味で大変評価されておりまして、フロイト学会でもバイブル的存在になっています。
当然ですが、ウチの夫もイタリア語版で読んでおりまして、絶賛していました。
ちなみに、英語のタイトルは、「The anatomy of dependence」となっています。

あ、話が全然違う方向に行ってしまいました~
本当は、この夜、話の流れで、「村上春樹論」になったので、それを書こうと思っていたのに~
長くなるので、この辺にしておきますね。
村上氏のことは、また機会があったら書こうと思います。

今日の話題は、コメントのしようがありませんね(笑)。


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by mayumi-roma | 2012-11-12 06:13 | ローマの日常

ローマ在住33年♪永遠の都からお伝えする私(上野真弓)の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・


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