ロザリオの祈り・・
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誰が描いたのかも知りませんが、先日、ヴァチカン博物館内の廊下の天井近くにあったフレスコ画です~
天使フェチの私は、こういう図柄に弱いのです。

天使って、普通は青年の姿を借りていると思うのですが、
そして、私はそんな美しき青年天使が大好きなのですが~

こちらは美しい女神のような天使♪
戦場で、兵士(将軍?)にロザリオを与えています・・









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ロザリオ、また買っちゃった~!

私はカトリック教徒ではありませんが、カトリック系の学校に通ったこともあるので、カトリック教義も知っていますし、お祈りの言葉も全部唱えることが出来ます。
もちろん、ロザリオを唱えることもできます。

これは、イタリアで暮らすにあたって、多少の役にはたったと思います。
日常のどんな場面にもカトリックが浸透しているお国柄ですから・・
ですので、例えば、ベルニーニの聖女の彫刻を見ても、わざわざ本を読んで調べるまでもなく、私は既にその聖女にまつわるSTORYを知っていたのです。

私が高校までを過ごした別府には、もともとキリシタン大名の地だったということもあってか、カトリック教会の修道院や学校、孤児院や児童養護施設が多々あって、カトリックのシスターや信者さんは、本当に純粋で人間として尊敬出来る人が多かったのです。
そういうこともあって、私は一時期、本気で洗礼を受けてカトリック教徒になろうかとまで考えたこともあったのですが・・
良かった~!
若気の至りで信者にならなくって!


だって、イタリアに来て以来、カトリックに対する見方がすっかり変わってしまったんです。
教会はお金の亡者だし、
イタリアの信者には狂信的な人が多いし、
心が全然広くないし、
慈愛なんてちっともない!


ずいぶん昔にも書いたのですが・・
私はカトリックの信者ではありませんし、夫は、多くのイタリア人と同様に、書類の上では完璧なカトリック信者ですが、信じていません。
けれども、息子が生まれた時にはカトリックの洗礼を受けさせ、また、10歳くらいの時にcomunioneという聖体拝領式も受けさせました。
それはイタリア社会の中で生きるにあたって、皆がすることを一人だけしてないことに彼がコンプレックスを感じないようにするためでした。
この国では、紙切れ1枚の証明書が大切な場面ということがよくありますからね・・
もちろん、そこから先の儀式は自分の意思になりますから、カトリック信者になるのもならないも彼の勝手です。

ところが、この、息子の洗礼に関しては、教会側とひと悶着あったんです。

洗礼の申し込みの時に、夫が黙っていればいいものを、わざわざバカ正直に、parroco(教会の主任司祭)に、「自分は信じてないけど、息子には洗礼を受けさせておきたい」と言ったものだから、大変なことに・・

この司祭さん、稀にみる、他を全く受け入れない狂信的な方だったんです。
心の広い聖職者もいるようですが、この神父さんは本当にひどかった・・
信者でもない者の子どもの洗礼などしないと断られたのです。

私、憎しみのこもった目で、「日本でカトリック教会が学校教育に力を注いでいるのは、日本人を改心させるためだ。我々は戦っているんだ!長い長い戦争だ!」とまで言われました・・
唖然呆然・・

まぁ数々の難題を突きつけられ、それをクリアーして、最終的には無事に息子の洗礼式を行うことが出来たのですが、その時も・・。

教会での儀式の途中、乳飲み子だった息子を抱っこしていた私から、息子を取り上げたんです。
「異教徒の母親に抱っこされた赤ちゃんに洗礼は出来ない」と言って!
そして、書類上はカトリック教徒の夫に抱っこさせたんです。

なんだかね~
正直、私は思いましたよ~
こんな狭い心で、よく「隣人を愛せ」だの「殴られたら、もう一方の頬も差し出しなさい」とか、説けるなぁって!
嘘ばっかり!
偽善じゃないですか!

そして、その教会の洗礼記録に、わざわざ注意事項として、「母親が日本人で仏教徒」と記載されたのでした。
私、別に仏教徒じゃないんですけど~

ちなみに、日本では信者さんではなくても教会で結婚式を挙げることが出来ますが、イタリアでは信者でないと教会では結婚出来ません。

私自身は、どのような宗教にも、またそれを信じている人にも、敬意を払いますけど、清らかな心でキリスト教を純粋に信じるのは、本場のイタリアではなく、海外の僻地で奉仕活動をする聖職者とか、海外の信者さんたちなのでは!?という気がしました。

イタリアでは、トホホ・・と思うようなことがけっこう起こるのです。
神父による未成年の少年たちへの性的暴行は非常に多いですし、シスターも万引きしますしね。
ただ、海外、特に第三世界から来た聖職者には純粋で良い人が多いような気がします。

ちなみに、私の義理の母は熱心なカトリック教徒でしたが、異教徒(?)の私を改心させようなどとは思ったことはありませんでしたし、優しい人でした。
でも、夫も義理の姉もカトリックを全然信じていませんけど。

カトリック教徒でもないのに、何故かロザリオを買ってしまう私~
仏教や神道の教えの方が私にはずっとずっと近いんですけどね・・
ちなみに、実家の宗派は浄土真宗ですが、特に宗教を信じているというわけではなく、一般の日本人と同じような捉え方をしていると思います。

もし、このブログを読んでいらっしゃる方の中でカトリック信者の方がいて、気を悪くされたとしたらごめんなさい。
信じる方々を非難しているわけではなく、私が実際に経験して感じたことを素直な気持ちで綴っただけです。


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by mayumi-roma | 2012-05-17 06:42 | ひとりごと、考えること

ローマ在住32年♪永遠の都からお伝えする私(上野真弓)の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・
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