イタリアの被災者支援・・(苦笑)
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イタリアのパスタ♪
あとで、なぜこの写真を出したか分かります~



(2011年7月7日01時04分 読売新聞)
 イタリアの政府や企業が、福島第一原発事故で避難生活を送る日本人の母子をローマに無料招待し、最長3か月間の滞在を楽しんでもらう支援事業に取り組んでいる。最初の2家族計4人が現地入りした。
 イタリア滞在を通じ、被災者に心身を休めてもらうのが狙い。交通費や宿泊費、食事代が全額無料となる。イタリア政府が福島県などで希望者を募り、申込者70家族のうち、同原発から30キロ以内に住んでいた9家族27人を招待した。
 資金集めでは、ミラノの投資会社アドバンテージ・フィナンシャル社が「誠実で一生懸命な日本人を尊敬していた。ぜひ力になりたい」(フランチェスコ・コンフォルティ社長)と10万ユーロ(約1150万円)を寄付。イタリアの航空、ホテル各社も協力した。
 4歳の息子と1日にローマ入りした福島県浜通りの主婦(42)は「イタリアの人々の優しさを実感した。ローマでお菓子の作り方を習い、帰国後、被災地の子供たちに味わってもらうつもりです」と語った。招待者の大半は、今月中旬以降に現地入りする。
 (ローマ 末続哲也)




という記事が出ました~♪
この話、実は、私が春に日本へ帰国した際に、ENIT(イタリア政府観光局)@東京の友人から聞いていたんです。
それで、二人で、「きっと誰も応募しないよね~。言葉も分からないところに避難なんてしたくないよね~」なんて、話していたんですけど・・
そして、それは、ENIT@東京のHP内ブログにも、こんな風に掲載されていました。



「Italian Friends for Japan 福島原発被災者支援プロジェクト」
“Italian Friends for Japan(日本のためのイタリア人の友達)”は、福島原発事故で被災された母子の方々を対象として、イタリア観光省協力のもと、イタリア政府観光局(ENIT)が、アドヴァンテージ・フィナンシャル社Advantage Financialより提供された拠出金10万ユーロを当初資金として、国や賛同するイタリア観光業界各社・団体との連携をとり実現していく援助プロジェクトです。 4月15日にイタリアで発足記者会見が開催され、日本では5月に福島の新聞に掲載されて以来予想以上のお問い合わせをいただいています。
支援内容は日本・イタリア往復航空券と、最長3カ月までのホテルでの食事及び宿泊費の無料提供で、飛行機やホテルはイタリア側で手配します。(ツアーではなくあくまで個人の長期滞在となります。)
当プロジェクトの予算内で渡航いただける人数には限りがあります。一人でも多くの母子の方々をイタリアにお迎えすべく努力してまいりますが、 想定していた数を何倍も上回る数のお申込みをすでにいただいており、原発近隣に自宅があり退避生活を余儀なくされいる方々や、より原発に近い地域にお住まいで乳幼児をかかえる母子の方々を優先とさせていただいておりますのでどうぞご了承いただきますようお願い申し上げます。
イタリア滞在により、被災者の皆様が不安やストレスから少しでもリフレッシュしていただけることを願っています。


その後の報告によると、4月下旬に福島県地元新聞各紙やウェブで記事が掲載され、受付窓口のイタリア政府観光局東京支局には、福島県原発近隣エリアの方々より、予想を大きく上回る196名(70家族)の申し込みがあったそうです。最終的に、お申込み頂いた方の中から、福島原発から30km圏内の南相馬市、浪江町、楢葉町、広野町に自宅があり、現在福島県内外で避難生活を余儀なくされている20数名の方々を優先したそうです。



アイデア自体は、非常にイタリアらしくて良いと思うのです。
イタリア人は、小心者だけど、根っこの部分では暖かい人が多いので、この機会にイタリアでのんびり出来る機会を得ることが出来た被災者の皆さまは、別世界のイタリアで疲れを癒して頂きたいと思います。
関係者がああでもない、こうでもないと、色々な行事を入れることだけは、絶対に避けて頂きたいです。
でないと何のための保養か分からなくなってしまいますから・・
でも、きっと日本食が恋しくなるだろうな~



私のイタリアに対する気持ちというのは、実に複雑でありまして~
長く暮らしているから愛着もありますし、日本の皆様がイタリアを好きと仰って下さるのは、素直に嬉しくなります。
個々のイタリア人には何の恨みもありませんし、多くの問題を抱えた国ではあるけれど、魅力的な国だとも思います。
悪いとこがいっぱいだけど、いいとこも少しはある・・
でも、観光で訪れるのと暮らすことは別問題なんですよね~
お話にならない!
骨を埋めるような覚悟は、無理、無理~~~

今回の上記の記事も、実際のところは、ミラノの一企業が寄付した10万ユーロが元になっているだけでありまして、それを、イタリア政府というよりは、ENIT@東京の日本人スタッフの方々が一生懸命動いた結果、このような暖かい話になったわけでありまして・・
確かにイタリア政府観光局は、イタリアの政府機関ではありますが、果たしてイタリア政府からの援助と言えるのか!?と疑問に思います。
正直、東日本大震災に対して、援助と言えるようなものは何もしていないイタリア政府であります。

イタリアも、民間人は日本支援の寄付とか様々な活動をしてくれているのですけどね~
ため息です~
私、日本に大震災が発生した時のイタリア人のパニックぶりとおバカっぷり、そして、何の援助もしなかったイタリアという国に心の底から失望したんですよ・・
かなり根に持っているんです。


ご存知でしょうか?
東日本大震災にあたって、
これまでにイタリア政府が支援した内容を・・

人的援助はこれだけ・・

3月16日
イタリアより6名の調査ミッションが到着。
東京都内で調査を行い、21日までに全員帰国。
(外務省のHPより)

これ、当時、イタリアのTVニュースでも、ダイレクトに行なった在日本イタリア大使への電話インタビューでも言ってました。
この6人のミッションって・・
東京のイタリア大使館敷地内の放射線量を図っただけなんですよ~
敷地内には大使公邸や職員の住宅もありますしね。

TVで、キャスターは明らかに高い放射線量を期待していて、
興奮した面持ちで、「ものすごく高いでしょう?」と大使に聞いたら、
「ローマの放射線量平常値の3分の1でした」と、涼し気に答えたイタリア大使!
このイタリア大使は、なかなかの人物です!
あ、ENIT@東京の局長さんも素晴らしい方ですよ。


物資の援助では・・
6月2日、
パスタを10トン、岩手県滝沢村へ送る
(外務省のHPより)
これだけです・・
寄付金は、ただの1ユーロもありません・・


イタリアに暮らす者として、
情けないというか、恥ずかしいというか、
それでもサミットの1員なのか~~~!って、感じです。
極貧の国でさえ、即、毛布を送ったり、なけなしのお金をはたいてくれたりしたのに・・
6月に入ってパスタだけって・・
いくら10トン送ったからって・・
それって、いくらなんでも・・




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by mayumi-roma | 2011-07-09 05:34 | ひとりごと、考えること

ローマ在住32年♪永遠の都からお伝えする私(上野真弓)の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・
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