読書の秋・・
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ローマの空気が急に変わりました・・
日差しが少し優しくなった感じです。

いよいよ本格的な秋の到来でしょうか?

せっかくの土曜日でしたが、今日は一日中寝椅子の上で読書していたmayumiです。
日本人学校にも昨日の不用品は持っていけませんでした・・
出血多量で、ものすごい貧血状態に陥ってしまったのです。
(男性の方で読んでくださる方、レディース・トークでごめんなさい)

こういう時は一切の家事も免除になるし、PCに向かう気力もなくなるので、読書です!
本日は、「ギリシャ悲劇」!

私は、小学生の頃に、トロイヤやミケーネの遺跡を発掘したハインリッヒ・シュリーマンの伝記を読んで以来の古代ギリシャ・ファンなのです。
大好きなギリシャ!
古代ギリシャに関することなら、昔から何でも読んでいました。
夢見る少女だった私は、もちろんギリシャ神話も大好きで、こちらもかなり読んでいます。

ギリシャへは、もうずいぶん前ですが、3週間ほど夏のバカンスで訪れたことがあります。
ギリシャ本土からクレタ島、サントリーニ島・・
古代文明を求めて、神話の世界を求めて、くまなく回りました。
サントリーニ島は火山島で、地震で沈んだアトランティス大陸の残りだと言われていますが、確かにそうとしか思えない不思議な、高度な古代文明の遺跡がありました。

ギリシャは、私の抱いていたイメージを少しも壊すことなく、そこにありました。
そして、私は、確かに見た気がします。
スニオン岬でポセイドンが海の底から現れるのを・・
デルフィの山にアポロンが降りてくるのを・・

デジカメの時代でなかったのが残念です。
当時の写真は全部アナログですから、あの神々が息づく素晴らしいギリシャの風土をご紹介できないのが残念です。


話がそれましたが、ギリシャ悲劇です。
ギリシャの神々は非常に人間的なのです。
人間を超越した存在ではなく、善も悪も愛も嫉妬も憎しみも復讐も、実に生々しいのです。

「運命とは何か?」
「人間であることとはどういうことなのか?」

どうにも解決のつかない人類永遠の課題を、ギリシャ神話とギリシャ悲劇が問いかけます。
もちろん、答えは出ない物語です。
過酷な運命に立ち向かう人間の崇高さ、悲惨な運命に耐える人間の苦悩、

正しく怖れることが大切だと説いたプラトン。
怖れの中では冷静でいることが必要だと説いたアリストテレス。
この地に、偉大な思想家が生まれたのも納得できます。

そして、古代から現在まで、ちっとも人間は変わってないのだと思い知らされます。
でも、私は、そんな悲劇の物語の中にも「希望」を見い出すことが出来るのです。
「希望」という言葉は凡庸ですが大切な言葉です。
混迷する時代だからこそ、この言葉を忘れてはいけないのだと思うのです。




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by mayumi-roma | 2011-09-18 05:59 | ひとりごと、考えること

ローマ在住32年♪永遠の都からお伝えする私(上野真弓)の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・
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