狂犬とロリータコンプレックス

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イタリアのベルルスコーニ首相とリビアのカダフィ大佐




お昼どきにNHKのニュースナインを見てビックリ!
最近、予想もしてなかった所で地震が起きますね。
ニュージーランドで大地震だなんて~~!
かの地に留学したばかりの知り合いの子がいるんだけど、大丈夫かな~
ホームステイだと言ってたけど、まさか行方不明者の中に入ってないでしょうね。
どうか無事でありますように!
そして、犠牲者の冥福を心からお祈り致します。


それにしても、今回ほど、地理的問題を考えさせられたことはありませんでした。
ニュージーランドとオーストラリアは日本と同じ極東で、
お隣さん同士だということを改めて思い知りました。


だって、日本のニュースは約40分間に渡って地震報道をしていたのに、イタリアのTVニュースでこの件にさかれた時間は1,2分と言ったところ。
大きなニュースではあったけど、イタリアにとって、ヨーロッパにとって、目下の一大事はリビア問題なのです。

リビアはかつてのイタリアの植民地。
ベルルスコーニ首相とカダフィ大佐は、ついこの間まで、大変親しくしておりました(たぶん今も)!
カダフィ大佐の失脚は、ベルルスコーニ首相には大変都合が悪いというのが本音だと思います。
リビアには石油や天然ガスがあることから、ベルルスコーニ首相先導のもとに、多くのイタリア企業も進出しているのです。

そんなわけで、本来なら、一番の友好国であるイタリアサイドからのカダフィ大佐への説得工作が期待される中、我らがベルルスコーニ首相・・・
当然ですが、何もしていません。
EU諸国は呆れかえっている次第です。


かつてのカダフィ大佐は、欧米からは「狂犬」と呼ばれていたものの、
決して欧米に屈服しない強いリーダーのイメージを作り上げ、アラブの世界では絶大なカリスマ性で人気がありました。
でも、結局は、長い独裁政治が続くとロクなことはないということですね。
初めは革命家でも、支配する側になると私腹を肥やす。そして、その味を覚えると、今度はその地位を保つための強権政治が起きてくる。

民主化を求める市民を、低空飛行の爆撃機で殺戮だなんて・・
(それをやっちゃ、おしまいですね)
それでも、自分の生命の危険もかえりみず、なおデモを続ける国民。
国を変えようとするパワーを感じます。


かたや、未成年の少女との交際が有名なイタリア首相。
離婚した前婦人が最初に告発したように、彼のロリータコンプレックスは既に全ての国民の知るところ。
こんなスキャンダルが起きたら、普通、どこの国でも、辞任ですよね。
でも、権力にしがみつく者の性(さが)で絶対に辞任しない。
相変わらず、イタリアの大統領になるという野望を持ち続けているようで・・(汗)
この調子で未成年少女買春事件の裁判も上手く切り抜けるのでしょうね・・(トホホ)

野党とその支持者はもちろん大騒ぎをしていますが、
国民は総スカンというわけではない。
そこがイタリアらしいと言えばイタリアらしいところでもありますが。

TVのインタビューを見ると、
中年の男性が「羨ましい。自分だってお金があれば若い女の子と・・」と言ってました(汗)
中年のおばさんは、「誰にだって欠点はあるんだから、それには目をつぶるわ」と!


民主主義と自由を求めてデモを続けるリビアの国民のほうが、
ずっと勇気があって健全です。


ますます混迷する北アフリカの状況を見ながら、
かつて東ヨーロッパ諸国の民が次々に共産党の独裁政権にNOを突きつけていった時代を思い出しました。

それにしても、ついこの間まで大騒ぎだったエジプトにリビアの難民が押し寄せたり、本当に数週間前から考えると、世界は信じられないほどの大きなうねりの中にありますね。

リビアがこのまま内戦に突入していくのは間違いないでしょうし、リビアからの難民が旧宗主国イタリアにも押し寄せることは避けられないでしょう・・


色々と思うところはありますが、
そして、それを書きたい気持ちもあるのですが、

所詮は私も平和ボケ!
だって、何も出来ない私ですもの!


余りにも激しく大きなニュースが飛びかう今日この頃、
私のブログのスタイルではないのですが、ちょっとだけ、かたい記事を書いてみました。



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by mayumi-roma | 2011-02-23 07:35 | ひとりごと、考えること

ローマ在住33年♪永遠の都からお伝えする私(上野真弓)の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・


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