ラファエロ・ワールド@ヴァチカン博物館(2)♪

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ヴァチカン博物館の絵画館入口~♪
ミケランジェロのピエタのレプリカが迎えてくれます~

日本への帰国前に、先日のヴァチカン博物館「絵画館」のラファエロ・コーナーだけはアップしておきますね♪







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もう、入るといきなり、ラファエロ・ワールド!
ただし、残念なことに、6点ある内の3点は、ラファエロの故郷ウルビーノ市で開催されている展覧会に貸し出し中でした~

このラファエロの展示室の周りには、アラッツィと呼ばれる、壁掛けや家具のカバーに用いるベルギーのつづれ織りの布がたくさん飾られています。
全てラファエロのデザインだからです。

なお、絵画館での写真撮影は自由自在です。









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つづれ織りの布の一つ「最後の晩餐」♪
ラファエロはデザインだけなのに、実際にこの布を織ったのは、ベルギーの職人さんなのに、なんという美しさ!
これは、ラファエロの巧みなデザイン力の勝利であるとともに、職人さんの卓越した技術の勝利でもあります。
絵とはまた違った美しさと感動があります。








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「フォリーニョの聖母」(1511~1512)
なんだかんだ言っても、マリア様の絵には癒されます・・
ラファエロ独特の甘さにうっとりです~

この絵の依頼者は、ウンブリア州のフォリーニョのシジスモンド・デ・コンティでした。
自宅に落雷した時に無事に逃れることが出来たのはマリア様のお導きということで、彼自身が右下でひざまずく姿が描かれています。
写真ではよく見えないかもしれませんが、絵の後方、マリア様の下あたりに落雷の様子も描かれています。
この3つの中では、私は一番好きな作品です。
だって、甘いんですもの~(笑)








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「聖母の戴冠」(1502年)
ラファエロが20歳になるかならないかの時の作品です。
絵の構成や色使いは、師であったペルジーノ風ですが、彼のスタイルは、既にまぎれもないものとして表れています。
ラファエロの絵は、それと知らなくても、遠くから見ただけでも、分かります。
他者とは違う何かがあります。
天才とは、そういうものなのでしょうね・・
ミケランジェロやベルニーニの作品もひと目でわかりますからね・・









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「キリストの変容」(1520年)
この作品は、未完成のまま夭逝したラファエロの作品を、弟子だったジュリオ・ロマーノとG.F.ペンニによって完成されたものです。

タボール山の場面を描いたものです。
新約聖書では、イエスが弟子のペテロ、ヤコブ、ヨハネを連れて高い山(これがタボール山とされています)に登ると、イエスの顔が日のように輝き、衣は光のように白くなり、モーセとエリヤが現れた、とあります。(マタイ17章1節)。
イエスの姿が変貌したことから、別名を「変貌山」とも言われています。
イエスの育ったとされるナザレはタボール山から東へ数キロのところにあります。

絵の下の部分は、使徒達が一人の狂人と争っているところです。
2つの場面を、光と動きで対照させ、そのおかげで二方ともより劇的なものになっています。
壮観な作品ですね・・

なお、サンピエトロ寺院内には、これを同じモザイク画が飾られています。


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by mayumi-roma | 2012-05-21 06:02 | ローマの美術散歩

ローマ在住33年♪永遠の都からお伝えする私(上野真弓)の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・


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