ペルージャ・核シェルターのあるおウチ♪
2010年 12月 29日
ペルージャでは、もっぱら、夫の幼馴染たちと一緒に楽しい時間を過ごしました♪
毎年、12月27日の夜に、義理の姉の家に10人くらい集まって「トンボラ」で遊ぶのが恒例なんです。
トンボラはビンゴゲームに少し似ています。
枡の中に数字がアトランダムに入ったスケーダを自分で選んで、その中に読み上げる数字があれば、小石やマメなので隠していって、一列に2つ数字が入ればアンボ、3つになればテルノ、4つでクァテルノ、5つでチンクィーナ、枡が全部埋まればトンボラです。
当たった時には元気よく大きな声を出さなければいけません!
恥ずかしがってはダメですよ~
可愛いお金を賭けるので(数字の入ったスケーダを1枚1、2ユーロで買うので、その売り上げ(?)を上記の当たりに配分して賞金にします)、かなり盛り上がるのです。
こちらは、夫の親友のマウリッツィオ宅♪
ペルージャのVilla(一軒家のお屋敷)が集まる高級住宅街PREPO(プレポ)地区に文字通り、広大なお邸を構えています。
ここは、リビングですが、クリスマスツリーの向こうに彼の書斎が・・
書斎の下の部分。
ここだけは、高い天井を生かして、上部に書き物をする机を置くスペースを作っています。
とはいえ、とにかく大きな家なので、こんな風にする必要もなかったのですけどね。
この家を買って改築する際に、マウリッツィオの弟が建築家で、彼に設計を任せたため、
はりきってやけに凝ったものにしたようです。
書斎の上部。
今ではほとんど使うこともないとか・・
こちらは、大勢の人(5,60人)を招いてパーティを開く時に使うダイニング。
普段家族が使うダイニングはキッチンの中に。
そして、8人くらいまでのお客さまの場合のダイニングは、リビングの隣にあります。
トレーニング&プレイングルーム♪
奥に見えるのはビリヤードの台。
さらにその奥のカーテンの向こうには巨大プロジェクターが設置されていて、文字通りのホームシアターになっています。
が・・・
年に2回くらいしか使わないそうで・・
冬だし、伺ったのが夜だったため、外から見た様子やプール、プール脇の別棟のアパートを紹介できないのが残念なんですが・・
この家の一番の見所は、なんといっても核シェルターなんです♪
ペルージャには1軒しかないでしょうね。
ここが、核シェルターの入り口のドア。
ものすごく分厚くて、ちょとやそっとじゃ開かない感じ!
ドアの全体像を収めたかったのだけど、大きすぎて全く入りません。
分厚いでしょう!?
こんな感じでドアを開けます。
シェルターの中は、「断捨離」とは全く無縁なシルヴァーナ(マウリッツィオの奥さん)がガラクタをたくさん置いているので、写真のUPは控えますが(笑)、かなり広いです。
日本で言うと、40畳から50畳は軽くありますね。いや、もっとかも・・
四方の壁の厚さが1メートルくらいあるそうで、もちろん、特殊な素材を使っているらしいです。
どうして、このようなものがあるのかと言うと・・
この家の前の持ち主がスイス人だったんです。
今では知りませんが、当時、スイスでは、国民が家を建てる際に核シェルターを作ることを義務化していたそうで、そのため、ついその習慣から、イタリアに家を建てる時にも核シェルターをつくったらしいです。
いつのまにか冷戦時代も終わり、東西の核戦争の脅威はなくなりましたが、
相変わらず混沌としている世界情勢・・
この先、どうなるのでしょうね。
でも、いくらなんでも、核シェルターが必要な時代はもう来ないと思いますが、甘いかしら!?
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by mayumi-roma
| 2010-12-29 09:54
| ペルージャ・その他の町