ご報告・・
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西新宿から都庁辺りの地下連絡通路です。
この地下道、大好きなんです。
大好きだった映画「MATRIX」を思い起こさせるような近未来的な雰囲気で・・



さて、本日、10月7日は、J大学の入学手続き締切日でした。

息子は、おかげさまで、K大学法学部政治学科と文学部、J大学文学部哲学科に合格していました。
W大学は、自信があったにもかかわらず、まさかの結果となったのですが・・。
そして、今月末には、W大学の政治経済学部のAO入試もあり、出願もしていましたが、さすがに、それはもう受けません。


イタリアの高校は5年間もあり、その勉強は、日本の高校のカリキュラムとは全く違って、受験のための勉強ではなく、幅広い知識をつけるために、非常にアカデミックで高度なことをやります。
見ていて、かなりハードで可哀相なくらいでした。

高校の最初の2年間は、普通に、中学の延長という授業なのですが、3年目からガラッと変わります。
たとえば、英語は英文学の授業になり、原書で英米の古典から近代文学を読みますし、イタリア語の古語とも言えるラテン語も、全ての学問の基本である哲学も残り3年間の必須科目です。
しかも、理系の高校でこれだけのことをやるのです。
文系になると古代ギリシャ語も必須科目になります・・(汗)

息子は、中学まで理数系が得意だったので理系に進んだのですが、初年度に当たった数学の先生が悪く、そのせいで数学が大嫌いになってしまいました。
それでも、ある時期まで、建築学部あるいは工学部を目指していたのです。
でも・・、多感な時期に子どもというものは変わるものですね。
ここ2年ほど、哲学や歴史が好きになり、完全に文転してしまいました。


去年の夏から、息子は、積極的に日本の大学のオープンキャンパスに通っていましたが、私学のトップ3校のうち、一番気に入ったのが、J大学の文学部哲学科だったのです。
現役の学生と語り合い、教授たちとも親しくなり、模擬授業を受け、研究室まで遊びに行くような関係を築いていました。

哲学というと、日本の皆さんにはなじみがない学問かもしれません。
でも、実は、欧米では、全ての学問の基本となるもので、その知識がないと上には上がれないのです。
ある一定のレベル以上の方々とお話する時、哲学の知識がないと、知識人あるいは中流(欧米での中流という意味です)以上の人種とは見なされないのです。
非常に重要な位置を占める学問なのです。

J大学の哲学科は、私学の中ではトップとも言えるレベル(K大学よりW大学より)で、数年前に残念ながら退官されましたが、ドイツの哲学者ハイデッガーの孫弟子、リーゼンフーバー教授が教鞭をとっていたことでも有名です。

素晴らしい授業内容と優しい教授陣、少人数教育のJ大学。
息子が「ここで学びたい」と思うのは無理もないことで、私は応援していました。

K大学の文学部に合格したこと自体は、全く問題ではなく、K大文学部とJ大文学部なら、J大という選択でした。W大はまさかの結果となりましたが、こちらもW大とJ大なら、J大という選択は出来上がっていたのです。
問題は、K大学の法学部政治学科に合格したことです。

息子の夢は国際ジャーナリストになることで、哲学の勉強が好きだと言っても、大学院に行って研究者の道を進むというような気持ちはなく、あくまで、好きな哲学を勉強しながら、物事を深く考え、洞察、分析しながら論理的能力と表現力を高めて、ジャーナリズムの道に進みたいと考えていたのです。

というわけで、K大学法学部政治学科に行くか、J大学文学部哲学科に行くか、
非常に迷ってしまったわけです。
まさに、答えが出ない難しい人生の選択です。

私は、たぶん息子はJ大学の哲学科に行くのだろうな~と思っていましたが、
手続きの締め切り日(今日)の前日(昨日)の夜になっても、答えが出ず、あげくの果てには「両方の大学にお金を振り込んで~」と言う始末で、昨日の夜遅く、まだ結論が出ないようだったので、とりあえずJ大学とK大学の手続き書類だけは書かせました。

両方ともに行きたい・・
一日おきに通えないか・・と言い出す始末で。


そして、苦悩の末に、今朝、息子が出した結論は、K大学法学部政治学科でした。

4年間、楽しい学生生活が送れるのはJ大学だと思ったようです。
でも、J大学では、学科(息子の場合は哲学)の勉強を中心に学ぶので、他の勉強をすることが出来ない。
また、大学で1年の海外留学を考えている息子は、哲学科に行くと自分の好きなカント以降のドイツ哲学を専門に取るから必然的にドイツ留学になってしまう。出来れば英語圏の国で、哲学ではない他の勉強をしたいとも考えたようです。
そして、政治学科の勉強は必ずしも哲学と無縁ではなく、それどころか大きく関連しているわけで、必修科目の政治思想史などは、完全に哲学者のオンパレードですし、授業だけではなく、ゼミにも、西洋哲学をベースにしたものやEU研究もあり、さらにはマスメディア考もあります。
それに、一般教養で哲学の授業もとれるということ。


私には、意外にも思える息子の結論だったのですが・・
勉強が大変そうで、ついていけるか心配ですが・・


皆様にはご心配をおかけしましたが、
とりあえず、息子が自分で結論を出しました。




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by mayumi-roma | 2010-10-07 18:42 | 息子・私・家族のこと

ローマ在住32年♪永遠の都からお伝えする私(上野真弓)の日々の暮らしや考えること。そして大好きな美術について・・
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