温泉日記、総集編♪

今日は、6月最後の日でした~
イタリアは猛烈な暑さです。
アフリカからの熱波で、この週末は40度を超えるのだとか・・
本当に、とんでもない暑さです。
まぁ、家にいる限り快適ではあるのですが、その分、いったい電気代がどのくらいになってしまうのか、ちょっと怖い気がします・・
イタリアの電気代って、日本の比でなく、超高いんですよ~

在イタリアの日本の方は、夏休みで日本へ帰国中の方、もしくは、これから帰国という方も多いと思いますが、私は予期せぬ父の入院で既に帰ってしまったばかりなので、この夏はずっとローマなのでしょうか!?
まだ分かりません・・

というわけで、私の日本滞在記、今日がラストになります~







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別府市鉄輪(かんなわ)地区の湯けむり♪
逆光だったので、写真が今ひとつですが・・
源泉の湯けむりは、別府独特の風景です。
私はもう慣れていますが、最初は皆さん、火事かとビックリされるようです・・









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鉄輪地区の市営温泉♪
入湯料は、むし湯以外は全て100円です。

むし湯は500円と貸し浴衣が210円。
このむし湯は、鎌倉時代に一遍上人が創設したものです。
今はリニューアルされましたが、オンボロだった昔のほうが風情があったな~
温泉で熱せられた石室の中に横たわるので、時間は10分が限度です。
床には、石菖という香りのいい薬草が敷き詰められています。

泉質は、ほとんどが塩化物泉、☆印をつけたものが、私が「いいな♪」と思ったものです。
ちなみに、市営温泉は、早朝6時半から夜9時くらいまで利用できます。

「えっ、mayumiさん、お父上の病院で付き添いしてたんじゃないの?いつの間にこんなに温泉に行ったの~?」と思われるかもしれませんが、鉄輪地区の市営温泉は、いでゆ坂を中心に集まっていますので、お散歩しながら順番に入っていけば、2時間もかからないのです。








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鉄輪名物の地獄蒸し料理♪
この地区のどこでも楽しむことが出来ます。
これは、本当にヘルシーで、素材の旨みがそのままですから、美味しいですよ~♪








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鉄輪地区に近い「かんぽの宿」♪
民営化された後も残っていたのね~
ここが穴場だという噂を聞いたので、病院のランチタイムに行ってきました~
(病院からすごく近かったんです)

入湯料は300円ですが、日替わりランチつきで1000円だったので、お食事もしました。
郷土料理の「とり天」でした~

ここ、ランチは別に食べなくてもいいですけど、
300円の入湯料は安いと思いますし、お薦めです。
ごく普通の内湯と露天がありますが、泉質は良かったですし、タオル以外の全てのものが備えてありました。
ボディシャンプー、シャンプー、コンディショナー、ドライヤーまで!
しかも、休憩室がいくつもあってのんびり出来ますし。
一応、ホテルなので、施設も綺麗なんです。
確かに、穴場ではあるかも・・








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堀田地区♪
こんな田舎の堀田地区ですが、泉質(硫黄泉)がよく、源泉がたくさんある場所ですので、実は、小洒落たホテルもけっこうあります。
「ホテル芙蓉倶楽部」は、お洒落なランチも楽しめます。
昔は、このホテルにもランチを食べによく行ったものですが、温泉がね、内湯だけなのでちょっとつまらない・・








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だから、堀田で私がいつも行くのは、市営の堀田温泉♪
こちらは入湯料210円で、露天もあるし、源泉かけ流し、とにかく気持ちがいいんです!
街中の市営温泉ではザザーッと汗を流すくらいにしますが、ここではゆっくり入ります。
休憩室もありますし!

昔は、この石畳の道沿いに長期滞在する湯治客のための宿泊施設がぎっしり並んでいたそうですが、現在では普通の民家となっています。









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JR別府駅周辺もご紹介しましょう!
おなじみの大正時代のレトロな建物の駅前高等温泉です。
こちらも入湯料は210円、泉質は、硫酸水素泉♪
脱衣所があって、階段で降りたその下に浴槽があります。
こういうパターンが別府の街中の市営温泉には多いです。

2階には、格安料金で宿泊することも出来ます。
2002年のサッカーワールドカップの際には、大分も会場になりましたので(イタリアVSウルグアイ戦が行われました)、海外からのサポーターがたくさん泊まったそうです。









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駅前通りをちょっと下に降りて左に曲がったところにある海門寺公園、その中にあるのが、海門寺温泉です。
ここもリニューアルされてしまいました。
建物が綺麗なのはいいんですけど、昔の建物のほうが「鄙びた感」があって、私は好きなんですけどね・・
泉質は炭酸水素塩泉、入湯料100円です。









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さらに駅前通りを下に降りて、ほとんど北浜の国道に近いところにあるのが、これまでにも何度もご紹介した、別府のシンボル、竹瓦温泉です。
明治12年創業の唐破風造(からはづくり)の屋根を持つ温泉!
現在の建物は、昭和13年建築の施設です。
市営の温泉なので、入湯料は、100円!








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お風呂上りは休憩できるようになっています!
TVもあります~








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お風呂♪
脱衣所から階段をおりると、湯船があります。
地元の方、観光客、入り混じっています。
小さいですし、洗面器以外は何もありませんが、温泉の質(炭酸水素塩泉)はとても良く、綺麗で透明です。
ものすごいリフレッシュ感ですよ~


皆さま、長らく、私の温泉日記にお付き合いくださり、ありがとうございました♪
これで、おしまいです。
別府には、かつての華やかさはなくなってしまいましたが、それでも、年間1000万人の観光客が訪れています。
街はちょっとダサいけど、温泉は最高です~
是非行ってみてくださいね♪

本日は、都合により、コメント欄を閉じさせて頂きます。


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ありがとうございました♪
by mayumi-roma | 2012-06-30 23:23 | 別府の温泉とグルメ

上野真弓、ローマ在住の翻訳家&文筆家&ツーリズム別府大使。日々の暮らしや芸術探訪、旅の記録。最新刊は訳書『ミケランジェロの焔』、著書に『教養としてのローマ史入門』、訳書『ラファエッロの秘密』など。お仕事のご依頼はoffice.uenomayumi@gmail.comへ。


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